Bonjour à tous! 渋柿です。
前記事 【海外移住とうつ】その4 移住初期 個人情報流出 のつづきです。
ほどなくして、日本人の集まる会に顔を出すと、かならず私のことを避けている人が一定数いるということに気づきました。
どういうことかというと、Pさんは日本人村では筋金入りの厄介者だったので、Pさんと付き合いがあると思われた私もPの仲間ということで一緒くたに厄介者扱いをされたのでした。
Pさんが人と人を引き合わせるものだから、こんど日本から来た渋柿って人はPの仲間だから気をつけろ!と、日本人村で御触れがまわったのでした。このことは、あるひとの忠告から知りました。
まあ、忠告ってのもどうかと思いますが。
私を勝手にPさんの仲間だと厄介者認定をした人たちの中でも、特に私のことを一方的に嫌っている人がいました。Hさんとしておきましょう。
Hさんは私とは絶対に目を合わさないようにしているけれど、私以外の人とは話を穏やかにしていても私のことは完全に無視していたので、「あ、嫌われてる」と思いました。
ちなみに、HさんがPさんを毛嫌いしているというのも他人の忠告からしりました。
まったく、忠告ってのもどうかとおもいますよね(2回目)。
でも、私個人的にはHさんとは元々は何の関わりもなかったです。子供の大きさも違うし、家業だって違います(実際には何をやっているのかも知りませんが)。だから、無視されていても気分が悪いだけで問題はありませんでした。
あるイベントごとの手伝いの時のことです。私は何の資料ももらっていなかったので、そのイベントがどういうふうに回っているのか、ぜんぜんわからなくてしばらくの間困っていました。
こんなもんなのかな、と思っていたところ、他の人は資料をもっているではりませんか。
その資料を取りまとめて配布していたのはHさんでした。やられた!と思いました。だって、それまでなんどもそのイベントの手伝い関連でお互いに接触しているのですから、渡し忘れるはずありません。
ひぇ〜、なんて意地悪なの〜!っておもいました。そして、こんな風にPさんの蒔いた種は自分では回収できないということを悟って、もうこの社会では生きていきたくないとおもいました。おそろしいとさえ思いました。
だって、厄介人認定されたら最後ですよ。海外生活の長い人ならみんなご存知と思いますが、自分の生活を穏やかにキープするために、厄介な人とは関わらないようにしているからです。関わったら最後。自分も仲間だと思われて他の人から厄介者認定されるかもしれないから、絶対に関わらないようにします。
つい数ヶ月前まで日本で普通に暮らしていた私が、このように、海外の日本人村では仲介者Pさんのせいであっという間に厄介者認定されてしまったのでした 笑。
それでも、偏見なく私と付き合ってくれる人もいるので、勝手に厄介者認定してくれた人たちのことはバッサリ切り捨てて、こういう少数の人との関係を大切にしていこうと思いました。
怖い怖い。
つづく。
A bientôt!

