コンセルバトワールの残念な先生

Bonjour à tous! 渋柿@franceponaiseです。

子供が通うコンセルバトワールには、さまざまなタイプの先生がいます。同じ楽器でも、先生が違うと指導方針が違います。

基本的に、自分の子供が入っているクラスのことしかわからないのですが、長年通っていると色々とわかってくることがあります。

例えば、フランス人あるあるで、全くやる気を失っているのに教授職に居座り続ける人もいます。このような先生は、他のクラスであってもなんとなく見分けがつくようになります。

横暴な先生や、全くやる気の無い先生については、運悪くその先生に当たってしまった生徒やその親から不評を聞きます。

厄介なのは、やっているふりをしている先生です。

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コンセルバトワールで子供の担当の先生が適切な指導ができているかどうかを知る方法|渋柿@『フランスふだ... コンセルバトワールの先生全てが良い先生というわけではありません。 コンセルバトワールの残念な先生 | フランス教育移住記 子供が通うコンセルバトワールには、...
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指導しているふりをして生徒をダメにする先生

うちの子供と同じ科に、生徒が全く育っていないクラスがあります。

そのクラスの先生は、指導しているように見せかけて、実は、自分の趣味のことに熱心で、生徒を育成していません。運悪く、そのクラスに入ってしまって残念なやめかたをしてしまった生徒や、他の先生が退職したのでクラスを移った生徒から残念な話を聞いて、実態がわかってきました。

特定の時代の曲しか生徒に与えない、生徒にグループ練習をさせてイベントに出させるのが好き、他のクラスから移ってきた生徒は全く可愛がらず、放置気味にする、上級の生徒(第3課程の生徒)が全くいない、5年目の第2課程の生徒(通常は3年目でテストを受ける)をテストで失敗させる、生徒にテストを何年も受けさせないで辞めていくのを待つ、他の先生のイベントに自分のクラスの生徒を大量出演させてイベントを乗っ取る、、、などなど

イベント大好きなので、周りから見ると「やっている感」が出ているのです。しかし、いくらクラス外とはいえ、音楽経験者の親からすると、指導していないのは明らかに見て取れます。

こういう先生はせっかく与えられたチャンスすらダメにする

この先生は、上層部から「生徒に適切な指導をしていない」ということがバレているようで、上層部から指導が入っている様子です。

今年、他校から転校してきた上級の生徒が、その先生のクラスに配属されました。そのクラスには上級の生徒が1人もいなかったにもかかわらず(先生が生徒を上級まで伸ばせられない、他のクラスから移ってきた上級の生徒も1年で他クラスに移ってしまう)、です。

詳しいことは書けませんが、その生徒を、適切に指導して一番上のクラスに入るためのテストに合格させるように、他の先生(より経験があって着実に生徒を育てている先生)が協力してその先生の再教育をしています。よほどのことだと思います。

もちろん、その生徒が先生の再教育のための材料になっているとは、本人や親は全く知りません。本人は、毎日何時間も頑張って練習しているようです。他の先生も、その先生のプライドを傷つけないように、サポートをしています。

しかし、残念なことに、やはりその先生はこの生徒もダメにしてしまう様子なのです。残念な話が飛び込んできました。

グループで演奏させることが好きなその先生は、その上級の生徒と、初級の終わりくらいのレベルの生徒を組ませてグループ練習させているとのこと。

上級の生徒にとっては、全くメリットがありません。もう一つ上のクラスに入るには、他にやるべきことがあるはずなのに、こんなことをしているなんて、話を聞いたとき、ゾッとしました。怒りすら覚えます。

そもそも、そのクラスに入った時から、レベルにあった適切な曲すら与えられていないのですよ。

うちの子供がそのクラスに入れられなくてよかった。

まとめ 変だと思ったら

子供がコンセルバトワールに入ったらそれで安心して送り迎えさえしていれば大丈夫、となる親が多いと思います。

自分の子供の先生が適切な指導をしているかどうか、変だなと思ったら、残念な結果になる前に先生を変えるという措置が必要かと思います。

この上級の転校生は、先生が適切な指導をしていないということに自分が気づくか、親が気づくかして、先生変更の申し出をしない限り、才能を詰まされることでしょう。転校前のコンセルバトワールでは適切な指導を受けられたので、上級まで腕を上げられたのだと思います。

尤も、趣味で習っているならどの先生でもいいと思いますが。

完全に教える気を失っていて、そのことを周りの人も周知していて、そのクラスにはなるべく生徒を回さないようにしている、そんな先生も見受けられますが、その方がよっぽどマシと思います。

今回、その先生にとっては適切な素材が回ってきたのですから、今後の指導のためにノウハウを学んだり、適切な指導で生徒を進級させられれば、周りからも認められると思うのですが。そのような気は無いようです。

自分の子には全く関係ないですが、生徒さんのことを考えると残念でなりません。

A bientôt!

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この記事を書いた人

フランスに教育目的で移住して10年超。子供が大きくなった今では渡仏当初の興奮もすっかり冷め、低空飛行の毎日。

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