フランスで今バターが品切れになっている4つの理由とは?bordierとéchiréはバターの中でも別格だよね

バター

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

噂には聞いていましたが、昨日の夕方、近所のスーパーまで買い物に行った時にふと乳製品売場の棚に目をやると、ごっそり商品が空になっている!

そこは、もともとたくさんの種類のバターが鎮座していた場所でした。

数年前、日本でもバターが品薄になって値段が高騰しましたね。同じような状況です。

このような状況は、私がフランスに来てから初めての出来事です。

今、フランスでバターが品薄の理由は?

こちらの記事を読んでみると、4つの理由があるそうです(本記事最後にフランス語の元記事を引用してあります)。

ざっくり大雑把に紹介しましょう。

理由を知ったところで、どうにもしようがありませんけど、ずーっと「なんでだろう?」と思い続けるのも気持ちが悪いものなので、調べてみました。

出典 Pourquoi le beurre manque dans les rayons des supermarchés(LesEco.fr)

①2017年のバターの生産量が前年よりも減る見通し

今年は天候に恵まれなかったために前年よりも(牛乳の生産量が減ったのに伴なって)バターの生産量が減る見通し。

しかし、2016年も農家や畜産農家にとっては良くない年だった。

つまり、2016年は2015年よりも家畜用飼料の収穫量が少なかったために2015年と同じやり方で餌を与えることができなかった。

牛用の飼料についてはこの状況が続き、その結果牛乳の生産量が減った。

2015年の25.374.000トンから2,8パーセント減って2016年は24.667.000トンだった。

②世界中でバターの需要が高まった

従来、コレステロールが高いだの太るだの言われて健康に悪い、と思われていたバター。

しかし、骨密度を高めるのに不可欠なヴィタミンAが豊富だといったバターの効用を絶賛する複数の研究結果がアメリカで発表されて、バターに対する悪い印象が払拭された。

アジアにおいても同様に、特にヴィエノワズリー(バターを織り込んだ発酵生地で作られたお菓子。クロワッサンやパンオショコラやパイ生地のお菓子など)を通してバターの需要が爆発的に高まった。

③値段と大規模供給の折り合いがつかない

需要が高まったせいで、バターの値段が上がった。ここ20ヶ月で200パーセントの値上げ。

フィガロ社の計算によると、2016年4月に、工場生産のバターは1トンあたり2.500ユーロだったのが、今年の9月末には1トンあたり8.000ユーロ近くまで高騰した。

これを受けて、大規模小売店(スーパーのこと)はバターの価格を調整することを拒否した。

大規模供給のシステムでは、製品の価格が決まるのは1年に1回だからだ。その交渉はもう2月に行われてしまったのだ。

その結果、卸売業社は大規模小売店にバターを卸すのをやめてしまった。

④フランスではバターよりもチーズが優先

チーズはバターよりも歩留まりが良いため、乳製品業社にとってはより好都合。

実際に、1キロのバターを生産するのに必要な牛乳は22リットルであるのに対し、1キロのエメンタールチーズを作るのに必要な牛乳は12リットルであるし、250グラムのカマンベールチーズを作るのには2リットルの牛乳しか必要ない。

それに、フランス人がいくらバター好きとはいえ、バターよりチーズの方をより好むというのは明らか。2013年には一人当たり25,9キロも消費したのだから。

まとめ BORDIERとエシレ最高。

バターを使った商品がわんさかあるフランスにおいては、大問題なのでしょう。

私も、バゲットにほんの少しの美味しいバターを塗って食べるのが至福の時となっています。

塩入りバターのbordierは最高に美味しいです!

