【海外移住とうつ】その18 うつ状態突入! 引越しの直前にご近所Aの正体がバレる!

Bonjour à tous! 渋柿です。

前記事 【海外移住とうつ】その17 うつ状態突入! 老害に囲まれて過ごしたうつ最悪期 からのつづきです。

一癖も二癖もある独居マダムに囲まれて生活していたある日のこと、独居マダムB(うちのすぐ隣の部屋)の生活パターンが変わりました。

今までは、朝8時過ぎに出勤し、夜7時ごろに帰ってきていました。壁や床が薄い物件だったので、知りたくなくても生活パターンがわかってしまいます。

そのマダムBが、毎日毎日家にいるようになったのです。最初はバカンスなのかとおもいましたが、2週間、1ヶ月、と、毎日家にいるようになりました。

推測でしかありませんが、退職したのだと思いました。見かけからしてそのくらいの年齢でしたから。

この状況で今後何年も暮らせるはずがない、と直感しました。これはもう、この場から逃げないとどうにもならない、これはまずい、引越しは大変だし私たちにはハードルが高い、とか言っていられないと思いました。

引越しすることを決意しました。夫は最初渋っていましたが。なんなのでしょうね男の人って、此の期に及んでも「引越しは大変だ」とかいって及び腰なんですよね。

それから物件を探し始め、着々と引越しの準備を始めました。引越しの日取りがきまると、段ボールに荷物を詰めたり、不用品をゴミ捨て場に捨てたり、不用品を引き取りに来る人が来たりして、バタバタし始めるので、ご近所さんにも引越しするということが伝わります。

あと1週間で引越し!となったある日の昼間のこと。私が自宅で作業を進めていると、マダムAとマダムBが、マダムBの部屋の前で話をしているのが聞こえてきました。壁が薄いので筒抜けです。何を話しているのかはわかりませんでしたが、その声が聞こえなくなってから、私が外出しようと玄関を開けると、大きめのゴミがうちの玄関前に置かれていました。そのゴミには、「こういうゴミは公共のゴミ捨場には捨てられません。ご自分でゴミ処理場に持って行ってください。そうでなければ処理のためのお金を請求します。役員より。」と書かれていました。

びっくり仰天しました。私が捨てたゴミではありませんでし、明らかに公共のゴミ捨て場に捨てられる類の燃えるゴミでしたから。役員というのはマダムAですから、さっき置いて行ったということがわかりました。

想像ですが、うちが引越しするということに感づいて、何かしてやりたい欲求を抑えきれなくなったのだと思います。思い返してみると、マダムAが大量の猫の毛を落としてうちのベランダを汚してくれても、大きな音を立てても、うちからは一言も苦情を言いませんでした。私は言いに行こうと思いましたが、夫は「そういうことはやめておけ、住みにくくなるから。自分が掃除するよ。」といって止めたからです。結局、掃除していたのは私でしたが。憶測でしかありませんが、苦情を言わなかったことが、逆に手応えがなくて不満だったのかもしれません。

もしくは、最後に一発決定的な嫌がらせをしてやろうと思ったのか、私たちへ対する不満を「私が捨ててはいけないゴミを捨てた」というふうにBを巻き込んででっち上げて具体的な形にしようとしたのかもしれません。真実はわかりませんが、マダムAは、うちの引越しを間際に暴走しました。いくら気に入らない移民に対しても、こんな仕打ちはしてはいけません。

私は震えがきたので、このゴミの写真をとって、同じ物件に家族で住んでいる、私と多少の付き合いがあって話のわかりそうなフランス人の奥さんに相談に行きました。今まで上から猫の毛やゴミを落とされてきたこと、上からの音が筒抜けで生活音がひどいということ、さっきは玄関前にゴミを置かれた状況について説明しました。

すると、その奥さんが激怒して、「マダムAに抗議しに行く!」と言い出しました。私も付いてきて!とのことだったので、マダムAの部屋まで2人で行きました。すぐに、ついていかなければよかったと後悔しました。2人の決闘を見せつけられたからです。

マダムAは平然とシラを切ります。「置いたのはマダムBじゃないかしら?」とか言いながら。上からの音が筒抜けなので、もっと静かに歩いてもらえないかということについては「そういうことはもっと早くいえばいいじゃない、言わない方が悪いのよ!」と。いかにもフランス人的回答です。猫の毛やらゴミを下に落としてきたことに関しては、「猫はもう死んだわよ、嘘だと思うなら部屋に入って探してみなさいよ!!!」と激怒しました。そして、「隣の物件から風に吹かれて飛んできたのじゃないかしら?」とか言い出しました。すごいな、この理論。この物件で、うちの上はお宅しかいないのですよ。

私は2人の決闘シーンを見て聞いていただけですが、2人ともエキサイトして怖かったです。どういう経緯か忘れましたがバトル終了となりました。マダムAは何も認めず、まあもっとも何か認めてもらおうとも思っていませんでしたし、何がわかったわけでもなく、ただただ嫌な気分になっただけでしたが、もうすぐ引っ越すので、もういいです、と思いながら部屋に帰るとすぐに呼び鈴がなりました。

マダムAでした。私が1人になったところを復讐しにきたのか!?と思って身構えてしまいました。Aは超ニコニコしながら「他に不満に思っていることはないかしら?」と私に聞いてきました。なんだ、復讐されるかとおもったよ、不気味だなと思いながら「他にはありません」とだけ答えました。「わかったわー!」とニコニコしながら帰って行きました。

マダムAには、その直後から再びドンドンと大きな音を立てられたりしたのでした。なんのためにわざわざ聞きにきたの?訳がわかりません 笑。わざとですか?

このように、Aは私たちの引越し直前に大暴走、そして人格異常が露呈。こんな人が真上に住んでいたなんて、不運としかいいようがありませんよね。

暇なジジイババアには要注意というのは世界共通ですね!

つづく。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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