【結論】フランス教育移住の最大の利点は学費のことを考えなくてよいこと

Bonjour à tous! 渋柿@franceponaiseです。

そろそろこのブログに書くこともなくなってきましたので、本音を出していこうと思います。

インフレに円安。日本からの海外移住や留学が急に難易度の高いものになったような気がします。

なんだかんだと不便を強いられるフランス生活ではありますが、最大の利点は、学費がかからないことです。

長いことフランスで子育てをしてみて、でた結論がこれです。もう、間違いない。

スーパーで買い物するたびにインフレを感じますが、来年もその次も学費を用意しなくても良い、というのは、精神衛生上とても良い、と今更ながら実感しています。

日本で暮らしていた日仏カップルの方が、お子さんが幼稚園や小学校低学年のうちにフランスに引っ越すケースが散見されます。ほとんどの場合、本音は子供の学費のことです。フランスでなら、4人でも5人でも、よほど勉強が不得手でなければ、生まれた数だけ大学に進ませることができます。教育費が無料ですから。

だから、フランス語ができないことや生活上の不便を受け入れてでも、学費無料には大きなメリットがあります。

日本でもフランスでも、大学を卒業してしまえば、どちらも「学士」ですから、無料で学士を取れるに越したことはありませんしね。

音楽も日本に比べれば無料同然の学費でたくさん勉強することができます。ですから、向学心のあるお子さんであれば、フランスは合っていると思います。簡単に言うと、勉強するのにお金がかかりません。修士や博士に進学するにも躊躇しなくていいです。

反対に、日本ではFラン大学にしか行けそうにない、というお子さんでも、Fラン大学に学費を払うのはもったいなくても、フランスであれば学費無料ですから。

しかし、問題は、そもそもフランス語ができないとどうにもならないことと、子供が小さいうちは学級崩壊しているようなクラスで毎日過ごさなくてはならないことです。

フランス語で問題なく勉強できるようになるためには、なるべく低年齢のうちにフランス入りする必要があります。しかし、幼稚園や小学校、特に中学は勉強ができる子もできない子も一緒くたのクラスに入れられてしまうので、長い年月を騒がしく、学級崩壊したようなクラスの中で過ごさなくてはならなくなります。

これが最大のジレンマ。

うちの子供も、特に小学校低学年のうちは、クラス全体が一部の騒がしい生徒との連帯責任を取らされて、悔しくて泣いて帰ってきたこともありました。

フランスのクズ男もそうですが、問題児も日本の比ではありません。

しかも、日本の学校で習う範囲に比べると、少ししか教わってきません。塾に行く習慣もありませんから、学校の勉強についていけなくなったらそこでおしまいです。親が勉強の面倒を見られれば良いのですが、そのような親御さんのお子さんはきっとよくできるでしょうから、この点では問題にはなりません。

わざわざフランスに移住して来たのだから、成果をあげたい、大学はなるべく専門性をもった専攻に進んでほしい、という場合には、このような学校生活における不遇の長い時期を親子ともども乗り越えられるかどうか、が肝要です。そのため、最近では厳し目の私立に人気があります。

なるべく生活態度の悪い生徒とは関わらせたくない、という親の願いは日本もフランスも同じです。

A bientôt!

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この記事を書いた人

子供が小さい時にフランスに教育目的で移住。やっと子育てほぼ終了。子供が大きくなった今では渡仏当初の興奮もすっかり冷め、低空飛行の毎日。

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