もう、他のバターを買う気がしません。バターは少ししか消費しないので、どうせなら美味しいものを食べたいのです。

また、日曜日には子供が好きなクレープを焼いてあげたり、パウンドケーキを焼いたりします。とはいえ、日日家庭ですから、そんなに大量のバターは消費しません。だから、ものすごく困るということはないです。

冷蔵庫の中を確認してみると、2週間ほど前にチーズ専門店で買った塩入りバターのbordierと、製菓用にと思って近所のスーパーで買ったéchiréが入っていました。

フランスの普通のスーパーに売っている別メーカーのバターも普通に美味しいですが、bordierとéchiréは別格です

エシレはスーパーにも置いてありますが、bordierは専門店で

私は、bordierについては特に小分けになっているのではなくて、motteといって、塊で売られているのを切ってもらって買います。その方が、より風味がいいような気がします。

うちの冷蔵庫のバターが無くなる前までに状況が好転するとは思えませんので、買い物中にバターを見つけたら、いくつか買って冷凍でもしておこうかなと思いました。

フランスのバター

フランスのバター不足騒動のその後。

2017年11月7日

A bientôt!

1 – Baisse de la production

Les professionnels de la filière avaient prévenu : pour des raisons climatiques, la production de beurre en France en 2017 sera plus basse que les années précédentes. 2016 n’a en effet pas été une année propice à l’élevage et à l’agriculture.

Plus basse qu’en 2015, la récolte fourragère n’a pas permis aux éleveurs de nourrir leur bétail de la même façon. Et cela s’est ressenti dans l’alimentation des vaches. Faisant, de fait, baisser la production de lait.

En 2016, 24.667.000 tonnes de lait ont été collectées en France, selon L’Etablissement national des produits de l’agriculture et de la mer (FranceAgriMer). Contre 25.374.000 tonnes en 2015, soit une baisse de 2,8 %.

2 – La demande mondiale explose

Cholestérol, surpoids… Durant des années, le beurre a été considéré comme mauvais pour la santé. Aux Etats-Unis cependant, il a été « réhabilité », plusieurs études vantant ses bienfaits, comme sa forte teneur en vitamine A – essentielle pour la croissance osseuse – et son action antioxydante.

En Asie également, le produit a vu sa consommation exploser, notamment via les viennoiseries. « La demande mondiale a augmenté de 5 % sur les douze à dix-huit derniers mois, tandis que l’offre a reculé simultanément de 5 %. C’est gigantesque », estimait en mars Jean-Marie Le Bris, directeur produits grande consommation de la coopérative laitière Laïta et de la marque Paysan Breton, interrogé par Les Echos.

3 – Conflit sur les prix avec la grande distribution

Conséquence de la hausse de la demande, le prix du beurre s’envole. Sur les vingt derniers mois, la hausse a atteint 200 % : le prix du beurre industriel est passé de 2.500 euros la tonne en avril 2016 à près de 8.000 euros fin septembre, calcule Le Figaro.

Face à cette flambée, les grandes surfaces ont refusé d’ajuster leurs prix. « Avec le système de la grande distribution, les prix des produits sont fixés une fois par an. Ces négociations se sont tenues en février dernier », explique Gérard Calbrix, chef du service économique de la Fédération Nationale de l’Industrie Laitière.

Conséquence : les fournisseurs ont cessé de livrer les grandes surfaces. Les marques distributeurs ont été les premières victimes. « Nous avons donné la priorité aux fabricants de beurre, aux marques en propre, qui se sont montrées plus flexibles », explique le spécialiste dans les colonnes du Figaro.

Les producteurs de lait devront attendre de nouvelles négociations, qui ne se tiendront pas avant 2018.

4 – Le fromage privilégié

Moins gourmand en lait, le fromage est le grand favori des producteurs. Rendement oblige, il est plus avantageux pour les fabricants de produits laitiers.

En effet, quand un kilo de beurre nécessite 22 litres de lait, le même poids en Emmental n’en requiert que 12 et seulement 2 pour 250g de camembert.

D’autant que, si les Français sont friands de beurre, ils lui préfèrent nettement le fromage : en 2013, ils en ont consommé 25,9 kg par habitant.

Agathe Mercante

引用 LesEco.fr

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渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。