Carte de Resident Longue Durée – UE 申請時のコツ

Bonjour à tous! 渋柿@franceponaiseです。

マクロン大統領が再選されました。フランス国民はどう思っているのか、我が家にはフランス人がいないのでわかりませんが、移民にとっては朗報です。この先5年間はフランスに住んでいられそうです。

数年前にEU10年カードcarte de resudent de longue durée-UE(いわゆるほぼEU永住権)を取得し、滞在許可の更新、というフランス生活の最大ともいえるストレスが無くなりました。移民の皆様にとっては、これを持ってフランス移住の完成形ともいえます。

それ以前は毎回毎回、滞在許可の更新は○ロが出るほど嫌でたまりませんでした。出頭すれば必ずといっていいほど非人間的扱いを受けるのです。これでも人権国家なのでしょうかね?と疑問に思いました。係員は不親切で常にイライラしています。根性試しの為に嫌がらせしているのかな?とも思いました。また、更新にはお金もかかります。

不愉快この上ない扱いを受けた上にお金を払うだなんて、本当に○ロが出そうです。

私が、詳しい方の助言を受けながら10年カードを申請したときの書類について記事にします。

尚、私の経験はコロナ前のことなので、必ず一次情報の最新情報をご自身で入手してください。

目次

carte de resudent de longue durée-UE取得時のアドバイス

carte de resudent de longue durée-UE とは?

簡単にいうと、フランスでは就労可能で、10年後に更新可能。ビザ無しでEU加盟国のうちの次の国に3ヶ月以上滞在可能。

(2022年現在)

(Allemagne, Autriche, Belgique, Bulgarie, Chypre, Croatie, Espagne, Estonie, Finlande, Grèce, Hongrie, Italie, Lituanie, Lettonie, Luxembourg, Malte, Pays-Bas, Pologne, Portugal, République tchèque, Roumanie, Slovaquie, Slovénie, Suède)

詳しくは、必ず公式サイトを確認ください。

条件の確認と必要書類の準備

各県庁のサイトで、申し込める属性についての条件が列記してあります。これを全て満たすこと。

そして、必要書類を全て完璧に揃えることです。

動機書など、フランス語で書く必要がある書類は全て、フランス語のチェックを受けてください。

予約時間に待たされることはあっても、遅れないように気をつけてください。

通訳者の同行

ただでさえ苛立っている係員を更に苛立たせることのないように、また、もし不足している書類があったときや何か言われた時に確実に理解できるように、通訳者を同行されることを勧めます。

自分の安心にもなります。見かけの良い(社会的地位が高そうな外見だったり、イケメンだったり)、日本語ペラペラのフランス人が最適と思います。

語学証明はDELFの合格証でなくてもいいみたい

フランス語の語学力がA2以上あることを証明する書類が必要でした。

私の場合は、そもそも自分の勉学のためにフランスに来たわけではないのでTCFもDELFもDALFも受けたことがないので、今更試験を受けないといけないかな?と思いました。しかし、A2以上のレベルがあることがわかればいいのだろう、と解釈して、アリアンスフランセーズに通っていたときの、授業予定表(クラスレベルC1と授業日が書いてあるもの)と、授業料を支払ったときの領収書を提出しました。

結果、これでOKでした。

必要書類ではないが、自分や家族の印象をよくできる書類は全て提出

必要書類だけを出せばうまくいくとは限りません。詳しい人の話によると、必要書類というのは最低限なのだそうです。

自分や家族がフランスにどれ程貢献しているのか、移民後の生活がどれほどうまくいっているのか。わかりやすく言うと、自分たちがいかに移民として優秀なのか、いかにフランスに貢献しているのか、についてわかるような書類があれば、積極的に添付するべきとのことです。

例えば、子供が優秀であればそのの成績表。子育てに成功しているという証明になります。また、自分の学歴や仕事上の功績はもちろんですが、自分の配偶者の功績や学歴を証明するものも。いけすかない言い方になりますが、優秀な家庭であること、フランスに害を与えないだろう家庭であることをアピールできると好印象とのこと。

