Bonjour à tous! 渋柿です。
春のバカンスに突入しました。
前にも書きましたけど、6〜7週間集中的に活動した後に2週間のバカンスがやってくるというフランスの緩急リズム感がとっても心地よいです。
今回も、バカンスまでは忙しくして、バカンスに入ったら休み!休み!休むわよ〜!ってなりました。

この時期、店頭には卵形のチョコレートが並びます。
フランス人の友達と言葉を交わして別れる際には、もう少しでパックだからという理由でbonne fête!と言われたり、言ったりします。
子供は、学校から帰ってくると「学校の友達の誰それは、家でお母さんからたくさんの(卵形の)チョコレートをもらったんだって!!!」などと言います。
日日家庭の復活祭の祝日の過ごし方
フランスに移住した家族はさぞかしフランスナイズド(?)された復活祭をすごすのかと思いきや、うちは一切スルー。。。
だって、キリスト教徒でもなければ自国の文化に無いし、卵形のチョコレートはこの時期のご祝儀価格とあってバカ高くて買う気がまったく起こりませんもの。
普通の休日を過ごして終了です。友達が用事があったので訪ねてきましたが、それだけでした。
まったく面白くもなくてごめんなさいね。

まとめ
旦那さんがフランス人のお宅では、きっとパックらしいことをするのでしょう。
親戚からのお誘いもあるのでは無いかと思います。
しかし、うちは日日家庭。
子供がもっと小さかった時には、子供の友達の家族に公園での卵探しに誘われたこともありました。
その頃は、外国文化が物珍しかったこともあり、興味津々で参加してみました。
卵形のチョコレートを買ってみた年もありました。
でも、数年もすると、そういうのいいや!、ってなりました。
クリスマスも同じで、気持ちがついていかなくて疲れるんです。
それに、イベントごとに関与すればなんでもご祝儀価格で高くてお金を使わされるのです。
高いばかりで中が空洞の卵形チョコを買うより、普通のケーキかった方がよくない!?なんて思っちゃいます。
うちのシェリーなんて、「子供がもし『うちはなんでパックやらないの!?』なんて言ったら、ゆで卵でもたべさせたらいいんじゃない!?」なんて言っています。
うちはクリスマスにもろくにお祝いすることはなくなってしまったのは、すでにこのブログにも書いた通りです。

子供には、「友達の家とは違うだろうけど日本の文化に無いからうちはしないわ」って伝えてあります。特にごねることもなく、納得しています。
お金に困っているわけでは無いのでケチっているわけではないのです。
まして、人間関係を絶っているわけではまったくないので、もし子供が友達の家に誘われたら連れては行きます。
祭りごとか否かに関わらず、人間関係でもそうですが、自分が関わるところと関わらないところを主体的に選択して、粛々と生活していくのが、地味ではありますが海外移住生活の1つのありかたと思います。

A bientôt!