【在仏5年以上の経験者が語る】フランスに海外移住する19ものメリット!

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

フランスに移住して5年以上経過した経験者の視点で、フランスに海外移住する19ものメリットについて列挙してみます。

  1. 一般的なメリット
  2. 特にお子さんのいる家庭向けメリット

に分けて列挙してみますね。長いけどついてきてくださいね!

 

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1 フランス移住 一般的なメリット

乾燥した気候→家事がとても楽になる!

主婦の方でしたらすぐにこの恩恵に浴することができます。

日々の家事が日本より格段に楽になりました。フランスでは、乾燥した気候により、

  • 洗濯物が乾くのが早い
  • 綿ぼこりをほとんど見かけない
  • 食品にカビが生えにくい

のです。また、

  • 食洗機を使うのが当たり前

なので、食洗機なんて贅沢、といった罪悪感を持たずに食洗機に食器を洗ってもらえるので楽です。

さらに、お掃除ロボットで掃除してもらえば、日々の家事労働が更に楽になります。

今年買って良かった!と思う家電 合理的なフランスで家事を合理化

2018.12.25

 

節約精神が身につく→質素な生活になる→お金節約

フランス人的な節約精神という名のケチ精神が身につき、全体的に質素な生活になってきました。

フランスで生活していると、ケチになるよね

2017.04.23

お金を払って美味しいものを食べたり、楽しい思いをできるのは当たり前。

いかにお金を払わずに楽しむか。この命題に挑むのがフランス流です。

高価なものを持つ必要がない→お金節約

日本のように治安がよくないので、基本的に高価なものは持ち歩きません。

ブランド物など買わなくなるので、余計なお金がかからなくなりました。

 

人目を気にせずに済む→服など頻繁に変えなくても平気→お金節約

フランスは移民国家。様々なタイプの人が混在しているので、見かけも様々。みんな違って、それが当たり前

これを持っていなくてはダサいって馬鹿にされるかも、とか、流行おくれではかっこ悪い、などといった人目を気にするような気分がなくなってきます。

言い換えれば、同調圧力が弱すぎるのです。

また、見かけを気にして頻繁に洋服を変えなくてはならない、ということもありません。基本的にフランス人も毎日同じような格好をしていますし。

身ぎれいにして、こざっぱりとしていれば十分と思います。

習い事が豊富・日本に比べて安価→様々な体験ができる→人生が豊かに

芸術系はもちろん、特にスポーツは大人にも子供にも人気です。

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2017.09.29

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2017.10.02

アートが身近→生活が豊かに

第一日曜日に美術館が入場無料になることをはじめ、年間を通じて何らかの無料イベントやコンサートがあちこちで開催されています。

無料の場合、質は様々ですが、選べば内容の良いものに接することができます。

日常の流れの中でこのような時間を持つことによって、生活を豊かに感じさせてくれます。

休みが適度に入る→生活にメリハリが生まれる→人生がより豊かに感じられる

このブログでも何度か書いていますが、緊張と弛緩を繰り返すそのリズム感に慣れると生活全体にメリハリが生まれます。

フランスに移住して良かったな〜としみじみ思うのは緊張と弛緩を繰り返すリズム感!

2018.12.26

「あと1週間でバカンスが来るから、それまで頑張ろう!」と、頑張る目処が立つので頑張りやすいです。

反対に、バカンス中は仕事のことなど考えずに休むことに集中します。

こういったリズムを繰り返すことによって、生活の流れにメリハリがついて、人生がより豊かになったような気がしてきます。

 

湿度が低く、夏でも虫が少ない→戸外での活動を楽しめる!

日本では戸外の活動には虫除けが必須ですが、フランスは北海道くらいの高緯度なので、虫が少ないです。

だから、虫除けなしで快適に過ごせます。

庭付きの戸建てだけではなく、テラスや広めのベランダのあるアパートでも、夏はベランダに椅子を出して外のカラッとした気候を楽しむことができます。

夏の間は我が家も毎晩のように夕涼みをしますが、空気がさらりとしていて蚊がいないので本当に快適。

こんな時、フランス万歳ー!って思います。

アパートのスペックに分譲と賃貸の差がない→賃貸でも高スペック→生活の質向上

日本では頻繁に「賃貸vs持ち家 どちらがお得か!?」という議論があります。

固定資産税や住宅ローンの金利などを払っても資産価値の下がる住宅(上物)を購入するほうが損だ!

