フランスの大統領選挙はマクロン氏勝利で終了。直接選挙は盛り上がるよね。

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

マクロン政権が発足いたしました。とはいえ、日日家庭におきましては、フランスでの日常生活がいきなり変わったわけではありません。

 

一連の選挙戦を体感して思ったのは、「日本の選挙における投票率が低い、って言ったって、間接選挙制だったら仕方ないよな」ということでした。

 

1回目の投票日の前日の夜なんて、たまたまバーにビールを飲みに行ったら満席で、フランス人たちが口角泡を飛ばす勢いで議論していましたよ。おかげで店内はすごい騒がしさ。自分の1票で大統領が決まる、しかもその大統領は強い権限をもつ、となると、気合が入るのも当然と思いました。

 

しかも、1位の候補が1回目の投票で過半数を取らなかった場合は、1位と2位で決選投票をする、ということは、2位までに食い込めば決選投票で逆転できるチャンスがあるということです。ですから、自分の支持する候補者が大統領になる可能性が結構現実味あるものと感じられるということです。これって合理的ではありませんか。マクロンとルペン、フィーヨン以外にも、全部で10人くらい候補がいましたよ。それぞれに結構な期待ができるわけです。

 

これは、熱が入るだろうな、と感じました。

 

子供が通う小学校でも、大統領選に関する授業があったそうです。選挙場では、投票用紙に記入したら封筒に入れて透明の投票箱に投票する、とか、投票したら「ア ヴォテ」って手を上げながら言う、とか習ったそうです。

 

先生が「お父さんお母さんと一緒に投票所に行ったら、よく見てみてね」と子供達に伝えたそうです。うちの子はすかさず手を上げて「うちの両親、フランスでは選挙権ありませ〜ん!」って言ったそうです 笑。

 

日本では、国政選挙と地方選挙は直接選挙ですが、内閣総理大臣は間接選挙です。自分たちで直接選出した実感の伴わないその内閣総理大臣がごにょごにょしていれば、国民としては無力感たっぷり、政治に興味を失うのも必至ですよね。

 

確かに、歴史が証明しているように、直接選挙では、大衆の熱狂によってとんでもない方向に振れるという危険性があります。それに対して、間接選挙ではより理性的な選出ができる、なんて言われていますけど、ああ、これって詭弁だわ、敗戦国を骨抜きにする都合良い手段だわよね、と、戦勝国フランスの大統領直接選挙の只中に居ながら実感いたしました。

 

▼マクロン氏のような超優秀児は、フランスみたいにのんびりの国で放っておいても頭角を表すのですよね。

身の丈

「身の丈にあう」幸せを探すフランスの親 「身の丈に合う」視点無しで幸せを探す日本の親

2017年8月19日

 

A bientôt!

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。