日本では本気で胎教をやっている人がいて驚いた!幼児教育熱に感じる違和感

教育産業

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

たまに日本に戻って街を歩いたり電車やバスに乗ると、子供の教育に関する広告を大量に目にするので、違和感を感じます。フランスではそのような広告はほとんど目にしません。塾に行っているという話もききません。

塾は、ないわけではないですが、soutien scolaireといって、勉強が苦手な人が補習してもらうという感じです。

日本で目にする子供に関する広告は、学習塾だけではなく幼児教育や胎教まで幅広いことにも驚きます。

そんなに必要かなー、と思います。

煽られまくって心配のループにはまる

日本を離れたところから眺めてみると、少子化だとか、3歳までにすべてが決まるとか、英語ができないとこれからは困るとか、これからは海外だ!とか、子供を育てる親御さんの不安を煽って商売にしているのだな、と感じます

子供の教育に関して、どうしてこんなに不安ばかり煽るのだろう!?って思います。不安に陥れてお客さんにするって、宗教か?とも思います。

現に、不安を煽られまくっているのか、心配のループというようなお母さんも自分の身近に出現しています。

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あらゆる方向から煽って、煽られて、子供を盛り立て続けて、大学に入ってまでも「自分の子供は大学院は東大に行かせたいので、そのような指導はしていただけるのですか?」なんて聞いちゃう親も出現するのです。このようなお母さんは、ずーっと子供の心配をし続けてきたのだろうなと思います。

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山手線に乗ってみると、塾などの教育産業の広告だらけ、駅前には塾だらけです。こういう環境で生活していたら、影響されないで我が道を行くことは難しいとは思います。だから、ずーっと子供の心配をしてしまうのも仕方ないかなと思います。

でも、商売している側は、すべてポジショントークです

商売ですから、自分のお客さんになってもらうためのトークをします。そのポジショントークにおいそれと乗せられて、不安感を植えつけられて心の平安を奪われた上に貴重なお金をむしり取られたら悔しくないですか?

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2019年10月27日

中には、有用な情報を有料で提供してもらえるかもしれません。特に受験塾は様々なノウハウをお持ちだと聞きます。だから塾に行かせれば自分がどうしても欲しい情報を得られるかもしれません。

反対に、自分の子供を塾に行かせなければ、他の子との競争に勝てないのかもしれないと心配になるかもしれません。

こういう場合は、この日本の社会構造からは日本で生活している限り逃れられない、子供の教育のための必要経費だ、と割り切る気持ちが必要なのかなとも思います。

ポジティブな見方をすれば、お金はかかりますが、お互いに信頼関係を結ぶことができたり、よい経験ができたりすれば生き金になりますよね。

まとめ 落ち着いて!フランスの子供は大して勉強していないから

これからは「国際化」ということで、世界を相手に戦わなくてはならない!なんて喧伝されると、世界中の同世代もライバル視してしまうかもしれません。

でも、フランスの子供達はあまり勉強してませんから。小さいうちから頑張らせたり、お金かけなくても大丈夫。

もうちょっと、落ち着いて子育てしましょうよ

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

フランスの公立学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。