Bonjour à tous! 渋柿@franceponaiseです。
海外へ移住して間がないときには、いつになったら子供はバイリンガルになるのだろう?と毎日毎日考え続けてしまいます。
しかし、子供というのは日に日に成長し、毎日のように幼稚園や学校に通っているのですから、よほど子供が現地に不適合を示さない限り、
3年もすればバイリンガルになってきます。
子供がバイリンガルになると、それが日常となり、あれほどまでに「自分の子供が外国語をペラペラ喋ってバイリンガルになったら、親としてどんな気分になるのだろうか?きっとめちゃくちゃ嬉しいに違いない!」と毎日妄想していたのが嘘のように
特になんとも思わなくなります。
自分でもびっくりですが、あまりに日常なので、本当になんとも思いません。
多様性に対する寛容性を身につける、というのも、数年もすれば身に付きます。
というわけで、3、4年もすれば、当初の目標をクリアしてしまいます。
ここからが、海外移住の意義との戦いです。
大きな目的を果たしてしまったので、もうこの国にい続ける意味を見出せなくなってきます。海外移住クライシスとでも名付けましょうか。我が家も一時期そんな気分に襲われました。
そこで、別の目的が必要となります。
例えば、別の外国語(第3カ国語目)を取得すること。これも、居住国によっては、日常かもしれません。
フランスに移住した我が家の場合は、子供が中学に入ってから英語を本格的に勉強し始めたので、第3カ国語目としての英語の取得も目的に入ってきました。
そして、音楽もやっているので、フランスの公的音楽学校システムで、音楽教育も堪能させてもらっています。こちらはまだまだこれからたくさん勉強させてもらえそうなので、長逗留のかなり高いモチベーションにもなっています。
そして、最終的にはフランスでバカロレアの取得です。IB(国際バカロレア)ではありません。本家本元のフランスのバカロレアです。
ここまでくれば、きっとやり切った!!!感を持って、海外教育移住の完了とすることができるような気がしています。
A bientôt!