いやいや、賃貸で家賃を払い続けても自分のものにはならないからその方が損だ!と。

どちらも一長一短でなかなか決着はつきませんが、結局のところ、賃貸をやめて持ち家派に乗り換える理由の一つに、日本では分譲マンションや戸建と賃貸マンション・アパートにスペックの差がありすぎるということが挙げられます。

賃貸だと作りが安っぽくて狭いし、しっかりした作りの住居に住んで落ち着いた生活をするにはやはり購入するしかないわね、ってなるのが一般的です。

しかし、フランスでは、集合住宅はただ単に集合住宅であって、そこに購入して入居する人と、投資目的で保有しているオーナーから賃貸の形で入居した人が混在しています。

言い換えると、日本のように、賃貸マンション・アパートで暮らすことを選ぶなら、ほとんどの場合、賃貸専用に建てられた安物の低スペックの住居でしか生活できない、ということはフランスではありません。

つまり、フランスでは良い賃貸物件に当たれば、購入せずとも賃貸価格で高スペックのアパートに住むことができます

考えようによっては、とてもお得ですし、何よりも、即生活の質を上げることにつながります

フランスでは物件の価値が下がりにくい(むしろ上昇する場合も)と言われているので、日本に比べると若いうちから購入する人が多いと思います。

しかし、気に入った賃貸に長い間住み続けているフランス人も少なからずいます。

仕事上の都合もありますし、ただ単に気に入って引っ越したくない、という理由です。フランスでも購入すれば隣人リスクから逃れることはできません。気に入った場所を確保する、というのも、静かに暮らす上で重要なファクターなのです。

 

合理的精神が身につく→やるべきことが明確になる→目的の達成に集中・人生の充実感

何でも合理的に考える癖のあるフランス人に合わせていると、自分も合理的精神が身についてきました。

フランス移住は時間もお金もエネルギーも合理的に使うのが好きな人に向いている!何でも合理的に考えればフランス的になるよ。

2017.10.05

無駄なことは切り捨て、力を入れるべきところにエネルギーを投入する。

別の言い方をすると、生産性が上がる、というのでしょうか。

人間関係だって合理的です。

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2017.10.08

このように生活しているうちに、やるべきことが明確になってきました

二つの人生を歩んでいるような気分がする→人生の充実感を得られる

一年に一度のペースで日本に一時帰国をしています。

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2016.11.20

最初のうちは、ただの一時帰国と感じていました。日本で美味しいものをたくさん食べよう、友達に会おう、とか。

しかし、何度も繰り返すうちに、フランスと日本の両方の生活をしているような感覚に陥って来ました。あちらにもこちらにも私の人生がある、って。

これは不思議な感覚です。

周辺国へ簡単に旅行できる→気晴らし・見聞を広める→充実感

フランスからは車で簡単に周辺国へ旅行ができます。ヨーロッパでは日本では知られていないような格安航空も飛んでいます。

隣の国でも言葉が違い、気候や食事も違います。このような体験を気軽にできるのはヨーロッパならでは。アメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった国土が広かったり島国だったりする国への移住には無い点です。

フランス語の基準を満たしていれば大学院に入れる→上級ディプロム取得・キャリアチェンジ

フランスの大学は登録料のみで基本無料なので、やる気とフランス語の基準さえ満たしていれば再度学問をすることも可能です。

 

希少価値→日本で羨ましがられる

日本に住む日本人は、フランスに好印象を持っている方がとても多いです。

それに、英語圏に比べて、フランス移住は数が少ないです。

だから、フランスに住んでいるというと羨ましがられて話がはずむ場合があります。

まあ、羨ましがられるなんてどうでもいいですけどね。

 

2 フランス移住 特に子供のいる家庭向けのメリットとは

子供の教育が基本無料になった

これは家計に大助かりです。

「大学に入るまでにお金貯めなきゃ!」っていうプレッシャーがありません。

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2016.11.24

また、思い切った家族計画が可能です。

どういうことかというと、知人には40代や50代になってから新たに子供をもうけるひともいます。

日本だったら、「自分が定年するまでに子供が大学を卒業できない!教育費を用意できないかも!」と心配ですから、思い切った家族計画は難しいです。

しかしフランスでは、教育費の心配がないので、いつ子供が増えてもお金の面で慌てないのです!

