子供が「最後の晩餐」を見たいというのでネットでチケットを予約し、ミラノのサンタ・マリア教会まで見に行ってきました

最後の晩餐

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

子供が、「レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』かミケランジェロの『ダビデ像』を見てみたい」と言いだしたのが今から4ヶ月ほど前。「学習漫画 世界の歴史6(集英社)」にダヴィンチとミケランジェロが出てきて興味をもったからだそうです。

 

調べてみると『最後の晩餐』はミラノのサンタ・マリア教会の中のに描かれており、『ダヴィデ像』フィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されているそうです。

 

フィレンツェは見所がたくさんあり、週末旅行ではなくてじっくり時間が必要そうなので、とりあえず週末にミラノへ行って『最後の晩餐』を鑑賞してみようか、ということになりました。

 

『最後の晩餐』を見学するために週末ミラノへ行ってみた

 

サンタマリア教会

ネットで事前予約をしてからサンタマリア教会に行く

 

『最後の晩餐』を見学するには、事前の予約が必要です。一人10ユーロに予約2ユーロかかります。合計12ユーロ。15分間30人に限定されています。そして、予約時間の20分前までに、チケットオフィスを訪れて、予約表を見せてチケットを発行してもらいます。

 

私たちの予約時間は16時。15時半にチケットオフィスに到着しました。見学時間を待ちがてら、教会内の見学をしてもよいでしょう。教会内だけなら予約不要で無料です。

 

見学時間が来ると、入り口で係りの人にチケットを見せてバーコードを読み取ってもらい、中に入れます。ガラスの自動扉を4枚くらい抜けた先の薄暗い空間を入ると右手に、その絵が現れます。

最後の晩餐

後ろに下がってみてみると、遠近法により、実際の壁と絵の中の壁掛けの上のラインが一直線になって、まるで本当につながっているように見える場所があります。写真では随分後ろに下がったつもりでしたが、もうすこしですね。

 

遠近法の驚きとはこのこと!

もう少し後ろに下がってみました。そうすると、より一層実際の壁と絵の中の壁掛けの上のラインがまっすぐにつながっているように見えます。まるで、正面の壁の奥の窓から外がみえるようです。もう少し後ろに下がると一直線に見えます。

 

最後の晩餐

 

ダヴィンチは、遠近法を用いて実際の壁と絵の中の壁の一体化を実現するために、イエスのこめかみ辺りに杭を打って、ロープを張り、描いたと言われているそうです。

 

とかく、絵そのものの重要性ばかり強調されますが、この空間と一体化させているところにこそ価値があるのだろうな、と、現物を近くから、遠くから眺めてみて感じました。

 

当時の人々も、この遠近法にさぞかし驚いたでしょう。絵の中央下の辺りに扉を作って絵の一部を破損させてしまったのは本当にもったいない。

 

反対側の壁には『キリストの磔刑』

ちなみに、あまり知られていませんが、最後の晩餐が描かれている食堂内の、反対側の壁には、ロンバルディア地方の画家ジョヴァンニ・ドナート・モントルファーノが1495年に描いた『キリストの磔刑』のフレスコ画があります。

キリストの磔刑

15分間の見学が終わると、この『キリストの磔刑』の右側にある扉から外に出ます。

 

最後にバールでお疲れ様

6月上旬の蒸し暑い時期でしたが、内部は絵の保存のために光量と空調管理されており、涼しく見学できました。サンタマリア教会向かいのバールに入って冷たいものを注文し、見学の感想を言い合い、お疲れ様といたしました。

 

この後、ホテルにいったん戻り、この日の夜のお楽しみのために休憩しました。

 

まとめ

 

ヨーロッパに住んでいると、思いつきで気軽にこんなことができるところが良いところです。最後の晩餐に関しては、チケットの事前予約だけしておけば、ホテルを予約して隣の国へ行くだけです。

 

『最後の晩餐』が描かれている教会の食堂内に入ったら、近くでその絵を拝むだけではなく、後ろに下がって、その遠近法を堪能することを是非オススメします

 

一度に30人しか入れませんし、光量と空調管理もされていますから、15分間とはいえ、じっくり鑑賞することができますよ。

 

A bientôt!

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。