Bonjour à tous! 渋柿です。
5年半ほど前からうつ状態でした。海外移住して3〜4年目ごろから様子がおかしくなってきました。
今思うと完全なうつ病だったと思いますが、フランスで病院に行きたくないので診断も投薬もしてもらっていませんでした。
かなり辛かったです。最初はなぜ辛いのかがわかりませんでした。家族も私の様子が変わってしまって大変だったと思います。
うつ病かもしれない!?と気づいてから本を読んで対策したり、家族にも私への接し方を対策してもらいました。症状が急に良くなることもなく、2年くらいすぎました。
うつ状態に入って4年目。少しずつ良くなって来ました。そして、5年目半過ぎたころ、『ああ、ずいぶんよくなったな。うつ病から脱したかも。』と感じました。
うつ状態って、本人が一番苦しいです。だから、その苦しい状態に戻りたくないので、メンタルに悪そうな行動をどんどん排除しています。
例えば、メールチェックをやめたり、カフェイン摂取をやめたり、スマホの通知をオフにしたり、ニュースを見ないようにしたりと、様々な対策を取っています。最近はその話題ばかり投稿しています。
元凶である人間関係については、かなり前にほとんど手放しました。


なぜ寛解したと感じたの?
1年半ほど前から、生活に軽い運動を取り入れるようになり、趣味の集まりにも顔を出すようになりました。そのおかげで、半年ほど前から徐々に良くなってきている手応えを感じていました。
それでも、もう大丈夫そうだ、と思うまでにはなかなか至りませんでした。
ところが、1ヶ月ほど前に、父親が夢に出てきました。自宅でお酒を美味しそうに飲んでいる最中で、私もなにか喋っていました。そして、目が覚めました。久しぶりに父親のことを考えました。
アル中だったので、大変な家庭環境のなか育ちました。怖い思いや悔しい思いもたくさんしました。職場では壮絶ないじめにあって心神耗弱し、職場で発作を起こして休職を余儀なくさせられたこともありました。ですから、私は子供の頃から断続的に鬱状態にありました。
アル中のことは、お酒をやめたことにかんする記事の中にも書いています。


そして、私が海外生活をしている最中に父は突然なくなりました。この父親の死は、私のうつ状態を最悪化させた原因の一つになっていました。大酒飲みでしたが、良いところもありましたからね。
ですから、以前だったら、明け方ベットの中にいるときに父親のことを考えてしまうようなことがあると、その日1日ベットから起きられず、予定をキャンセルしなくてはならないような状態に陥っていました。
でも、その日は全然違いました。ああ、そういえば酒好きだったなあ、おいしそうに飲んでいたなあ。もうなくなって3年以上たつのかー。と、自然に客観的に考えることができました。
これは、驚きでした。自分でも、大きな変化と手応えを感じました。さらに、最近は寝起きがよくなり、1日中良い状態で過ごせるようになりました。
これは良くなったサインに違いない!と思いました。以前とは雲泥の差です。
ですから最近は、うつ状態の再来を防ぐために、生活の中からストレスを取り除くことや、生活の中に運動を取り入れること、メンタルに良いということを生活に取り入れることに、以前より増して意識的に努めるようになりました。
つづく。
A bientôt!