【コンセルヴァトワール】発表会に行く時のマナーやコツは?

Bonjour à tous! 渋柿です。

自分の子供がコンセルヴァトワールでの発表会(audition)に出る、とか、友達の子供が出るのでお誘いを受けて興味があるから行ってみたい!というときのマナーというかコツについて解説します。

まあ、前回の記事【コンセルヴァトワール】フランスでの子供の演奏発表会と日本の発表会との違いを10挙げてみるにも書いたとおり、日本に比べればかなり気楽な会なのでマナーというほどのことはありませんが、私が気づいた範囲でまとめてみます。

目次

フランスのコンセルバトワールの発表会でのマナーやコツ

少し早めに行ってなるべく一番前をとりましょう(特にホールではない普通の教室のとき)

  • うるさい子供がいるから

残念ながら、小さい子供がずーっとしゃべっていて常に雑音が聞こえるという残念な状態の時がかなり頻繁にあります。

しかし、こういう子供連れは一番前にすわるということはほぼないので、一番前に座れば自分の子供の演奏もよく見えるし、後方の雑音も聞こえにくくなります。

毎回本当に残念に思いますが、演奏を聴くという姿勢がなっていない大人がいるので仕方ありません。こういう親は子供が喋ろうが雑音を出そうが決して注意をしませんし、連れ出すということもしません。

ついこの前も、うっかりギリギリの時間に到着して、一番後ろの席に座ったのです。案の定、まったくこの場が何なのか全く理解していない小さな子供がふたり、ひたすら喋り続けていました。

先日の発表会では、他の親たちが顔をしかめて視線をおくり、雰囲気が悪くなりましたよ。ヒヤヒヤします。これもいつもの通り。

去年の発表会では、見かねた他の親が口頭で注意をしました。それはそれでよかったですが、当の親と喧嘩になるのでは?と一瞬どきっとしましたよ。

子供の発表会を見にきただけなのに、公共交通機関や街中など人の多いところでありうるこの手のどっきり感は味わいたくなかったです。

  • 演奏中だというのに帰る生徒とその家族がいるから

また、自分の演奏が終わったら、次の人が演奏中でも構わずに人の前を通って帰る生徒とその家族もいます。

次の生徒の演奏中ですよ。しかも、最前列の前の演奏者の真ん前を突っ切ったり、観客席の間を通るものだから、前を通られる人は体をひねって通してあげなくてはなりません。

演奏者の真ん前を突っ切るなんて、ほんとうにどうかしていると思います。

しかし、一番前に座っておけば、演奏者の真ん前を突っ切る最悪の人たち以外は回避できますから、一番前をお勧めします。

前回の記事でも書いたとおり、コンセルバトワールの発表会は年間複数回あるので、すごく早く行って前を陣取るほど毎回気合が入っている訳ではありませんから、少しだけ早めに行って前の席を狙うのが良いと思います。

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言われなくても席を詰めてあげましょう

クラスの規模にもよりますが、人数の割に席が少なくて結構狭いことがあります。特に段差のあるホールではなくて単なる少し広めの教室で行われる時は、観客席が十分に無いことがあります。

だから、これから出演の生徒や遅めにきた家族が入り口付近に立ちっぱなしという事態になります。

こんなことは見ればすぐにわかるのですが、「詰めてくださいませんか」と聞かれなければ詰める必要がないと考えるのがフランス流。

先日も、途中で帰る人もいるし、中の方は空いている席が点在しているにも関わらず、全然詰めないので、入り口付近に人が溜まっていました。

空気を読まないってこういうことなんだな、っておもいました。

これから演奏する生徒も同じく、ずっと立ちんぼでした。

演奏者がずっと立ちっぱなしでは、余計な体力を奪われるだろうし、家族だって座ってゆっくりみたいと思いますよ。

もうちょっと自主的に(空気を読んでというのでしょうかね)詰めてあげたり、こっち空いてるよ、って教えてあげたら良いと思います。

飽きたら帰ってよし

途中で帰ったら招いてくれた友達にわるいかしら?って気をつかうことがあるかもしれません。

しかし、そんな気遣いは無用です。

見にきてくれただけでも上等ですからもともとそんな気遣いは無用ですし、何せ、演奏中にでも構わず前を突っ切って帰る人もいるのですから、帰るのは全く問題ありません。

せいぜい、退散するのは曲と曲の間にしてあげると良いでしょう。

見に行くといったのにドタキャンしたら悪いかな?という気遣いも無用

何かに誘われたとき、適当に「行けるかも」なんて答えておいて、行かないなんていうのは当たり前のフランス。

コンセルバトワールの発表会だけにかぎらず、無料で行われるいろいろなスペクタークル系に当てはまります。

ですから、「行けるといっておいて行かなかったら悪いかしら」なんていう気遣いは無用です。

誘った本人が覚えていないということもあります。

逆に、「次の発表会があるときは見に行きたいから日時を教えて」と言われていたので教えてあげたにも関わらず、教えて欲しいと言った本人が教えて欲しいと言ったことを忘れていて、日時を教えられて「え?」って感じで返事も曖昧、もちろん当日見に来る訳もない、ということは普通にあります。

自分が忘れたら無かったことになるのもフランス流です。ですから、日時を告げる方も、全然期待していないことがあります。

私の場合は、普段から他人が見にくることなど全く期待しておらず、聞かれたら言うけど、本当に見にきてくれたらびっくりしてしまいます。もちろん、嬉しいびっくりで、大きめに感謝の意を伝えてしまいます。

お花やプレゼントも無用

日本と違って年間複数回ある発表会ですから、お花を持ってくるお友達というのもほぼ見たことがありません。

ですから、誘われて興味があるからちょっと行ってみようかな、というときは、気楽に手ぶらで出かけたら良いと思います。

まとめ フランスって、

ほんとうに、いろんな人がいるな、と思います。

公共のマナーとか考えないのかな、と思います。こういうことを考えないためにも、一番前に座って余計なものは目にしない、考えないですむようにした方が良いと思います。

つまり、反応しないのが一番なので、反応する要素を減らすためにも、一番前に座るのがよいでしょう。

せめて子供の発表会くらい、心おだやかに見たいものです。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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