Bonjour à tous! 渋柿です。
外出制限中のフランス。私が住む地域では、ずっと晴天が続いています。
許可証をもってさえいれば、スーパーへの買い物や1時間以内の運動のための外出は認められています。最初は、ビクビクしてなかなか外に出られませんでした。ウイルス感染が怖いというよりも、こんな時に外に出るな!って白い目で見られるかな、という他人を気にする考えからでした。実際、10日くらい買い物に行かなくても過ごせるほどの物資がありましたから、外出する必要もありませんでした。
しかし、手持ちのチョコレートがなくなってしまって、どーしてもチョコレートが食べたくなってしまいました。そこで、チョコレートを買う目的でスーパーまで行くことにしたのが、最初に許可証をもって外出した動機でした。
嗜好品はやっかいだ!
嗜好品といえば、お酒、タバコ、コーヒー、コーラなどの炭酸飲料、菓子類などがあります。なくなると禁断症状おこしますよね。これが厄介の元。
私はもともとタバコを吸わないし炭酸飲料は飲みません(炭酸水はのみます)。お酒とコーヒーはこの1年以内にすっかりやめてしまいました。甘いものはたくさんは食べませんが、チョコレートは好きで、食後に少し食べるのが習慣になっています。
嗜好品って、リラックスと結びついています。仕事をひと段落させたら、コーヒー、タバコ。1日の終わりにお酒。午後疲れてきた15時頃になったらおやつ、みたいな。だから、毎日の生活にちょくちょく入り込んできます。そして、癖になります。
普段は、嗜好品がなくなる前にスーパーに買いに行けば済むものですが、なくなることを気にしながら生活することがストレスになります。また、現在のような制限つきの生活が突然始まった時や、自然災害で普段の生活を突然送ることができなくなった時に手に入らないとなると、大きなストレスのたまる原因にもなります。
例えば、コーヒーを飲んでいた頃は、常にコーヒーの在庫を気にしながら生活していて、もうすぐコーヒーがなくなることを心配し、コーヒーがなくなっても数日お店に買いに行けないとイライラしたりしていました。
お酒を飲んでいた頃は、お酒を飲まない人は、人生の楽しみを半分しか知らない、と本気で思っていました。だから、飲んで楽しくして当たり前と思っていたし、またイライラを解消するためにもお酒を飲みたくて仕方なくなりました。


この前、チョコレートがなくなった時も同じでした。翌週月曜日から学校が休校になることが決まり、子供と一緒に図書館に本を返しに行った土曜日の午後のことです。いつも食べているチョコレートがなくなりそうだったからお店で買って帰ろうと思ったのです。しかし、子供を連れて人が多い場所をウロウロするのは良くないから、来週1人で買いにこよう、と思い直してさっさと家に戻りました。
そうしたら、その日の夜、翌日からの外出制限が発令されたのでした。
あー、チョコレート買っておけばよかったー!!!って激しく後悔しましたよ。
外出制限を知って、一番の後悔がチョコレートですよ。冷静に振り返ってみて、
私、嗜好品に振り回されてるわ!
って思いました。
まとめ 何かに振り回されている限りQOLは上がらない
お掃除に興味を持ったことにより、物を減らしてスッキリした生活をおくり、無駄な人間関係を切り捨てて人間関係もさっぱりさせた。最近では、お酒とコーヒーをやめ、スマホの通知をオフにし、朝はやるべきことに集中するためにメールチェックをしない、気分良くすごすためにネガティブ系のブログやメルマガの購読をやめる。などなど、私が生活の質やメンタルの状態を上げるために、様々な工夫をしてきたことは、最近の記事で書いてきたことです。ゆるミニマリストだなあって思っていました。
しかし、ここへきて、たかだかチョコレートでイライラさせられるとは。軽くショックです 笑。
よりよく生きるには、主体的である必要があります。そして、いくら綺麗な部屋でゆるミニマリスト気取って、嗜好品にこだわりを持ち、ちょっと良いもの食べて生活していても、嗜好品でイラッとさせられては元も子もありません。ですから、極限までQOLをあげてよりよく生きるためには嗜好品もやめる必要があるのでしょうね。
チョコレートもヤメてみようかな。でも、それではストイックすぎますかね。
A bientôt!

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