Bonjour à tous! 渋柿です。
子連れで海外移住する人の一番の心配は、子供が現地語で勉学についていけるかどうかだと思います。
幼稚園であれば、身振り手振りでも友達ができればとりあえず安心ですが、学校に通うとなると、現地語での勉強が始まりますから、心配は深刻です。
ここでは、そんな心配尽きない親御さん向けに記事を書きます。
うちの子供は、幼稚園の時からフランスで生活しているので、高学年の頃からは、全く学校でのフランス語は苦労していません。
しかし、最初は心配しっぱなしでした。
小学校2年生の頃に、基本的な単語がわからずに馬鹿にされる、といったこともありましたが、乗り越えました。
今でもわからない単語はたくさんあるそうですが、文脈から類推すると大抵わかるし、辞書で調べたり、どうしてもわからないときは先生に質問して解決するそうです。
学校での評価は?
学校でのフランス語の評価は、「ネイティブ同様にペラペラ喋れる」ことではなくて、いかに文法的に正しくかけるか、とか、動詞の活用を正しく覚えているか、とか、詩の暗唱が期日までにできているか、という点で評価されます。
ですから、学校で習った文法事項をその都度マスターし、出された宿題をこなしていくうちに、実力がついていき、学校での評価も上がって来ます。
つまり、外国人家庭のお子さんでも、フランス語での算数や理科の勉強をこなせるようになるばかりではなく、フランスの学校でフランス語で上位に入ることが可能でもあります。
まとめ コツコツが得意な日本人の性質を活かしましょう!
そんなこんなで、移住当初はさんざん心配していた子供のフランス語ですが、今ではほとんど心配していません。
日本語だけではなく、フランス語の本もよく読みます。両者の垣根があまりないようです。
むしろ、ネイティブの日本語と、ネイティブに近いフランス語の二刀使いで、今後どんなことに興味を持って専門を選択していくのか?とても興味があります。
ですから、5年くらい辛抱すれば子供のフランス語は年齢相応に問題なくなって来るので、最初だけの辛抱です。頑張ってください。
きっと、将来楽しみな感じになってきますよ。
A bientôt!


