Bonjour à tous! 渋柿です。
フランスって、猫や犬と一緒に暮らしている人がとても多いです。しかも、人間と同様の扱いをします。家族なんだから猫や犬の毛なんか気にならない!って感じです。カフェにも平気で連れてきます。電車も平気。まるで子供に話しかけるように、電車に乗っている間何時間でも話しかけていたりします。ホテルも犬猫OKのところが結構あります。ベッドで粗相したらどうするのだろう!?
うちの隣のマダムが猫を飼っているので、隣のベランダからうちのベランダに猫の毛が風に吹かれて運ばれてきます、ということは前回書きました。

ブルータス、お前もか!的衝撃
お隣のベランダから風に吹かれて入ってきた猫の毛は、隣との境付近の隅っこに溜まって束になっています。しかし、隣と離れた部分にも、猫の毛らしいものが落ちていました。あれ?
6月の清々しいある午前中、ベランダでコーヒーを飲んでいると、うちの上の階の住人がベランダから布状のものをパッタパッタとやるではありませんか。そして、大量の猫の毛がハラハラと舞い降りてきました。
げー!上の住人もか!!
舞い降りる猫の毛に気分が悪くなり、慌てて部屋に部屋に入りました。まさに、上からも横からもという感じで、猫攻めにあっているということです。参ったなあ、うちの子、猫アレルギーなんだよねえ。私も猫が苦手。
しかも、同じく上の住人が、ベランダとは反対側の窓からも布状のものをパッタパッタと払っているのが、うちの窓から確認できてしまいました。部屋の窓から外を眺めていたら、突然上から布状のものがパタパタと降りかざされたのでびっくりしたのです。まさに、前からも後ろからも猫攻めにあっている状態。いつパッタパッタと猫の毛を飛ばされるかわからないので、迂闊に窓も開けられません。
参ったなあ、フランス人って窓やベランダから猫の毛捨てるんだ〜。フランス人の友達に聞いたら、そんなこと普通しないよ!?って言っていましたけ。あー、ハズレ引いた!
私以外にも被害者がいた!
そんなある日、外出から戻ってくると、アパートの内玄関にこんな張り紙が。
「猫の毛が下の階のバルコニーに落ちてきます。管理組合に文句言うのに十分ですよ。」
何階の人か知らないけれど、同じく迷惑被っている人がいるんだ〜!助かったわ、これで猫の毛パタパタを止めてくれるといいのだけど、とガッツポーズ。
上の階には猫二匹の真実
またある日、エレベーターで別の階に住むご婦人と一緒になりました。このご婦人もよく顔をあわせて挨拶しています。「今から上の階に行くのよ。」と言って乗り込んできました。「上の階のご婦人がね(つまりうちの真上のこと)、今バカンスで不在だから、猫の餌をあげに行くのよ。二匹いるのよ!」って教えてくれました 笑。えー、二匹も!うちのベランダには二匹分の毛が舞い降りてきているということです。

まとめ
その後、上の階のパッタパッタはおさまったように思えましたが、また始まりました。あまりひどければ、またお手紙作戦でいくかもしれません。

A bientôt!