Bonjour à tous! 渋柿です。
私がフランスに移住する前に、駐在妻経験のある知人から受けたアドバイスがあります。それは、
現地での生活が始まったら、なるべく早く友達を見つけた方がいいよ!ということです。
移住直後は友達ができやすい状況にある
移住してすぐの人は、フレッシュな感じがするので、興味を持たれやすいです。だから友達をつくるチャンスです。
思い返してみると、移住直後は
- 同じ年頃の子供のいる人
- 同じ時期に移民してきた人
- たまたま近所に住んでいた人
と知り合うきっかけがありました。そして、運のいいことに、ほとんどがいい人だったので、現地情報を教えてもらったり、日本語でおしゃべりしてストレス発散したりと、付かず離れずの良いお付き合いがつづきました。
私によく聞かれたのは、日本の同年代の子供はどんな感じか?とか、日本の幼稚園はどんな感じか?とか。日本の最新情報を知っているという点で、興味をもってもらいやすいです。
次に行く旅行の話もよく話題にのぼりました。新しくきたばかりの人は、フランスだけではなく周辺国にも興味津々なので、様々なお出かけスポットや、周辺国への小旅行にも出かけます。
反対に、長くいる人は頑張って出かけようとしない傾向があるので、他人が立てている計画や実際に行った感想などを聞くのが楽しいものです。今となっては、私も完全に後者です。

出会いの場所は?
近所や子供の学校
日本人の多い地区だと簡単にみつかります。子供を介してのおつきあいは、互いに共通の話題が豊富で始めやすいです。
私の場合は、フランスに来たばかりの私と子供のために、子供の担任の先生が日本人のお母さんを紹介してくれるということもありました。

語学学校
日本人に限らず、外国人の友達もできます。ただしこの場合は、まずは初級クラスに在籍するのが良いと思います。
私の場合はいきなり上級クラスに入ったので、既に友達関係や生活スタイルが出来上がっている人ばかりでしたから、積極的に友達になろうという人はほとんどいませんでした。日本人もいませんでした。
日本人会
長くフランスに住んでいても日本人会には入っていない人もいます。賛否両論ありますが、出会いの場であることは確実です。
厄介な人もいるから気をつけて!
自分の経験からすると、現地で出会う日本人は、多い順に
- 良い人でコミュニケーションも普通に取れる
- 新しい人には全く興味がなく、コミュニケーションを取ろうとしない
- 厄介な人
ほとんどが1の良い人です。
2の人にははじめ無視されます。しかし、誰かの紹介があったり、共通の話題が見つかったりすると、2の人も1に変わります。
ずーっと2のままの人もいます。でも、それでもお互いに害はありません。
▼たとえばこんなことがありました。

問題は、3の厄介な人です。
誰が3にあたるのか、知らないのは新しく来た人だけです。前からいる人は全員知っています。
でも、新しく来た人に「あの人厄介だから近づかない方がいいよ!」とわざわざアドバイスすることはありません。
だから、知らずに友達っぽくなってしまうということがあります。
厄介な人を見分けるコツ
残念ながら、私も厄介な人に捕まってしまいました。一人じゃありません。
我が家と共通項があったので、お話しする機会がありました。子供が同年代という方もいました。
何が厄介だったのかというと、口が軽い、自分の話ばっかりして人の都合を考えない、失礼な言動で不愉快な思いをさせられる、等です。
長く滞在している人は、この方々がこんな風に厄介だ!ということをもう知っているので、「うわ、新しい人が捕まっちゃった、お気の毒に〜」くらいに思っていたと思います 笑。
後から思い返してみると、この手の厄介な人たちに共通するのは、ものすごく親切な雰囲気で急に距離を縮めてくる、ということです。そして、おしゃべりが長い。自分のことしか考えてない、という感じです。
まとめ
普通の人は、付かず離れずの関係から入ります。ですから、妙に親切な人とか、おしゃべりで急に話を弾ませるような人は、厄介な人かもしれません。
私も、日頃は特に誰とも会わずに日常生活を淡々とおくるばかりですが、たまに会ったり相談できる友達は大事です。
よい友達にめぐまれますように。
A bientôt!
