秋の côte d’or グランクリュ街道の南部コート・ド・ボーヌ地区をドライブ!ムルソーでテイスティングをしたよ

ムルソー

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

昨日は、グランクリュ街道の北の方、コー・ト・ドニュイ地区について。今日は、同じくグランクリュ街道でも南の方に位置する「コート・ド・ボーヌ地区」のムルソー村で試飲をした話題を中心にお届けします。

 

 

まず、グランクリュ街道とは

北はブルゴーニュの首都ディジョンから、コート・ド・ボーヌのの最南端の丘陵にあるSantenayサントネイ村まで、ぶどう畑の中を南北に走っている道路のこと。

グランクリュ街道を南下して最初に出会うのが、ディジョンのすぐ南のMarsannayマルサネ村。南下するに従って、ニュイ・サン・ジョルジュNuits-Saint-Georgesやヴォーヌ・ロマネVosne-Romanéeといった、聞いたことのある名前の村を通過します。

 

コート・ド・ニュイ地区(北方)

グランクリュ街道の中でも北の方。ロマネコンティ、シャンベルタンなど、超有名どころの赤ワインの元になるぶどう畑グランクリュが集中しています。ワイン好きではなくても知っている「ロマネ・コンティ」もこちらの地区にあります。

グランクリュ街道

秋のコートドール côte d’or 黄金の丘は最高に美しい!グランクリュ街道をドライブしたよ

2017年10月20日

 

コート・ド・ボーヌ地区(南方)

グランクリュ街道の中でも南の方。古くからワインの集積地として発展してきたBeauneボーヌの他、Pommardポマール、Meursaultムルソーなど、聞いたことのある名前の村を通過します。

 

  • Beaune ボーヌ

11月の第3日曜日を挟む土曜日から月曜日の3日間にわたって開催されるワインの祭り「栄光の三日間(Les Trois Glorieuses)」の開催地として有名。街中は、30分もあれば見て回れるほど小さいです。小さな街の割には、レストランとワインショップが多いのが印象的でした。

この街中にある小さな郵便局から日本宛に手紙を出したのですが、係りの人がとても親切でした。郵便局に入ってくるのはお年寄りばかりで、地元の顔なじみ、といった感じでした。

このボーヌ近郊で一泊。宿のテラスからはぶどう畑が望めました。朝も晩もこの光景。

ボーヌ

 

  • Meursault ムルソー村のChâteau de Meursaultで試飲!

コート・ド・ボーヌ地区では、ボーヌについで人口の多い村であるムルソー村。ナッツやバターのような芳醇な味わいの白ワインが有名だそうです。『神の雫』にも出てきたので、白ワインが有名ということは微かに覚えていました。

ボーヌからグランクリュ街道を8キロほど南下すると、ムルソー村に到着。あらかじめ、Chateau de Meursaultの公式ホームページから、見学と試飲の予約を入れておきました。

CHÂTEAU DE MEURSAULT

Rue du Moulin Foulot, 21190 Meursault

Tél. +33 3 80 26 22 75

 

内部見学の後に試飲をします。試飲は7種類(赤4、白3)で21ユーロと、9種類(赤5、白4)で26ユーロの2種類のコースがあります。せっかくなので、私たちは26ユーロのコースを選択しました。

コンタクトフォームから連絡すると、以下のような返事がきて、見学希望日時と試飲コースの希望を返信します。案内は、フランス語と英語から選べます。

ムルソー

 

訪れてみると、とても静か。すこし天候が悪くなってきました。

ムルソー

見学の受付は、上の写真のメイン建物のすぐ左手にある、こちらの建物の中です。中に待合所があって、時間になるまでソファーに座って待ちます。

ムルソー

時間になると地下の見学が始まります。この日は、若い男女のカップルと、アメリカから来た中年の夫婦と、私たち3人でした。

ムルソー ムルソー ムルソー

2001年や2002年って、最近だと思っていたけれど、ワイン的には(?)こんなに埃をかぶっているのね〜!!!と驚きました。

ムルソー

途中で、地図を見ながらブルゴーニュワインの説明を聞きました。説明してくださるガイドさんは、「ブルゴーニュは複雑で一言で言い表すことができず、難しい」と言っていました。私はワインに詳しくないので、そう聞いてますますブルゴーニュワインのことがわからなくなりました。

ムルソー

寒い地下から上がってくると、ギャラリーのようなところに出ました。見学ツアーの受付の奥に位置します。試飲の準備の間、ここで少し待ちます。

ムルソー

お待ちかねの試飲が始まりました!まずは、赤から。うーん、全体的に、ちょっとイマイチ。

ムルソー

続いて、白を試飲しました。こちらはとても美味しい!やっぱりムルソーは白だよね(偉そうに!)。

ムルソー

 

私、バターやナッツの風味が強い白ワインって苦手なんです。昔、東京のレストランでソムリエに進められて飲んだ白ワインが「バター入ってるの?」って思うくらいバター風味が強くて、料理の味を台無しにして、失敗した〜!という経験がありました。それ以来、白ワインだったらあっさりしたシャルドネが好み。レストランやワインショップで白ワインを選ぶときには、「樽の香りが好きではないので、ステンレスの樽で発酵させたものがいいです」なんて注文をつけるほど、バター風味は嫌でした。

しかし、ムルソーの白ワインのバター風味というのは、そういうしつこい風味ではないです。コクがあって、フルーティーさもあって、非常にバランスよくて美味しい。いつも白ワインはあっさりしたシャルドネばかり飲んでるので、特に、嫌味ではないコクと適度な複雑さが気に入りました。

試飲したワインの銘柄と値段表はこちら。飲みながら説明を聞きながら、汚い字で走り書きしてあります。

ムルソー

この中から、一番安い白ワインClos du château 2014を1本と、高いほうから2番目の白ワインMeursault-Charmes 2011を購入しました。Clos du château 2014は、泊まった宿で空けました。とても香りが良い。肉屋さんで買ったお惣菜とともに。

ムルソー

このClos du château 2014 は「飲みやすい」とのことで、1本22ユーロ。Meursault-Charmes 2011は「海老のクリームリゾットやチーズソースの料理と相性が良い」とのことでした。65ユーロ。

 

まとめ

 

ブルゴーニュワインのことはよくわからず終いでしたが、唯一感じたのは、「スーパーに出回っている安いブルゴーニュワインは、きっとどうでも良いブルゴーニュワイン」だということ。あれほど製法や畑の区分や銘柄を大切にして、値段も跳ね上がっているのだから、スーパーの安いブルゴーニュワインなんて、きっと、ブルゴーニュ地方のどこかで取れたぶどうを使っていますよ!という程度の、どうでもよいワインなのだなぁと思いました。

だから、スーパーのワインコーナーで、「今日はブルゴーニュにしよう。どれにしようかな?」って悩んで比べるのは、無駄なんじゃないかと。何度かやらかしていましたから、私、何やってたんだろう!?って思いました。

このドライブでは、グランクリュ街道をレンタカーで北から南に横断しました。途中、聞いたことのある村をいくつも通って、お天気にも恵まれて、黄金のぶどう畑を堪能しました。試飲したのはムルソーだけでしたが、十分堪能しましたよ。

カーブの見学は、非常に冷えます。説明してくださる係員は、ダウンコートを着ていました。カーブ見学の際は、しっかり厚着をして、うっかり風邪などひかないように、お気をつけください。

▼世界遺産ヴェズレーに寄るのもおすすめします。

ヴェズレー

「ヴェズレーVézeleyの教会と丘」サント=マドレーヌ大聖堂 ※写真説明を追加した完全版

2017年1月15日

 

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。