よくある質問!海外移住したら和食はどうしているのですか!?

和食

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

日本に行った時とか、日本から来た人に「和食どうしているのですか?和食恋しくなりませんか?」と聞かれることがよくあります。

 

海外移住後1年半くらいしたら味覚が変化してきた

 

最初の一年は、醤油と味噌は常備していました。毎日の食卓はほぼ日本の家庭と同じようなメニューを並べていました。お米も毎晩のように炊いていました。食材を探すのに、いろいろなスーパーやマルシェまで買い出しに行きました。アジア食材店も何件かハシゴしていました。薄切りの肉が売られていませんから、家に帰ってから一生懸命に切り分けました。それでも、なかなか日本と同じような味付けにはなりません。手に入らない食材もあります。ウナギを食べたくなって「ムニャー!」となったこともあります。

和食

 

うちのシェリーなんて、「まともなキムチを食べたい!」とか言い出して、オペラにある韓国人お墨付きのキムチを買える店を韓国人の同僚に教えてもらって、わざわざ買いに行きましたよ。キムチ買いにオペラまで 笑。

 

親戚が遊びに来る時なんて、「何か日本のもので欲しいものあったら言って!」と言ってくれたので、切り干し大根とか、ひじきとか、とろろ昆布をリクエストしました。

 

でもね。1年半過ぎた頃から、徐々に和食を食べたいと思わなくなってきました。その土地のおいしいもの、季節のものをシンプルに切っただけ、焼いただけ、スープにしただけで、十分になってきました。炭水化物は、ご飯のこともあればパンのこともあります。素材だけでおいしいので、醤油と砂糖の味付けに合わないのです。トマトやズッキーニなんて、本当においしいですよ。ズッキーニは、日本にいる頃には何がおいしいのかさっぱりわかりませんでしたが。

 

調味料も、様々と取り揃えていましたけど、塩、胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢、ローリエ以外はほぼ使わなくなりました。どんどんシンプルになってきて、醤油さえ今ではほとんど出番がありません。ちなみに、バルサミコ酢とオリーブオイルは値段の高いものを選びます。味が全然違いますよ。

 

さらに。調理する時に砂糖をドバッと入れることに抵抗を感じるようになりました。おかずなのに何で砂糖?って思うようになってしまったのです。こうなると、ほとんど和食の煮物系は作らなくなります。今では、頼まれでもしない限り、作りません。おかずに砂糖を入れることに抵抗があるし、やはり、匂いがこちらの気候風土に合いません。

 

最近では、砂糖や白米は健康に良くないから食べない!という人もいますけれど、私の場合、砂糖たっぷりの和食を食べないのはそういうストイックな思想からではありません。ただ単に、味や匂いが生活や風土に合わない、食べたいと思わない、というだけです。

 

酢飯でさえ、もう作りませんし、食べたいとも思いません。フランス人も寿司好きがおおいですから、たまに頼まれて作ってみると、おいしいとは思いますが、酢に大量の砂糖が入るのに抵抗あります。その大量の砂糖と一緒に食べるお米。食事なのか?おやつなのか?うーん、もういいです。

 

味噌汁も、こちらフランスでは気候風土に合わないと思います。でも、発酵食品で体に良さそうでお手軽だから、具沢山の味噌汁は時々つくります。最近では、だし入りというのが多くて、なんで出汁なんて入っちゃってるの?出汁ぐらい自分で取るのに、って思います。

 

和食を食べなくて平気になると、食費が少なくて済むようになります。フランスで日本のものを購入するとなると高いですからね。

 

日本にいる頃には、肉か魚は毎食のように食べるものかと思っていたけれど、肉は用意して調理するのも食べるのも疲れるし、たんぱく質なら豆類やチーズなどの乳製品でもいいじゃないかと思うようになりました。

肉

肉を食べるって疲れるし面倒くさいよね。もうベジタリアンになっちゃいそう!

2017年7月24日

 

まとめ

 

渋柿さんって、理屈っぽくって食にもこだわっていて、難しいひとだわ!って思うかもしれません。確かに、理屈っぽいです。しかし、食に関しては、こだわっているというよりも、体が欲するものや、おいしいと感じるものを選んでいると、こうなってきた、というだけです。野菜たっぷりのトマトスープなんて、本当においしいですよ。

トマトスープ

Toussaintの休み前は疲れが溜まる時期。暖かいスープで体調を整えましょう。

2017年10月11日

 

豆板醤や甜麺醤やオイスターソースや魚醤などを取り揃えていろんな国の味を食卓に並べるなんて、もう別に必要ありませんたまーに食べたくなったら、近くのレストランまで食べに行きます。

 

食生活がこんなに変わるだなんて、自分でも意外でした。数年かけて、フランスの環境に適応してきたのだと思います。そうだとすれば、やはり人間というのは自然の一部で、自然環境とともに生きているのかな、とも感じます。まあ、シェリーは「年取ったんじゃない!?」なんて言っていますが。皆さんは、いかがですか?

 

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。