フランスの中学校では子供の自主性を重んじて親の出番がほとんど無くなる

Bonjour à tous! 渋柿@franceponaiseです。

フランスでは、子供が幼稚園や小学校に通っているときに、遠足や美術館巡りなどの外出授業のときには、先生の他に親が数名ついていかなくてはなりませんでした。

規定の付き添い大人数に達しないと、外出自体が取りやめになってしまいます。だから、人気のない外出でもなんとか人数をそろえていました。

例えば、美術館巡りや映画館で映画を見るといった外出は、親にも人気があるのですぐに枠が埋まります。しかし、体育をやるのにジムまで引率、というのは全然人気がない、でも人数をそろえないと子供たちが体育の授業に行けない、ということになるので、先生が登下校のときに親に声をかけるなどして人数を集めていました。

そのほか、毎朝夕の送り迎えは当たり前、毎日の連絡帳のチェック、宿題のチェック、持ち物のチェック、給食がない日はお昼休みの送り迎え、放課後のお預けの手続き、バカンス中のアクティビテの予約、などなど、親のやることは多岐にわたっていました。

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中学に入ると突然・・・

しかし、子供が中学に入ると突然これらの雑事がなくなります。

入学した日の保護者会で「外出時の引率はどなたか親がついていくのですか?」と質問した親がいました。

先生は笑いながら、「中学ではもう親の引率は必要ありません」と。へー!と思ったものでした。

実際に、体育の時間に学校とは別の場所に移動するときでも、先生が引率するだけで、親の協力は求められません。しかも、体育の時は事前の通告なしに外出します。

美術館へ行くときには、美術の先生1人と他の教科の先生1人が引率していったそうです。

毎日の連絡帳チェックもありません。チェックするのは、連絡事項があるときのみ。

宿題も、学校の管理システムを使って自分で管理してやっていきます。子供が宿題を終えて「終わった」にチェックをすると、親のページから「終わった」と確認することができます。

テストの結果や休校情報も、学校の管理システムで全てチェックできます。特に急を要する連絡事項や成績表などの重要事項については、登録メールアドレスに連絡がきたり、連絡帳で連絡がきます。

幼稚園のときには定期的に行われていた「親子面談」もありません。

それでも親がやることといえば

学校を休むときに「休みます」と電話連絡を入れることくらいでしょうか。それも、よほど具合が悪いのでなければ、本人がやろうと思えばできます。

まとめ フランスでは中学になるといきなり自主性を重んじる

本当に、いきなり親の出る幕なし!という感じです。

子供が小さい頃は、バカンス中のアクティビテは何にしようか!?と毎回頭を悩ましていましたが、中学生にもなると「もう行かない」といって、家にいるので、親としては逆に調子が狂ってしまいます。

フランス人の友達が言うには、「思春期で難しい年頃になってくるから、学校のことは学校のシステムを見れば大体把握できるし、もし問題がありそうだと思ったときにだけ子供に聞いてみるなりして対応しておけば万事オッケー」だそうです。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。子供が中学に入り、教育移住もひと段落。日本人家族の目線でフランス海外移住や教育について情報発信してます。整理収納アドバイザー2級、ライフオーガナイザー2級認定。

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