子供の友達には8人兄弟とか10人兄弟もいます。

このようにして子供の数が増えていくのでしょうね。

 

長時間保育・役員義務なし・宿題なし→いきなり子育てが楽になる!

特に小さいお子さんがいるお母さんは、すぐに長時間保育のメリットを感じられるでしょう。

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2017.09.10

フランスでは、子供を預けるということに罪悪感を持つ必要がありません

しかも働いている人が多いので長時間保育が基本。公立幼稚園でも、朝8時半から夕方6時ごろまで預けられます。

また、フランスの幼稚園や小学校では、役員は移民などが知らない間に決まっていて、あとは信任投票するだけですから、役員決めのプレッシャーもありません。

行事や宿題もないですから、親の負担も最小限ですみます。

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2017.09.15

 

子供がバイリンガルになる トリリンガルやそれ以上も目指せるかも

家庭では日本語を使う状況でフランスで5年以上も過ごしているので、うちの子供は、日本語とフランス語を両方上手に使います。

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2016.11.23

学校でも全く問題ありません。

中学1年生からは英語の授業が本格的に始まります。

フランスではバカンス中に近隣諸国に英語の勉強をし行くプログラムがたくさんありますから、そのようなプログラムを利用しながら勉強していれば、英語も上手にになるでしょう。

中学2年生になれば第二外国語も始まります。そちらも頑張れば、日日家庭のお子さんは4ヶ国語話者になる可能性もあります。

日本的同調圧力がない→家庭内では理想の子育てができる

我が家では、

  1. テレビを見ない
  2. タブレットで動画を見るのは週2時間まで 親が何を見るのかチェックする
  3. タブレットを子供が勝手に操作しない
  4. ゲームもスマホも持たせない
  5. 日本語の勉強をする

など、我が家なりのルールがあります。

こんな些細なことでも、同調圧力のきつい日本で実行するのは難しいと思います。

フランスで育っている子供は、様々な人種や宗教の子供たちと日々接しているせいで、人はそれぞれ違うとことや、それぞれの家庭に違いがあるということを理解しています。

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2019.06.05

ですから、「なんでうちばっかりこういうルールがあるの?誰ちゃんちはテレビも見ているし日本語の勉強なんてしてないよ!何で私ばっかり!」という文句は出てきません。

よそはよそ、うちはうち。

子供の友達も、「どうしてテレビ見ないの?テレビがないのなんて変わっているよね!貧乏なの?」などと、「テレビが無いとか見ないって普通じゃ無いのかな?」と子供が思ってしまうような質問をしてくる子はいません。

家庭学習も、我が家のペースで進めることができます。

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2017.09.25

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2017.09.26

まとめ

以上に挙げたメリットを端的にまとめてみましょう。

  • 様々な習い事、有料無料各種のアートイベントを取り入れた充実した生活をおくれる
  • 人目を気にせず、高価なものを持ち歩かずといった質素な生活により、お金に余裕がでてくる
  • 快適な住宅に暮らし、特に夏はテラスでのアペロや夕涼みを虫のいない快適環境で楽しむ
  • 日本よりも楽に家事も子育ても済ませることができる
  • 教育資金を貯めるという大命題から解放される
  • 子供がバイリンガルやトリリンガルになる
  • 同調圧力から解放されて、家庭内では親の理想的な子育てが可能
  • 日本とフランスの二つの人生を送っているような気分による充足感
  • たまには周辺国へふらっと旅行して
  • 日本に行けば羨ましがられる(こんなことはどうでもいいのですが)

 

最後のは蛇足にしても、フランス移住にはこんなにも人生をより充実したものにする可能性のあるメリットがありますね。

一行でまとめると、

生活を楽しみながら同調圧力を免れて自分のやるべきことをに集中してより充実した人生を送ることができる

ということに尽きると思います。

A bientôt!

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。