自分の子供がバイリンガルになった親の気持ちって?

バイリンガル

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

バイリンガル。憧れの響きです。羨ましい。大人になってから語学をやっ多人が必ず憧れるバイリンガル。子供の頃に自然に外国語を身につけたかった!そう思う大人は多いはず。私もそうです。そして、子供をもつ親の多くが、自分の子供はどうやったらバイリンガルにすることができるのかしら?と思ったことがあると思います。英会話教室に通う子供も多いと聞きます。

 

私も子供が赤ちゃんだった頃、子供を早いうちから留学させて、英語を身につけたらいいのに、なんて妄想したこともありました。日本の学校英語は最悪ですからね。時間泥棒もいいところです。なんとか効率的に英語を身につけさせたい、自分の子供がバイリンガルになったら、どんな気持ちがするのだろう?と考えたこともありました。

 

それから色々ありまして、フランス在住5年。うちの子供は、日本語とフランス語のバイリンガルです、今のところ。

 

幼稚園年中の頃、日本語訛りが酷くて何言っているかわからない時があるから、オートフォニストに行って発音の診断書をもらってくるように言われたのも、懐かしい思い出です。

オートフォニスト

子供が幼稚園の先生からオートフォニスト(orthophoniste 発音矯正士)の診断書をもらってくるように言われた件

2017年6月12日

 

バイリンガルと言っても、いろいろな定義があるようですけど、ここはとりあえず「年齢相応の会話と読解力がある」とでもしておきましょうか。

 

子供がバイリンガルって、どんな気持ちですか!?

 

渡仏直後のちんぷんかんぷんな時期を経て、ようやく身についたフランス語。今では学校で特に困っていることはありません。渡仏した頃は、心配して気を揉んでいたので、この状態を夢見ていました。

 

それがですねえ、今となっては当たり前すぎてなんとも思わないのです 笑。

 

ごめんなさいね、面白くなくて。でも、正直言って、こんなもんかぁ!?って感じです。正直なところ、自分でも意外です。もっと嬉しいものかと思っていましたから。

 

本人も、当たり前すぎて、それを鼻にかけるなんてことは一切ありません。

ディクテ

小学3年生目線でのフランスのリアルな現実!「フランスは二つのレベルにぱっくり分かれている」

2017年10月16日

 

バイリンガルに感動しない原因を分析してみる

 

まず第一に、日常過ぎて珍しくもなんともないということが挙げられます。これは、慣れの問題です。慣れてしまったのです。子供がフランスの学校でフランス語ができないと困りますから、もう困らない状態になって普通に学校に通っている、これが日常、という感じです。

 

そして第二に、子供がフランス語でしゃべっていることの内容が薄いということがわかるから。薄いと言っても、年齢相応です。結局、子供が喋るような内容をペラペラと良い発音でしゃべったところで、内容がないのです。これは子供だから仕方ありません。

 

内容というのは、自分の意見を論理的に述べるとか、専門について説明するとかいった内容です。こういう発言ができるようになるのは、外国語母国語を問わず、もっと年齢が上がってからの話です。子供では難しいですし、私も現状でそこまで求めてもいません。

 

だから、ただペラペラとしゃべっているだけでは、特に何とも思いません。話す内容が重要なんだよ、それはこれから先が重要、と思います。

 

とはいえ、ペラペラと意思疎通して、学校でも付いて行っているだけでも、ゼロに比べればはるかにマシなわけで、「ペラペラ喋るだけではダメ、それ自体はなんとも思わない」なーんて言ってしまっては贅沢者だと怒られるかもしれません

 

まとめ 意外だったわ

 

自分でも意外でした。子供がバイリンガルって、もっと喜ばしいことになるのではないか!?って思っていましたから。フランス語だからというわけではありません。きっと英語でも一緒です。何語でも、何を語るかが重要です。

 

だから、日本でも小学校のうちから英会話に通わせて、いい発音を身につけたところで、それだけではだめなのだと思います。結局、喋る内容が勝負です。内容があれば、多少ぎこちなくても相手は聞いてくれますよ。だから、うわべだけ整えるのではなく、ちゃんと専門を勉強して、それを英語で語れるようにならないと。

 

そのためには、早期の英語教育なんて特別必要なくて、中学生くらいから効果的な勉強方法で(学校英語は最悪の時間泥棒ですからね)英語を身につけて行って、大学に入ってからきちんと専門を学ぶことです。それからでも間に合いますよ。そこを焦って早まると、カモになって貴重なお金を失うことになります。だって、「英語は早いうちから始めた方がいいに決まってる!」って、教育産業はみな煽りますから。週に1回1時間外国語を習ったところで、どこにも行き着きませんよ。日本語で本を読んだり、家庭での会話を工夫する方がよっぽど効果的と思います。

 

▼6年目くらいになると、こんな感じになってきますよ。

バイリンガル脳

海外生活6年目のバイリンガルの頭の中のスイッチは自分でオンオフしているの!?

2018年1月4日

 

▼やっぱりバイリンガルなだけでは駄目だと思います。子供のバイリンガルのレベルで喜んでいる場合ではありません。

バイリンガル

エクスペディアとのやりとりからでさえも、バイリンガルなだけではだめだということが分かる!

2016年12月10日

 

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。