【海外移住とうつ】その9 移住初期 Qさんさよならパーティーに招待された件

Bonjour à tous! 渋柿です。

前記事 【海外移住とうつ】その8 移住初期 悪口大好きQさんと遭遇しないための努力 のつづきです。

このQさんと遭遇しないための努力をつづけていても、遭遇してしまうこともありました。住んでいる地区が近く、子供の大きさも同じくらいで同じ幼稚園に通っていてお互いに主婦、となると、生活パターンが似通ってしまうのはしかたのないことでした。

例えば、公園に子供を連れて行った時、茂みの向こうにQさんが子供を遊ばせているのが見えました。こういう時はすぐに見つからないように別の公園へ移動しました。あの頃は、外に出るときはQさんに捕まるのではないかと常に緊張していましたし、見つからないうちに逃げようとキョロキョロしたり、うつ伏せがちに歩いて見つからないようにしていました 笑。

それでも、寝込んだりするような精神状況にまで陥らなかったのは、フランスに移住して初期だったから。生活自体にまだ新鮮味があったし、子供も小さかったから面倒見なきゃと頑張っていたし、幼稚園では仲の良いお母さん方に恵まれていましたからです。

Qさんに遭遇しないようにするという努力(?)もむなしく、Qさんに捕まってしまったときには、きまって想像の斜め上をいく展開を見せてくれるのでした。例えば、うちの子供を、私に黙って勝手に公園から連れ出してしまって、びっくりした私は必死に探し回ったということもありました。バカバカしすぎる話なので詳細は省きますが。

さて、やっとQさんの日本帰国が目前となりました。あと少しの努力。表面上は関係が悪くなっていません。私がQさんを避けているということを知っている人もいません。

Qさんが、駐在中にお世話になった方々を招いてホームパーティーをする、渋柿さんも是非来て!とご招待いただきました。

正直言って、行きたくなかったです。寛解した今の私なら断っていたでしょうが、当時は断るのも下手でした。しかし、2時間だけだし、表面上は問題のない関係を演じるという、私の努力の集大成(?)でもあると思って、行くことにしました。まあ、実際お別れでもありますしね。

持ち寄りパーティーとのことでしたので、私はおつまみになるようなものを持って、指定の時間ギリギリくらいに子供をつれてQさん宅へ到着しました。

フランスでは、指定の時間より早すぎるのはマナー違反ですが、相手が日本人なので遅すぎてもいけないかな、と思って、時間ギリギリを狙ったのでした。

迎えてくれたのは、困った顔をした旦那さんとお子さん。先に到着していたお客さんはいなくて、家の中はまだシーンとしていました。

つづく。

A bientôt!

 

この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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