Bonjour à tous! 渋柿です。
フランスの外出制限も15日目となりました。ここ数日、肌寒い日が続いています。
さて、先日スーパーに買い物に行った時に、小麦粉が売り切れていたのです。フランス人は家でパンを焼こうという算段をしているのかな?と思いました。
代わりに買ったのが、スペルト小麦。フランス語ではépeautre、イタリア後ではFarroと呼ばれています。
ざっくり説明すると、9000年以上も前にヨーロッパで栽培されていて、改良を行われておらず、グルテン含有が低く、栄養が豊富と言われています。色は小麦の真っ白よりはほんのすこーしだけくすんだ色をしています。
そのスペルト小麦を使って、シナモンアップルケーキを焼いてみました。
材料
- スペルト小麦 170g(小麦でもいいよ)
- 無塩バター 80g(室温で柔らかくしておく)
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 豆乳 50ml(牛乳でもいいよ)
- きび砂糖 45g(砂糖でもいいよ かなり甘さ控えめです)
- 卵 2こ
- シナモンパウダー 好きなだけ
- りんご 2個
作り方
- バターをポマード状にする
- きび砂糖をバターに混ぜてホイッパーで白っぽくなるまでよく混ぜる
- 卵を混ぜる
- 豆乳を混ぜる
- スペルト小麦とベーキングパウダーを合わせてふるったものとシナモンパウダーを入れてをさっくりと混ぜる
- 耐熱容器に入れて、りんごを乗せる
粉っ気がなくなったら、170度で予熱しておいたオーブンに入れて25分くらいで焼き上がります。
ちなみに、私が参考にしているレシピは、大原照子さんのこちらのレシピ本↓
お味
外はカリッとしていて、中は軽い口当たりです。素朴な味わいで、いくらでも食べられそうです。
生で食べるのが難しいくらいの酸っぱくて固めの青リンゴをつかったので、りんごの酸っぱさがとても生かされています。シャリっとした食感もちょうど良いくらいで残っています。
もちろん、生で食べても十分おいしい赤いりんごでもよいですが、お菓子作りで加熱すると味がぼやけます。おかし作りには、できれば青リンゴが良いですね。
甘さは控えめなので、甘いのが好きな方は、砂糖80gくらいまで増やしてください。
感想 やっぱり家で作ったのが一番
小麦粉を替えるだけでこんなにちがうのか、と思いました。家で作るとどんな材料をどのくらい使って作っているのかわかりますから、安心です。甘さも自分で調整できます。しかも、おいしくて言うことなしでした。
ビオの卵と豆乳ときび砂糖と青リンゴとエシレバターを使った、スペルト小麦のアップルシナモンケーキ、なんていったら、東京では高く売れそうですよね 笑。
これも、外出制限で時間があるから思い立ちました。1つのボウルでできるから楽です。また作ってみます。
A bientôt!


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