フランスのアパートの話。前のアパートは親切な住人が多くてよかったなあ。

フランスのアパート

 

Bonjour à tous!

今日も子供をcentre de loisirsに預けに行ってきました。外は寒いです。もう冬!って感じ。

いつもならコーヒータイムのためにクロワッサンを買って帰るところですが、今日はこれから友達とsalon de théに行く予定なので我慢しておきました。

帰ってきて、洗濯機を回しながら掃除機をかけたら、暖房が入っているものだから体を動かすとすぐポカポカしてきて、汗をかきました。この前までとは大違い。ポカポカ暖かいので夜もよく眠れました。

 

フランスのアパートの話

さて。最近、前に住んでいたアパートのことをよく思い出します。

水漏れの被害が大きいのと、間取りの使い勝手が悪かったことなど、他にもいろいろあって、前の物件からそう遠くはない今の物件に引っ越しました。今のアパートは、より便利な場所で、間取りも使いやすくなり、家賃も少しだけ安くなり、今の所まだ水の被害もなく、まあまあ気に入っています。

でも、住人同士の付き合いの面では、前のアパートの方が格段に良かったです。どういうわけか、前の物件は明るくて親切な住人が多かったです。こういうことは、日々の気持ちの持ちように影響します。

前の物件

前の物件は、お爺さんお婆さんが割と多かったです。お年寄りは子供が好きらしく、いろいろと世話を焼いてくれました。顔を合わすと「petiteは元気にしているかい?今日は学校か?」とか「petiteはフランス語わかるようになってきたかい?」と子供のことを気にかけてくれたり、寒くなってくると「暖房の調節の仕方わかる?」と、わざわざうちに訪ねてきて教えてくれたり。「日本語でmerciはなんというの?」と聞いて覚えてくれるおじいさんもいました。

うちの子供を可愛がってくれるお婆さんの中には、「二人目は作らないの!?一人っ子政策?」って聞いてくる人もいましたけど、これはご愛嬌ということで 笑。

偶然ですが、子供と同級生の子も住んでいました。そのお母さんにも、学校のことを教えてもらったり、実家に連れて行ってもらったりと、とても親切にしてもらいました。

もちろん、中にはよくわからない人も住んでいましたけど、小数派でした。

 

現在の物件

対して、今のアパートの住人同士の付き合いは、かなり希薄です。おそらく、フランス的にはこちらの方が普通です。郵便受けには、何階の住人かわからないように名前しか書いてありません。その上、各戸の玄関には表札をつけていません。これは、防犯のためにもなりますが、同時に、住人同士も偶然にお互いを知ることがないようにとの配慮があると思います。

ですから、ほんの一部の人を除いて、名前すら知りません。エレベーターで会って、挨拶して、降りていく階で「あの人は何階の人」と認識しています。かといって、全員が不親切というわけでもないです。会えば挨拶くらいはします。とはいえ、不気味といえば不気味です。前のアパートよりも今のアパートの方が居住歴が長くなりましたが、全然愛着が湧かないのは、このせいだと思います。

 

まとめ 前のアパートはフランス初期の思い出と共に

この前、外の通りを歩いていたら、前に住んでいた物件の住人にばったり会いました。うちの下の下に住んでいたムッシューです。すっかり足腰が弱ってしまって、歩くのが遅くなっていました。前の物件で初めて会った頃には、元気で矍鑠としてらっしゃいました。このムッシューには子供も可愛がってもらっていました。

ちょうどこの時、子供を連れていたし、急いでもいなかったので、三人で近くのベンチに腰をかけて、前のアパートの現状と、ムッシューが戦争に行った時の話を聞かせてもらいました。

前の物件に住んでいた頃は、ムッシューもシャキシャキ歩くことができていたし、私もフランス歴が浅く、まだまだ様々なことに興味をもって生活している頃でした。なんだか懐かしさを感じながら、ムッシューとさようならをしたのでした。

5月1日にすずらんの写真を送ってくれたお婆ちゃんは、引越し先でも元気にしているかな?なんて気になります。家族と共に田舎の方に引っ越したのでした。

フランスの物件は全て欠陥と思った方がいいですけれど、せめて、心良い住人が多く住んでいるところに当たると良いですね!

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。