フランス人からの手紙 attestation d’honneur

必要書類には入っていませんでしたが、フランス人から私という人物がわかるようなattestationを書いてもらいました。公式サイトに書式がありましたので、そのリンクを用いて書いてもらいました。

幸い、社会的立場の高い人二人にに書いてもらえました。社会的立場が強い方が、普通の人に書いてもらうより効くのではないかとのこと。

必ずコピーを取っておくこと

紛失された場合に備えて、必ずコピーを取って保管しておいてください。

申請時の状況

準備した書類は結構な厚みになりました。コピー取るのも一苦労でした。

まず傲慢そうな係員に、「10年カードの申請?あなた、このカードの申請には収入○ユーロ以上必要なのよ!(あるの?と言わんばかりに)」と、ジャブを振られました。

書類見ればわかるだろうが、舐めんなよ!?給食費いくら払ってきたと思ってるの!?(お下品でごめんなさいね)と思いましたが、悲しいかな、私は移民の立場。ここはニコニコしてouiと言っておきました。

お昼前の時間だったかどうかわかりませんが、この係員はやる気なく、私が用意した書類の束にほとんど目を通すことなく、ただパラパラとめくってみただけで、あっさりレせピセを発行したのでした。

この場でちゃんと目を通せよ!不備があったって後で電話もらうの嫌だからな!と気分悪くなりました(ごめんなさいね、戦闘体制なのです)。

でもどうせ、この窓口係員にはなんの権限もないのです。さっさと仕事を終えたい様子でした。書類に不備があれば上司が言ってくるだろうし、そうなってからまたこの移民に電話かけて持ってこさせればよい、とでも考えているのだろう、と思うと、腹が立ちました。

私の隣の窓口では、アフリカ系の移民が、書類の不備を指摘され、くしゃくしゃの書類の束を持ちながらごねにごねて、二人の係員からNON!と突っぱねられていました。

このようにして、いつもの通り、○ロを吐きそうになりながら、同行してもらった通訳と共に県庁を後にしたのでした。

県庁からの知らせ

その翌週、電話がかかってきました。出ると、私に対応した窓口の係員でした。「収入足りるのかよ!?」と初っ端から凄まれたので、その声を覚えていました。

「あなたに10年カードが出ます。1ヶ月後に取りに来てください」ですって。権限のある上司から、この移民に連絡を取るように指示されたのでしょう。キョトン、としたような口調だったので驚きました。私の方も、こんなにあっさりと早く返事がくるとは思っていなかったので、キョトンとしました。

「ご親切に、ありがとうございま〜す」と告げて笑ってしまいました。電話口の係員も笑ってました。数日前に凄んでみせた相手に、こんなあっさり許可が降りるなんて、びっくりしたのでしょうか。それとも、私の反応が軽過ぎたのか。

とりあえず、ほっとしました。

受け取りに行く時には、サイトで予約をし、パスポートと旧滞在許可証と収入印紙を持っていきました。

窓口で受け取ってサインするだけで、面接はありませんでした。

まとめ 必ず一次情報を当たってください

必要書類を全てきれいに揃えて、フランス語はちゃんとチェックして、要件を全てクリアしていれば、あっさりと許可が出るということがわかりました。

移民対応については、コロコロと決まりが変わります。必ず、お近くの県庁で最新の要件を確認し、細心の注意を払ってトライしてみてください。

くれぐれも、私の隣の窓口にいた移民のように、書類をくしゃくしゃにして、不足書類を「準備したのに見当たらない!!」みたいな演技して大騒ぎして乗り切ろうとしないことです。

コロナ禍を経て、状況は変わっているはずです。必ず、一次情報を当たってください

尚、この件についての質問は受け付けておりませんので、ご了承ください。

頑張ってください。

A bientôt!

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この記事を書いた人

フランスに教育目的で移住して10年超。子供が大きくなった今では渡仏当初の興奮もすっかり冷め、低空飛行の毎日。

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