【海外移住とうつ】その3 移住初期 Pさんの奇襲

Bonjour à tous! 渋柿です。

前記事『海外移住とうつ その2 移住初期 厄介な日本人との遭遇』からのつづきです。

このPさんという方、うちのシェリーの仕事でつながりがある人の奥さんでした。日本人が日本から新しく来るということで、どういうわけか私たちの情報を握っておられました。

長らく旦那さんと二人暮らしで暇だったようです。後で知ったことですが、新しく日本人が来るという情報を掴むと片っ端から世話を焼くふりをして近づいては嫌われていました。私も獲物の1人となったわけです。

Pさんは私たちがフランスに到着して早々から、いろいろと私たちの面倒を見てくれました。食べるものを持ってきてくれたり、買い物を案内してくれたり。

毎日毎日私たちのところに来ては世話を焼いていきました。今日はどこへ案内します、明日は合わせたい人がいます、などなど。そう言って、私と子供を毎日引きずり回します。電話をかけて来て指示を与えられたりもします。

なんで私たちのところに毎日現れるのだろう?って不思議でした。でも、うちのシェリーが人づてに頼んでおいてくれたのかなと思ったのです。「うちの奥さんが慣れない海外暮らしで大変だろうからだれかサポートしてくれる人いないかな」って。

私も海外への引越しを終えたばかりで、子供の面倒も見なくてはならないし、新居に荷物を片付けなければならなかったし、時差ボケもあるし疲労困憊でした。

生活が立ち上がっていなくても、ゆっくり休みたいではないですか。他人がいるとゆっくりもできませんよ。

買い物ルートを案内するといって、外を数時間ぐるぐる歩き回って、ここのケーキ美味しいですよ、っていうから買って帰ったのです。そのケーキもうちで食べて帰られました。

私だって、ゆっくり子供とたべてそのあと昼寝して体力回復させたりしたいですよ。他人に居座られるとそんなこともできませんから、ものすごくストレスが溜まりました。

日本から持って来た荷物の中から何かを出そうとしたときも、頼んでいないのに手伝い始めました。「私、気にしていませんから!」と言って勝手に荷物を開けてしまいました。逆に私は気にしますよ。本当にイライラしました。

暇だから新しく来た人に絡んでは、日本からどんなものを持って来たのか、気になっているのだと思いました。

こんな風に、最初は親切な人だな、と思いましたが、すぐに毎日毎日、ほんとうに鬱陶しいと思うようになりました。

毎日毎日来なくなってからは、電話やメールで指示が飛んで来ました。

ある時は、「この前日本に行った時に、あなた達のためにお米を調達してきたので、1キロ幾らでお譲りしますから取りに来てください」と電話が掛かってきました。お断りしましたけど。

私は、シェリーが誰かに頼んでおいてくれたのだと思い込んでいたので、断ることができませんでした。しかし、後になってわかったことですが、シェリーは頼んでもいなかったのです。

ストレスで爆発して夫婦喧嘩になった時に、シェリーに「あなたが変な人に頼むから厄介なことになるんじゃない!!!」といったら「僕は頼んでないよ!」ですって。腰抜かしました、私。我慢を重ねた挙句、夫婦喧嘩の時になって初めてわかりました。

このように、日本人にちょっかいをだしては片っ端から嫌われていました。この方の厄介な性質は世話焼きだけにはとどまりませんでした。

つづく。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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