Bonjour à tous! 渋柿です。
何かとハードな海外移住生活では、健康維持が大切です。フランスでは病院にかかるのもストレスです。
半年ほど前に断酒に成功しました。実は、現在、1ヶ月ほど前からカフェイン断ちに挑戦中です。
そもそも禁酒しようとしたきっかけは、惰性でお酒を飲んでいる気がいたのが発端でした。

最近、久しぶりに会った友人が、最近は夜眠れなくなるからという理由で、コーヒーを控えていました。また、別の友人は、偏頭痛防止のために大好きなコーヒーをやめている最中でした。その友人はかなりのコーヒー飲みでした。
その時は数人でレストランで食事をしていたのですが、私は何の躊躇もなく食後にコーヒーを注文したのです。
その後家に帰ってから、「もしかして、コーヒーも惰性で飲んでいるかも!?」と思い立ちました。
飲んで当たり前と思っていたお酒もやめられたことだし、カフェインもやめられるのではないかしら。睡眠の質が上がるかもしれない、睡眠の質が上がれば健康向上に役立つし、いいことばかりかもしれない、と思って、カフェイン断ちに挑戦を始めました。
この記事では、カフェイン断ち1ヶ月を経て感じることをまとめています。
まず、カフェイン断ちの方法
もともとは、毎日昼間にエスプレッソに豆乳を混ぜて1〜3杯くらい飲んでいました。朝は、胃に悪そうなので近年は飲んでいませんでした。
カフェイン断ちを始めてからは、コーヒー、紅茶、緑茶など、カフェインを含むとされる飲み物を一切摂らないようにしました。
チョコレートは食べています。
私が感じるカフェイン断ちのメリット4つ
寝起きが良くなる
寝付きが良くなる、とはよく聞きますが、私の場合は、妙に寝起きがよくなりました。夜の11時頃に寝ると、朝の5時から6時頃に、パキッと目が覚めます。
もともと寝付きは良い方で、寝起きが非常に悪かったです。寝ても寝ても寝たりない、という感じで、とにかくだるかったです。そして、起きてから1時間はとても不機嫌な状態が続いていました。
寝起きの不機嫌さは完全に治ってはいませんが、朝のダルさがかなりのレベルで軽減されました。
40年以上生きてきて、初めての現象です。
睡眠の質の向上
- 起きた時の楽さ
- やたらと長い時間寝なくても、6時間から7時間ねるとパキッと目がさめる
ことからすると、睡眠の質が上がっているのではないかと感じます。
甘いもの摂取も減る
コーヒーに合わせて食べていた甘いものも、コーヒーを飲まないおかげですこし減りました。
コーヒーに関わる行動や時間やお金を排除(プレッシャーからの解放)
総じて、コーヒーから解放されたような気分がします。
例えば、自宅で飲むコーヒー代が節約になります。また、コーヒーマシーンを撤去すれば、キッチンのスペースも空きます。とにかく、コーヒーのことを考えなくてすみます。
私がよく購入していたスタバのカプセルは、自宅から一番ちかいスーパーには売っていませんから、わざわざ少し歩いた場所にあるスーパーまで買いに行かなくてはなりませんでした。しかし、コーヒーを飲まなければ、その必要がなくなります。
コーヒーがなくなるから(または、もうすぐなくなりそうだから)買いに行かなきゃ!というプレッシャーがあったということをはっきりと認識しました。
このコーヒーを買いに行かなくてもよくなったということは、意外なほどメンタルによい影響を与えました。
カフェイン断ちのデメリット1つだけ
カフェで高つくし選ぶのが面倒
カフェに入った時は、何も考えずに取り合えずエスプレッソを注文していました。早いし、安いし、発音しやすいからです。
ここはフランスですから、発音しやすいというのは重要ポイント。
コーヒーを断ってからは、カフェではinfusionを頼んでいますが、これがエスプレッソの2倍以上はします。さらに、注文の際にお茶のリストから選ばなくてはならないのが面倒くさいです。
コーヒー断ちによる禁断症状はあった?
特にこれといって困ったことはありませんでした。
カフェイン断ちをして1週間目に、精神的に非常に落ち込んだ日があったのが気になりました。しかし、これはカフェインを取っていなかったせいなのか、または、たまたま嫌なことが1日に2回もあったからなのか、原因はわかりません。
人によっては、頭痛がすることがあるそうですが、全くありませんでした。
コーヒーを飲みたくなったらどうする?
きっとコーヒーを飲みたくなってイライラするのではないか、と思っていました。
でも、ぜんぜんそんなことはありませんでした。あっさりと、生活からコーヒーがなくなりました。むしろ、水や炭酸散水を以前よりも多く飲むようになりました。
コーヒーの代わりに何を飲む?→ルイボスティーがおすすめ
ルイボスティーがオススメです。カフェイン入っていませんし、豆乳と蜂蜜が良く合います。健康上の効能もいろいろといわれています。
実は、コーヒー断ちをする1年以上まえから、毎朝ルイボスティーを飲むようになっていて、その美味しさに目覚めていました。胃腸の衰えを感じるようになったので、朝の空きっ腹の状態でコーヒーを飲むと、胃に悪いかな、と思ったのがきっかけです。
ルイボスティーは朝しか飲んでいませんでしたが、コーヒーをやめてからは、昼間のコーヒーを飲みたいタイミングでもルイボスティーを飲んでいます。

まとめ コーヒーにまつわるあれこれは結構なプレッシャーだった
禁断症状も特にないし、あっさりとカフェイン断ちすることができて驚いています。
メリットの中でも、「コーヒーにまつわるプレッシャーから解放されたメンタル向上」が意外とインパクトが大きくて驚いています。
デメリットは、上で書いたように、カフェでの注文に困るということ1つだけでした。ですから、カフェにさえ行くことがなければ、とくに困るということはありません。
とはいえ、そんなにしょっちゅうカフェに行くわけではありませんから。ここ1ヶ月では1回でした。
私はもともと紅茶よりもコーヒー好きでした。日本でサラリーパーソンをしていた時は1日2リットルくらい飲んでいました。
それが、コーヒーを飲まない生活をするなんて。自分でも驚きです。
睡眠の質の向上と、寝起きの良さのおかげで、生活の質が上がったと感じるので、このまま続けて行くつもりです。
このままコーヒーなし生活を続けていったらどうなったかについては、またレポートします。
A bientôt!

