フランスの小学校高学年の子供がフランス語の勉強でやっているautodictéeって何?

Bonjour à tous! 渋柿です。

フランスの小学校に通う子供が高学年になって来ると、「オートディクテ autodictée」という宿題が出るようになりました。

つまり「自動のディクテ(書き取り)」の意味です。

具体的にいうと、文章を丸ごと暗記して、その暗記した文章を一字一句覚えた通りに書き出す、という、フランス語のための訓練です。

この、オートディクテの宿題が毎週のように出題されるようになるのが、小学校高学年です。

大人になってからのフランス語学習にも役立つと思いますよ。

目次

オートディクテってどうやるの!?

まず、先生からフランス語の文章を指定されます。分量にして、複文単文入り混じった5文から8文程度(説明文の一節のような文章)です。

  1. この文章を、口で唱えながら覚えます。
  2. 同時に、全ての綴りも覚えます。文法は習っていなくても、全てを丸ごと覚えきります。
  3. そして、学校で一気に覚えたものを紙に書きつけます。このとき、先生が文章を読み上げることはしません。

要は、全部自分で覚えて、自分で再現するのです。

できない子はどうするの?

これって結構きついですよね。

子供によって得意不得意があります。

しかし、子供の担任のルールでは、苦手な子は、1文でも2文でもいいから、覚えられるところまで頑張れば良いことになっています。

問答不要の一律を課さないところが、フランスの小学校の良いところでもあります。

そもそもフランスに移住した外国人家族の子供にそんなことができるの?

小学一年生からフランスの小学校に通っているようなお子さんであれば、学力にもよるかもしれませんが、特に問題なくついていけます。

うちの子どもも、同じような境遇の家庭のお子さんも、小学校高学年ともなると、フランス語に関しては特に問題なくやっています。

しかし、フランスに来たばかりのお子さんや、3年以内のお子さんだときついかもしれません。

そういうときは、先生が加減してくれると思います。

子供のクラスでも、外国から来たばかりのお子さんには、フランス語の補習を受けさせたり、言語的ハンデのあるテストや活動は加減してもらっています。

まとめ フランス語習得には時間がかかる!

フランスの小学校でフランス語を習ってくる子供の様子をみていると、文法なんて不完全でもとにかく覚えて書いて喋って、分量をこなしながら身につけて行くのが、フランス語を身につけるスタイルだということがわかって来ました。

細かいことは気にしない、文法は習った項目からできるようにすればよい、アウトプットもインプットも大量に!バック(バカロレア)までに仕上がっていればよい!

という感じです。

日本語では、小さいうちから完璧を求めるので、大きな違いだと感じます。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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