フランスの中学生は第一外国の英語と第二外国語を同時に学ぶ

Bonjour à tous! 渋柿@franceponaiseです。

世界標準語は英語。しかし我が家は非英語圏への移住ということで、子供の外国語習得に関してはもやもやとしたものがありました。

しかも、その非英語(我が家の場合はフランス語)の文法が複雑で難しいのです。うちの子供が現地の子供と同じように読み書きできるようになるのに3年はかかりました。

フランス語文法はやってもやってもおわりません。小学校には毎日フランス語を習いに行っているような感じでした。中学に入っても、フランス語の授業では文法が重視され、未だに習っていない動詞の時制もあります(学校では習っていないけど意味は分かるし使える)。

英語だったら、もっと楽だったのに(親もね)!!!せっかくフランス語ができるようになっても、世界標準語は英語なのにー。

と何度思ったかしれません。

目次

中学に入ると英語を習う

しかし、フランス教育移住も子供が中学に入るまで駒を進めてみると、違う風景が見えてきました。人生長いですから、英語は、大学卒業までにできるようになっていればいいのです。

中一から英語の授業が本格的に始まりました。フランス語で英語を習うので、日本語で英語を習うのよりもはるかに習得が早いのです。初めて、フランス語ができてよかったと思いました。

フランスの中学1年の英語の授業

英語の先生は授業中、基本的に英語で話し続けます。先生によると、1年生のうちは、英語の音やリズムに慣れてください、とのこと。

最初は、英語で自己紹介をしたとのこと。日本の中学1年でやるような、アルファベットをかけるようにする、というのはすっ飛ばします。

文法では、三単現のSの説明、疑問文にするときには主語と動詞を逆にする、等の基本的なことをフランス語のテキストで学びます。

週1回、英単語テスト(25単語)があります。

中学入学4ヶ月後の授業では、「mustを使って寄宿舎での規則を作成する」という宿題が出ていました。このバカンス前には、2時間にわたって『チャーリーとチョコレート工場』を英語吹替で見ました。これは以前、日本語で本を読んだことがあったので、英語吹替でも内容がわかったそうです。

日本の

子供の感想

現在形の活用について、英語は三単現のSだけ付ければいいのは、簡単だと言っています。先生が英語で言っていることはまだわからないけど、身振り素振りから類推する。

英単語テストについては、フランス語に酷似している単語もあれば、日本語から推測できるものもあり、特に難しくない、とのこと。

中学から第二外国語も始まります→4ヶ国語話者へ

うちの子供の中学は2年生からですが、中学1年生から第二外国語も始まる中学が多いです。

基本的に、第二外国語は、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の中から選びます。学校によっては、中国語やロシア語、アラブ語の選択肢もあります。

このように、フランスの中高生は、フランス語、英語、第二外国語のトリリンガルになります。我が家のような海外移住家庭の子供は、母国語(うちの場合は日本語)も加わりますから、4カ国語話者となるわけです。

まとめ 英語は大学卒業までにできるようになっていればよい

うちの子供は、日本語の次にフランス語を習得するという、英語教育の観点からすると大変な回り道をしました。しかし、英語と似ている言語を習得することによって、英語の学習が早くなると予想しています。

しかも、何度も失敗し恥をかきながらフランス語を習得した経験から、英語も失敗を恐れることなく、受験英語で読み書きしかできない親とは違って、実践で使える英語を身につけるでしょう。

国際人を育てるのは時間のかかることですね。それでも、海外教育移住はやりがいがあります。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。子供が中学に入り、教育移住もひと段落。日本人家族の目線でフランス海外移住や教育について情報発信してます。整理収納アドバイザー2級、ライフオーガナイザー2級認定。

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