Bonjour à tous! 渋柿です。
家庭学習の習慣をつけておくと、どこに海外移住しても困らなくなります。
日本語を忘れてしまう心配もなくなるし、現地校でも成果を上げることができます。
現代では「スタディサプリ」という神器があるので、ネット回線さえつながればどこでも学習することができるようになっています。
このスタディサプリでは、先生はすべて一流予備校・塾での豊富な指導実績があり、各教科・単元のコツを分かりやすく教えてくれるのですよ。
しかし、この「家庭学習の習慣をつける」って親の根気が問われます。小学生になれば勉強が始まりますから、まず、小学生入学当初から始める必要があります。
作戦はすでに始まっている!変な癖をつけていませんか?
でもそれまでの期間に、テレビをダラダラ見る癖やゲームを際限無くやる癖がついてしまっては、スタート地点にすら着くことができません。
そういう癖がついていれば、時間を喰われるし、楽しすぎるから断ち切ってまで勉強に意識を向けさせるのは困難だからです。
テレビ・ゲームなどの悪癖のついていない子供に比べたら、かなりのマイナスからのスタートです。
だから、「子供に家庭学習の習慣をつけさせる」作戦というのは、子供が小学校に入学するだいぶ前から始める必要があるということです。
どうやって家庭学習の習慣をつけさせるか
子供の意識を勉強へ向けやすくするには、どうしたらよいでしょうか。未就学のうちから知育玩具で遊ばせると良いでしょうか?
違います。例えば、
・・・と考えてみると、テレビやゲームを家庭の中に入れないようにして、睡眠をたっぷりとって、一定時間座っていられるようにして、集中力を養って、体調管理してればいい、ということになります。
つまり、テレビを消して、ゲームを買ってあげないで、家庭で規則正しい生活を送っていればOKというだけの話です。これを実践するために、知育玩具や幼児教育に熱心になるはありません。
私の場合は、子供が赤ちゃんの頃から幼稚園を卒園する頃まで、ずーっと意識していました。特に、幼稚園に入る前までの期間は、かなり意識していました。
テレビなんて、大人の意識一つで消しておくことができます。我が家は地デジ移行の時期に捨てました。
ゲームなんて、仮に子供が買ってほしいといっても我が家なりの正当な理由をつけて拒めばいいです。もっとも、買って!と言われたこともありませんが。
就寝時間が一定になるように、赤ちゃんの頃から生活リズムを崩さないように生活することを心がけていました。そのおかげか、夜泣きして困ったのはただの1回だけ。かなり早い時から、一度寝たら朝まで寝る、安定感抜群の子でした。
座っていられるように、食事の時には自分では降りられない高い椅子に座らせました。もちろん食事は常に座卓ではなくてテーブルです。だから、食べ歩き?歩き食べ?なんてしたことありません。食事中に集中力を切らして遊び始める、なんてこともありません。
良い体調を維持できるように、食べ物にも気を使いました。3歳までは甘いものなんて食べさせませんでした。甘いものを覚えると、ご飯をたべなくなるからです。
集中力については、特に意識して養成したつもりはありませんが、自然とついていました。なるべく日常が乱れないように生活していたのが良かったのかもしれません。
このように、変な癖をつけないで健康的な規則正しい生活を送って、ようやく勉強にエネルギーを向けられるような体と心に準備できる、って思って実践していました。
今となっては、この戦略は正しかった、この点を親として努力しておいて本当に良かったと思います。そこに、知育玩具なんて必要ないです。まあ、遊びの一つとして取り入れるのに害はないでしょうが、決して主軸になるようなものではないです。
「家庭学習」って口で言うのは易いけど

スタディサプリより
でも、テレビを見ず、ゲームをせず、3歳まで甘いものも食べさせない、なんて、付き合いもあるし無理!だと思いませんか。
だったら、付き合わなければいいのです。
