日本の教育 早く進むのがそんなにいいの?

Bonjour à tous! 渋柿@franceponaiseです。

Twitterを眺めていたら、このような連投が流れてきました。同じような内容のツイートは、日本の教育熱心な方から流れてくることがよくあり、ふーん、と思いながら眺めていましたが、今日はなんか気になったのでここで取り上げてみます。

そんなに早く進むのがいいのですかね?

高校生が国際学会で何か発表したとしたら、高校生やその親界隈では「あのこすごい!」となるでしょう。しかし、その学会では、若い人が発表したからといって「すごい!」ってなるのでしょうか。

「すごい」「この人材、うちに欲しい!」となるには、若いかどうかではなくて、発表内容なのではないでしょうか。ついでに言えば、どの業界でもそうでしょうが、学位のあることと研究能力と人柄の良さではないでしょうか。

国際学会で発表するなら、マスターやドクターに進学してからで十分ではないですか?高校生が誰かに手伝ってもらいながら発表まとめたとしても、マスターやドクターに進学して、学位をとって、研究者としてすでに一人前にやっている人にどのくらい迫ることができるのでしょうか。どうせ高校生の内容はちょっとよく出来る高校生なりですよ。口頭ではなくてもポスター発表でも発表したことになるでしょ。

そのために英語が必要なのもわかりますが、その前にその分野に関する学力や学位が必要なのでは?

そのために、そんな若いうちからこういうことを頑張る必要あるかな?って思います。もちろん勉強するのは悪いことではないです。でも、その勉強って、マスターやドクターに行ってからやっても十分ではないですか?

何だか、目先のカッコ良さに囚われすぎているように感じます。勉強ってのは長く続けていくものなので、高校生の時点でそんな結果出さなくてもよくないですか?

高校生のうちに立派な発表ができたとしても、そういう仕事につかなかったら何になるのでしょうかね。内申書にかけるとか、就職の時のCVに書ける、ということなのでしょうか。

何が言いたいのかというと、後でも十分できることをなぜそんな早くに頑張ってやるのか?ということです。他に興味がない、高校生なりの研究をするのが自分の喜びであって他に何もいらない!ってならやればいいでしょうけど。本人も学校も親も「優秀だ!」というのを誇示するためにやっているのではないか?なんて穿った視点で見てしまいます。

日本にいると、親も子供もいちいちこういう情報に狼狽させられるのだろうと思います。このようにしゃかりきに頑張る高校生が多い中で、優秀な方に入るのは簡単なことではないです。

本当にこういう風潮には疑問だらけです。何を目指しているのかしら。

日本人は普通にしているだけで優秀なので、もっとリラックスして青春を楽しんだらいいのに、と思います。とはいえ、日本の受験構造がそうはさせないでしょう。3年おきに受験しなくてはならないし、このレールの上に乗っていると他の生徒と差別化するのは難しいですよ。この辺にとことん疑問を抱くと、子供が小さいうちから海外移住という選択肢が現実味を帯びてきます。

A bientôt!

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この記事を書いた人

子供が小さい時にフランスに教育目的で移住。やっと子育てほぼ終了。子供が大きくなった今では渡仏当初の興奮もすっかり冷め、低空飛行の毎日。

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