外出自粛を乗り切る知恵【潜水艦乗組員と宇宙飛行士からのアドバイス】

Bonjour à tous! 渋柿です。

  • 始まったばかりの外出自粛。長期間乗り切れるかどうか心配
  • 密閉空間で生活するコツを知りたい

先日、フランスの子供(10歳から13歳)向け新聞Mon quotidienを読んでいたら、『外出制限にどうやって耐えるか?潜水艦の元乗組員と宇宙飛行士がアドバイス』という記事が載っていました。

すでに3週間の外出制限を送っている私も、密室空間で過ごすプロからのアドバイスですから、なるほどなと思って読みました。

今日は、この記事について紹介します。

「今日は何日目?」と数えてはいけない

22年間潜水艦の乗組員をしていたDidier Lonsからのアドバイス

  • 私たちは、111人で、深海での業務に当たっていた。狭い空間だった。
  • 定員4人または6人の寝室で寝ていた。
  • 潜水艦の中ではお互いに接触をし続ける必要があった(1人きりにしないということだと思います 訳者注)。
  • 家族からの連絡は、1日30ワードまでしか受け取れなかった。
  • 潜水艦の中では、美味しい食事が、良い精神状態を維持することに役立っていた。
  • 1日の過ごし方の計画を立てなければならない。つまり、就寝時間、起床時間、食事、仕事、スポーツ。このようにすると、何日も勝手に過ぎていき、孤立していると感じない。
  • 君たちは、潜水艦の中ではなくて、家族で一緒にいるということと、窓を開けて太陽を見たり、鳥の鳴き声を聞いたり、通信することもできる。
  • 前向きに、そして、他人を思いやって!

2002年に国際宇宙ステーションに滞在した宇宙飛行士Philippe Perrinからのアドバイス

  • この外出制限を受け止める必要がある。
  • 自分が宇宙飛行士で、このミッションに出発すると考えてみて!怖がってはいけない。
  • チーム(つまり君たちの家族)の緊張感の高まりを避けるために、規則を決める必要がある。例えば、優しいものの言い方をして、攻撃的には言わない、など。
  • 君たちは、一人きりになって気晴らしをする方法もみつけなくてはならない。例えば、音楽を聴くとか、面白い小説を読むなど。
  • 外出した時には、手で顔を触ってはいけない。宇宙飛行士のヘルメットをかぶっていると想像して!
  • 外出制限を乗り切るには、「今日は何日目?」と数えてはいけない。なぜなら、際限がないように感じてしまうから。
  • そうすれば(「何日目?」と数えずにいれば)、外出制限が延長されても、最後まで気持ちを持っていくことができる。

Philippe Perrinはまた、「普通の生活に戻ることを考えてみて!」ともアドバイスしていました。

  • 元の生活というのは、一夜にして取り戻せるものではないだろう。
  • おそらく、マスクを着用しなければならなかったり、検査を受けなくてはならなかったり、ソーシャルディスタンス(社会的距離)をとらなかければならなかったりするかもしれない。
  • しかし、全てが解決した時を考えてみて。外出ができて、空気をいっぱい吸えて、自由に散歩できるという無限の喜びのことを考えてみて。
  • きっと、人生というのはどんなにいいか、どんなに自分たちが幸せなのかということに気がつくよ

我が家と照らし合わせてみると

数えない!!!

『今日何日目?』って数えるのは良くないのですね。これ、やってしまっていました。際限がないように感じるからだそうです。たしかに、延長措置が取られたときに、心が折れる原因にもなり得ますね。

美味しい食事をとる

美味しい食事がメンタル維持に重要な役割を果たす、というのも、3週間の外出制限を体験して感じていたことでした。最初は3食なんて面倒だ!と思っていましたが、時間があるので、食材さえあれば美味しいものをつくれます。

長期に及ぶ異常事態からくるストレスでメンタルをやられないようにしないとね。

2020年4月9日

1日の流れにリズムを

1日の計画をたてる、つまり、リズムをもって生活をする、というのも、重要と感じていました。

我が家の子供は、学校からの宿題と、週1回のコンセルバトワールの先生とのスカイプレッスンが、リズムを作ってくれています。

ひきこもり令の下でも意外と規則正しい毎日 昨日の昼ごはんと晩ごはん

2020年3月19日

家族内で規則をきめよう

ただでさえストレスのたまる室内生活。我が家では、外出制限が始まった頃に「お母さんに無駄に話しかけない」という決まりを作りました。結構効きます。

【フランスの外出制限】自分ファーストで過ごすことにして今日から新たに実行していること

2020年4月2日

一人きりになるのも大事

気晴らしのために1人で本を読んだり、音楽を聴いたりするのも大事というのは、すごく良くわかります。

実際に、我が家では、外出制限が始まってから、各人が長時間個室にこもっています。無理に関わろうとしなくてもいいのです。

他人を思いやる

きっと、他の人も家から出ない生活を送っている、病院では医療関係者が奔走している、など、他人のことを思いやってみると、自分も家で大人しくしよう。そういう風に思えます。

まとめ 普通の生活はきっと素晴らしい!

最初は結構ビビっていた外出制限。なにせ、このような事態は生まれて初めてです。

しかし、人間慣れるものです。だから、必要以上にビビる必要はないと思います。

3週間も自宅にこもっていると、もはや普通の生活ってどんな感じだったっけ?と思います。何も考えずに外出して、買い物して。本当に不思議です。

コロナ後は元の世界とは価値観がガラッと変わる、などと言われています。

どんな風に変わるのか、なるべくいいことを考えながら、潜水艦か宇宙船に乗っているとおもって淡々と過ごしていこうと思います。

A bientôt!

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日本人の夫とフランスの公立校に通う子供とフランスに住んで約10年。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。整理収納アドバイザー2級、ライフオーガナイザー2級。