よく、子供には遊び友達が必要とか言いますけど、友達なんていなくても育ちますよ。特に、小さいうちの友達なんて、流動的すぎて友達じゃないですから、適当におつきあいしていればいいのです。おやつの時間にかからないように遊ばせるとか、一緒に食事に行かないとか。相手に悪癖があれば、つかないように工夫して関わらせればいいのです。親の意識一つです。
私の場合は、ベビーカーに乗っている子供に缶ジュースを持たせてストローで吸わせているような親とは、挨拶だけして付き合わないようにしていました。だから、変な癖をつけさせないで健全に子供を育てようとすれば、子育てはかなり孤独ですよね。
でも、子供が小学校に通うようになったら、きっと思います。「あー、変な癖つけさせないでよかった〜!!!」って。だって、変な癖がないから、新しく勉強の癖をつけやすいです。気力も充実していて、余裕のある子になります。こうなってくると、悪癖もおいそれと家庭内には侵入してこなくなります。
家庭学習の習慣があればスタディサプリで勉強して日本語衰退の心配もなし。現地校でも成果を出す。
家庭学習させるって言ったって、小学生の低学年のうちから何時間も机に向かわせる必要はありません。とりあえず、少しでも机に向かって勉強らしきことをする習慣からつけていきます。たくさんさせる必要はありません。
この時注意することは、親が教え込むのではなくて、なるべく子供だけでできる勉強の仕方を提案することです。つまり、なるべく自学自習の方向に持っていくようにするということです。そして、少しの量にすることです。
なかなか1年生には難しいと思います。もっと量を少なくしてみるとか、食卓で勉強させてみる、とか、工夫してみるといいと思います。勉強というのは長期間にわたる行為です。いつも親が教え込んでいては、遅かれ早かれ親が疲弊します。持続可能な状態を目指します。時間をかけて、ゆっくりでいいから、自学自習できるように工夫します。
こうして、毎日少しでも勉強する癖があって、それもテキストを理解する形で進められるようになると、自学できるようになってきます。
もちろん、海外に移住したって、移住先で日本の勉強も家庭学習でコツコツできますから、日本語衰退の心配もなく、日本語学校も補習校も不要になります。現地校で現地語を教えてもらってバイリンガルです。
余った時間は、好きなスポーツやアートに使うことができます。もちろん、そのコツコツと家庭学習する姿勢というのは、現地校の勉強の成果にもつながります。
我が家の場合は、ここまで見越していたわけではありませんが、「悪癖つけて良いことなし」と思っていたので、子供が赤ちゃんの頃から努力しました。
おかけで、現地校の勉強にも特に苦労してませんし、スタディサプリで自学できているところをみると日本語が衰退するということも今の所ありません。日本語の本もたくさん読みます。
現地校では、飛び級しないかと先生から提案がありました。思い当たることがあってお断りしましたが。
まとめ 家庭学習の習慣をつけるならお早めに
別に、うちの子供が特別優秀なタイプだと言いたいわけではありません。今まで子育てしてみて、我が家の戦略は正しかったという結果が出始めていますから、有効な戦略の一つと言えるのではないかなと思っています。
悪癖をつけてしまっては、それを取り除くのは至難の技です。子供も楽しみを取り上げられるのでかわいそうですよ。だったら、最初から変な癖はつけなければいいのです。
今、未就学児のお子さんを育てているお母さんであれば、以上の点に気をつけてみることをお勧めします。最初は大変ですが、きっと後でよかった!と思いますよ。
これから子供を連れて海外に移住しようとお考えの方であれば、自分で勉強できる子に育てておけばどこに行っても大丈夫ですから、やはり以上の点に気をつけて子育てしてみることをお勧めします。
スタディサプリをつかって自学できるようになると楽になります。
月額1,980円で追加料金なしで全ての教科が見放題です。年払いの場合は1年間で19,800円とさらにお得です。
A bientôt!


