【海外移住とうつ】その17 うつ状態突入! 老害に囲まれて過ごしたうつ最悪期

Bonjour à tous! 渋柿です。

前記事 【海外移住とうつ】その16 うつ状態突入! とうとう「これはまずい!」と思う瞬間がやってきた からのつづきです。

うつ状態の最悪期で一番ストレスだったのは他人との接触と子供の世話と音でした。

耳を耳栓やヘッドフォンで塞ぎ、子供と2人きりで過ごす時間を極力減らし、週末は完全に引きこもるような生活をしていました。

なるべく子供を夫に任せて、イライラしないようにしていました。食事もなるべく自分1人で取れるようにしていました。

子供が友達の誕生日会に誘われても、場所が遠かったり、よくわからない場所だったら、断るようにしました。連れて行くのが大変で、待っている間も手持ち無沙汰でどうしたらよいかわからず、自分に負担がかかるからです。

音に関しては、壁や床の薄いアパートだったせいで、上の住人(独居マダムA)の生活音が丸聞こえでした。椅子を引いた音も全部聞こえてきましたし、どの辺を歩いているのかもわかりました。

最悪だったのは、昼間働いている人なら昼間は無音ですが、運悪く、すでに定年した独居人でしたから、一日中家にいて、一日中音が聞こえてきました。猫と一緒に住んでいました。このマダムがそのアパート全体の取りまとめ役みたいな役割だったらしく、風紀委員のように色々と他の住人に対して世話をやいてきました。

一見親切そうに声をかけてくる割には妙に嫌な感じがしたので、警戒していました。「私は役員よ!」という自信満々な感じで偉そうにしている割には、ベランダから大量の猫の毛を下に落としてきましたから。のちに相当におかしな人だったということが明らかになったのですが。

そして、うちのすぐ隣の部屋にも独居マダムBが住んでいました。この人のところには訪ねてくる人が全くおらず、玄関のすぐ裏にベッドを置いて寝起きしている人でした。ちょうど玄関の前を通りかかった時に玄関のドアが大きく開けっぱなしになっていて、ベッドが見えたので驚きました。

このマダムも猫と一緒に住んでいました。不幸中の幸いなことに、昼間は働きに出ていたので、遭遇してしまう時間帯もかぎられていました。一目会った時から変な感じがしたので、遭遇するのをさけていました。この直感も当たっていて、このマダムはラシスト(人種差別主義者)ということが明らかになったのですが。

そして、うちの真下は長らく空き家だったのですが、独居マダムCが入居してきました。このマダムも会うなり変な雰囲気を漂わせていました。顔が曲がっていましたから。毎朝6時ごろ、奇声を発するのが聞こえてきました。私の寝室の真下が彼女の寝室なのでしょう。毎朝ほぼ定刻にです。このマダムのすぐ隣の部屋の独居ムッシューが、「隣のマダムが奇声を発するのが我慢ならない!」と言っていましたから、朝以外にも奇声を発していたのでしょう。

こんな風に、上の独居マダムの生活音をビンビンに聞かされながら、隣の独居マダムとはなるべく関わらないように、会わないようにしながら、毎朝6時ごろに真下の独居マダムの奇声で目をさましながらの生活でした。

年寄りが多い物件は静かだ、とも言われていますが、独居老人って、勝手気ままに生きていますからタチが悪い人もいて要注意です。感情の歯止めも効かないようです。日本でも、横暴な老人が社会問題になったりしますが、フランスでも同じようなものです。マルシェで店主に大声で難癖をつけるのも老人だったりしますからびっくりします。

うちの下の下にも独居マダムDが住んでいました。彼女とエレベーターで2人きりになった時、「独居マダムAが今不在だから、今から私が彼女の猫の餌をやりに行くのよ。2匹もいるのよ。」とすごーく嫌そうな顔をしながら言っていました。どんな関係だろ?って思いました。移民の私にチクってくるということは、独居マダムAとの関係にそうとうストレス溜まっているのかな、と思いました。

ちなみに、この独居マダムDの隣の部屋の住人も独居マダムEでした。思い返してみると、退職間近や、退職してからまだ数年しか経っていないような、比較的若くて元気な層の独居人の多い物件でした。

独居マダムDとEは変な感じがしませんでしたが、ABCは見た目からして一癖も二癖もある感じでした。こういう直感は当たるものです。

このような居心地の悪さも、うつ状態を悪化させ、最悪期を辛いものにさせてくれたのだと思います。ですから、今のアパートの居心地が変だと思ったら、長期間にわたって我慢するのではなく、引越した方が良いと思いますよ。メンタルを病みますから。私は、そのような物件に数年にわたって住んでしまって後悔しました。

つづく。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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