引っ越しました。フランスでも引っ越しの挨拶回りをするの!?

引っ越しの挨拶

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

ご無沙汰しております。

夏休みに日本へ一時帰国していたのと引っ越ししたので多忙を極めておりました。

9月といえば新学期。各種の手続きも山のようにあります。しかも、すんなりと問題なく手続きが済むということの方が少ないフランス。山のようにやることがありましたが、ようやく落ち着いて来た頃にバカンスに突入。

「またかよ!」と毎回唸ってしまうほどバカンスの多いフランス生活です。しかし、これほど待ち遠しかったバカンスは初めてです。それほど忙しかったです。

引っ越しでもまあいろいろなことがありました。おいおいその辺のことは書いていこうかなと思っています。

引越し

郊外へ引っ越そうかと思っています。

2018年1月28日

 

フランスではご近所さんに引っ越しの挨拶をしないの!?

日本だと、単身者や学生の一人暮らしではなく、ファミリーでの引っ越しとご近所さんへの挨拶周りはほぼセットになっていますよね。

今回引っ越しするにあたって、在フランスの長い日本人の友達や、フランス人の友達、合計三人に「引っ越しの挨拶回りってするの!?」と聞いてみました。

すると、皆が「しないよ!」とのこと。しかも、どちらかというと、いきなりピンポン押して自己紹介するなんていうことはしないほうがよい、というようなニュアンス。エレベーターや廊下であった時に「Bonjour」と挨拶しておけばよいとのこと。

 

なぜわざわざ挨拶回りをしないのか

フランス人の友達が言うには、

「しないほうがよい。残念ながらわけわかんない人もいるから。フランス人同士といえども、知らない人同士でコミュニケーションを取るのが難しい時があるし、嫌な思いをすることもある。一方で、私と渋柿のようにフランス人と日本人といえども仲良く付き合える場合もあるのだけどね。自分が一軒家に引っ越しした時に、向かいのお宅にお菓子を作って挨拶に行ったら、『え?』って感じでOn va voir!って一言言われて終了してびっくりしたし。」とのこと。

フランス人同士でも、初対面って難しいのですね。

 

まとめ 他人に無関心なのか警戒しているのか

確かに、わけわからない人がいっぱいいて、不特定多数と接触する大抵ろくなことが起こらないでフランス。

日本だと、日本人ばかりですし、特に家族向けのマンションだったら、きっと近所も子持ちの家族が多くて、同じような家族構成で、そうではなくても大体話は通じて、お互いに空気を読んで、かつ同じような道徳観で生きているからびっくりするような嫌な思いをすることも滅多になく、、、と大体予想がつきそうなものです。

第一、ご近所さんだって、新しい入居者がどんな人なのか?挨拶に行かなければ気になるかもしれません。

しかし、それは割と一様性を保っている日本の発想なんですね。

フランスのようないろんな人がごちゃごちゃ生活している移民国家では、隣人がどんな人だかわかりゃしません。

お隣さんにしろ、横や前を歩いている人にしろ、たまたま同じバスに乗り合わせた人にしろ、どこの出身のどんな思想をもった人なのかわかりゃしません。

だから、既知の人の仲介もないまま知らない人と知り合うというのは、きっとストレスのかかることなのだろうな、と推測しています

私もそうですが、きっと多くの人が、自分の家族や友達でもない他人からいろんな場面で嫌な思いをしてウンザリしているからでしょう。

うっかりわけわからない人と知り合いになったら何されるかわかりゃしません。

もしかして、ウンザリするような経験を経て周囲への警戒心が行き過ぎて、他人には無関心になっているのかもしれません。

すでに私にもその気がありますから。

 

共用部分で挨拶してみた

たとえば、エレベーターで偶然会ったご近所さんに「初めまして、最近3階に引っ越して来ました。」と挨拶してみると、「え、最近?へー。Bonne journée!」といって足早に降りていかれました。

いやー、無関心なこと 笑。

でも、Bonne journée言うだけいいかなと思います。

急激に距離を縮めない

引っ越して来たからといって、一方的にピンポンを押してドアを開けさせて、「引っ越して来ました」と自分の事情を一方的に話して距離を縮めようとするのは、周囲に警戒心を持ちながら生活している都市部では、もしかしてマナー違反なのかもしれません。

たまに、アジア系に妙に興味を持っている人がいると、急に距離を縮められるということがありますけれど、そうでもないならば、お互いに深入りせず、共用の場所で挨拶を交わすだけで十分。

たまたまお互いの共通点でもみつかれば、そのほかの話もするかもしれない、という感じがいいのかもしれません。

特に、私たちはアジア系の一家。

移民嫌いの人であれば、自分のアパートにアジア系が引っ越して来た!というだけで気分悪く思っている人もいるでしょう。

そういう相手から一方的に距離を縮められたら、警戒心を強くするかもしれないし、気持ち悪く思うかもしれません。

とはいえ、こういった状況は都市部と郊外、農村地などでは違いがあるでしょうし、ひとたび何かの拍子で距離が若干縮むと実はいい人だった、ということもありますから、基本挨拶だけしておいてあとは深く考えないほうがいいのでしょうね。

▼昔住んでいたアパートは妙にフレンドリーな人が多かったです。このようなアパートのほうが稀なのかも。

フランスのアパート

フランスのアパートの話。前のアパートは親切な住人が多くてよかったなあ。

2017年10月31日

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。