Bonjour à tous! 渋柿です。
夏はツルッとゼリーが美味しい季節ですね。フルーツゼリーなんてついつい何個も食べてしまいますよね。私はここ連日、ゼリーを食べています。
フランスに行って初めての夏、ゼリーを食べたくなったので買いに行ったのですが、全然無いのです。
スーパーでも、ケーキ屋さんみたいなとこでも、どこにも売っていない!!!
夏なのに、なんだか物足りない!!!って思っていました。
プリンやババロアはあります。でも、ツルッと爽やかなゼリーを食べたい!!
仕方なく、何か冷たいものを食べたいと思ったら、プリンやババロアは甘すぎるので、プレーンヨーグルトとかフロマージュブランを食べます。おかげで乳製品ばっかり食べる羽目に。
スイーツ王国のはずのフランスで、なぜゼリーが無いのか!?美味しいのに!!ずーっとわから無いまま何年か過ぎました。そして、ようやく人づてにわかりました。
フランスではどうやら、ゼリーといえばゼリー寄せのようなおかずに使うもので、甘くはなく、塩っぱいものだそうです。多くはコンソメ味でしょう。だから、甘いおやつのゼリーというのは、なんだか気持ち悪いのだそうです。なるほどね。
ゼリー寄せとは、こういう食べ物⇩
よく冷たい前菜に出てきて、見た目が綺麗で涼やかです。コンソメ味のゼリーで寄せ固めています。
まとめ
日本人的には、塩っぱい味(コンソメ)のゼリーのほうがなんだか気持ち悪い感じがします。大人になってから初めてフランス料理でゼリー寄せなんていう食べ物を食べた時、「おかずに何でゼリーなの!?」って思いましたもん。
フランスのスーパーの製菓コーナーでは板ゼラチンが売られていますから、自分で甘いフルーツゼリーを作ることはできます。甘いゼリーのないフランスでは、板ゼラチンはもっぱらババロア用なのでしょう。
意外と知られていない日仏間の食文化の違いですね。
A bientôt!