フランスで暮らしていると性的少数者とか不倫とか、どうでもよくなりませんか?

性的少数者

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

この前、子供と一緒に表通りを歩いていた時のこと。右斜め前の交差点から自転車に乗った男性が交差点を渡ってこちらに向かってくるのが目に入りました。背格好に確かな見覚えがあります。

きっと知り合いに違いない!交差点を渡ってきて私達とすれ違いときに、お互い顔を見合わせて「ああ!!」って声をあげました。

男性はそのまま自転車で走り去って行きましたから、言葉を交わしはしませんでした。彼は、うちの子供が幼稚園の年少のときの担任の先生でした。年の頃は、私と同じくらいです。

 

フランスの幼稚園年少のときの担任の思い出

我が家がフランスに来てすぐのときの担任ですから、とても思い出深いです。初めて幼稚園を訪れて校長と面談したときにも同席していたし、その後園内を案内してくれたのも彼でした。当時のクラスには担任が2人いて、曜日ごとに交代していました。もう一方は子育て中の女の先生でした。

入園当時は子供が毎日泣いていたので、私が「娘が幼稚園に慣れなくて困っている」旨の手紙を書いて渡したのもこの彼です。手紙を渡した直後から子供の様子を非常に気かってくれるようになりました。

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また、入園当時、同じクラスに日本人のお母さんがいるからといって引き合わせてくれたのも彼でした。見るからに親切な人というわけではないですが、気遣いの細かい人でした。

当時私は、イベントごとがあると必ずと言っていいほど顔をだしていたので、この担任の先生と接することが多かったです。年少の子供を相手に、声を荒げることもなく、かといって、子供に迎合するようなそぶりを見せるわけでもなく、いつも落ち着いているという印象でした。

この先生は、同じ幼稚園に勤めて15年以上になるベテランでした。フルではなくてパートで働いていることを勘案すると、奥さんと共働きで家に小さい子供がいるのかな?程度に思っていました。

 

先生の退職理由

この担任の先生は、うちの子供が小学校に上がるときに早期退職しました。思い出深い先生だったので、どうして退職するのか?と気になったものでした。

その後、半年以上経った頃、幼稚園の役員をやっていたママ友と話す機会がありました。この先生が退職するときに役員でパーティーを開いてお酒をたくさん飲んだそうです。

そのとき判明した退職の理由は、デザイナーとしての本職一本に絞るということでした。そして、以前から男の人と一緒に暮らしているのだそうです

あー!!!そうっか!なるほどー!!!

と私は合点がいきました。あのちょっと謎めいているところといい、いつもこざっぱりしていておしゃれな小物を持っているところといい、デザイナーが本業で男の人と暮らしていると知ると、なるほど、腑に落ちました。

 

日本のオカマバーの思い出

一方で、ゲイといえば思い出してしまうのが、六本木のオカマバーです。日本では、ここでしかゲイの方と接したことがありません。

日本でサラリーマンをしていたときに、六本木のオカマバーに飲みに連れて行ってもらったことがあります。テレビにも出ているオカマが働いている店でした。見覚えのあるオカマさんに接客してもらいました。

念のために予め断っておきますと、私が行きたいと言ったわけではなく、4人で行ったうちの男性2名が行きたがったので連れて行かれた、という形でした。

男性2名は以前にもこの店を訪れたことがあったので、「あら〜先生お久しぶり!」なんて言われて気分がよくなったのか、同行者は太っ腹なことにウイスキーをボトルで注文しました。

でも、そのウイスキーをオカマさんたちがあっという間に飲み干して空にしてしまうのです 笑。そして、2本目のボトルを注文しました。それもすぐに空になりました。

おつまみのチョコレートは、お皿の底を底上げしてあって、ほとんど入っていなくてびっくりしました 笑。そして、オカマさんたちのしゃべることといったら下ネタ、歌う歌も下的ジェスチャーをふんだんに絡めた歌でした。

昼間はテレビに出て、夜は本業である飲み屋をやって、オカマも大変なんだなあ、昼間に普通の職場で働くことはできないのかな、と思ったのを覚えています。まあ、とりあえずその場では、手を叩いて乗せられたふりをしていましたけれどね。

このお店に誘った張本人がウン万円の支払いをしていました。そして、私ともう一人の女性にタクシー代を渡して、「個人タクシーを捕まえるように」と言い置きしたのでした 笑。

まあ、こういうところで散財するのが好きな殿方って、いつの時代も一定数いるのでしょうね。

でも、あんなにガバガバ飲んで、話すことといえば下ネタばかりって、知的なオカマには特にキッツイだろうな、いつまで持つのだろう?本当にやりたくてやっているのかな?と疑問に思ったのをとてもよく覚えています。

 

まとめ 性的少数者とか不倫とか

 

フランスでは、性的少数者も普通に働いているのですね。実をいうと、日本にいた頃には、上のオカマバーの件もあり、性的少数者に偏見をもっていました。しかし、フランスに来てからこの担任の先生と関わったことで、まったくこの類の偏見がなくなりました。

また、以前、フランス人(女)の男友達を紹介してもらったことがあります。一瞬、私も友達も既婚者なのにどういうことか?と思ったら、彼はゲイとのこと。銀行で働いています。風貌からは、そうと言われるまで気づきませんでした。

日本では、性的少数者はどんな仕事をしているのでしょうか。普通の職場だったらひた隠しにするか、カミングアウトしたとしたら、飲み屋の経営くらいしか仕事がないのでしょうか?(女装をしたいか、女装趣味が無いのか、によっても違うのかもしれませんが、この辺は詳しくありません)。

芸能人でも、ゲイだというのが明るみに出ると仕事ができなくなったりするではないですか。ただでさえ性的少数者は嘲笑の対象にもなりがちです。不倫していたら、執拗に攻撃されるではないですか。

でも、きちっと役割を果たしているなら、別にどんな職業についていても、誰と付き合っていてもいいと思いませんか。例えば、自分の子供の担任がゲイだったりレズピアンでも、不倫していても、きちっと仕事をしてくれていれば、それって何の問題にもならないと思いませんか。

彼らや彼女らも、自分と同じくそれぞれの幸福を追求しているだけなのだから、他人がとやかくいうことではないと思います。仕事の面だけ見て評価していればいいのではないか?と思います。自分のパートナーでもないのだから。犯罪や薬はダメですけどね。日本のオカマさんでも、昼間の仕事に興味のある人は普通に働けたら良いのにと思います。

昔の担任の先生の変わらない姿を久しぶりに見て、そんなことを思いました。

 

A bientôt!

友達

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。