【メリットしかない】なんの努力もせずにお酒をやめてみた効果を13挙げてみる

Bonjour à tous! 渋柿です。

お酒を飲むと、リラックスできるとか、食事が進むと言われています。フランス料理にはワインがつきものです。

「酒を飲まない人は人生の喜びの半分を失っている(うろ覚え)」というような標語が、部活の遠征で行った街の酒屋さんに掲げられていて、友達と一緒に「本当にそうだよね!!」なんて言い合ったことがあります。

こんな風に、学生の頃からアルコールに親しんできた私です。フランスに移住することが決まった時には、美味しいワインを色々と飲める〜と嬉しくもありました。

とはいえ、フランスでワインを飲むのは毎日ではありませんでした。ラクレットをしたときとか、ランチでフランス料理を食べる時とか、暑い日にビールをのむ、といった程度です。ほどほどです。

しかし、突然、去年の夏に一時帰国した時からお酒を飲むのをやめてしまいました。

ごくたまーに(2ヶ月に1回くらい)、超薄っすい梅酒ソーダを小さいコップ一杯だけ飲むことがありますから、完全な禁酒ではありません。でも、ほぼ禁酒状態と自信をもっていえます。

禁酒して半年経ってみると、メリットしかありませんでした。

目次

禁酒のメリット 私が感じる半年間の効果を13挙げてみる!

一言で言うと、生産性が爆上がりします。

寝つきがよく、睡眠の質が上がった

もともと寝つきは悪い方ではありませんでした。ここ半年は、さらに寝つきがよくなりました。子供のように、抗いがたい眠気に襲われて入眠します。朝までノンストップで寝ます。

寝酒なんて、眠りが浅くなって睡眠の質を下げるだけだと認識。

昼間だるかったり眠くならない

睡眠の質が上がったことと、昼間にお酒を飲まないことにより、日中眠くなりません。昼間の生産性が上がります。

顔色が良いといわれる

久しぶりに会った友達に、「前よりも顔色がいいね!」って言われました。その友達は、私が禁酒していることをその時は知りませんでした。だから、お世辞ではないです。

しかも、会ったのが夕方だったので、1日の疲れが顔に出ている頃だとは思いますが、それでも顔色が良いと思われるということは、禁酒の効果がかなり人相にもでているのだと思います。

節約

アルコール代がかからなくなります。これは特に、外食の時に感じます。

例えばこの前、フレンチレストランで友達とランチをしました。私以外はグラスワインを注文。最後の会計の額に10ユーロくらい差がありました。

ワインを飲んだ友達は、「お酒飲むとお金かかるよねー」と言っていました。

買い物が楽

お酒を飲まない生活になると、当然アルコール類を買いに行く手間も省けます。

カーヴに行ったり、スーパーの買い物ついでにビールを買って重い思いをして運ぶ必要がなくなりました。

体も楽・快腸

お酒を飲んだ後のだるさがありません。お通じもやけに良いです。

体型維持

お酒の糖質が抑えられたのか、食べ過ぎないようになったのか、原因はわかりませんが、努力なしに体重と体型を維持しています。

二日酔いなし、常にシラフ

当然、お酒を飲まなければ二日酔いで1日ダメにする、ということもありません。常にシラフですから、いつでも冷静な判断ができると期待できます。

副流煙を吸わない

お酒を飲む場所に行くと、タバコを吸っている人に遭遇する確率がありますが、そもそもそういう場所に行かなくなるので副流煙の被害が防げます。

もっとも、フランスでは歩きタバコ率が高いので、日常の至る所で副流煙を浴びる可能性がありますが。

早寝できる

夜の付き合いがめっきり減るので、早寝になります。しかも、寝る時間が一定になってきます。

食事を食べ過ぎない

ついついお酒とともにおつまみ類を無限に食べてしまいがちです。また、お酒の効果で食欲が増進し、必要以上に食べてしまうということもありましたが、そういうことがなくなります。翌日、食べすぎて体がだるいということも防げます。

喋りすぎて疲れることもない

お酒の場では、ついつい声が大きくなりがち。私も張り切って喋りすぎて、翌日喉が痛くなったり、疲れすぎたりしたことがありました。

酒を飲まないということは、今後は過去の失敗をおかさないということ

20代のやんちゃな頃は、控えめに言っても酒豪の部類でした。妊娠をきっかけに、急激にお酒を飲まなくなりました。今思い返してみると、私は当時何をしていたんだろう!?って思います。

酒を飲まなければ、以下のような酒にまつわる愚行を、未来永劫防げるというわけです。

  • 3次会、4次会まで行って散財
  • 道路で寝る→夫に家まで運ばれる
  • 終電を逃して公園で寝る
  • 終電を逃して渋谷のカラオケボックスで過ごす
  • 終電を逃して夫に車で迎えにきてもらう
  • センチメンタルになって泣く←厄介者
  • 喫煙者につられてタバコを吸う
  • 転んで膝を擦りむいて流血する
  • 路上リバース←ごめんなさい
  • 私用でも出張でも、特急や新幹線に乗ったらとりあえずビールを飲む←完全に癖になっていました

ちなみに、フランスの路上でこんな酩酊状態になったら、身ぐるみ剥がされます。絶対にやってはいけません。

そもそも、なぜ半年前にお酒を飲むのをやめたの?

妊娠をきっかけに一旦禁酒し、近年は酒量がめっきり減り、炭酸水で代用することが増えていました。フランスではどこのスーパーでも炭酸水を売っていてその種類も豊富です。

今夏、日本に一時帰国して2週間後に、家族とお寿司屋に行きました。昼間で暑かったので、席に着くと、とりあえずビールと迷って梅酒のソーダー割りをオーダーしました。

この時点で、なぜか違和感を感じました

「あ、今、惰性で頼んだわ!」と、はっきり認識しました。

単に、暑かったから炭酸の効いた冷たい飲み物を飲みたかったのです。だったら、炭酸水で十分なのですが、日本では炭酸水を置いている飲食店がまだとても少ないです。その寿司屋にもありませんでした。

なので、「寿司にビールは合わないだろう」と思ってとっさに梅酒ソーダーを頼んでみました

ところが、梅酒ソーダーもお寿司に合わないと、お寿司を食べながら感じました。むしろ、店側から提供された濃いめの日本茶の方が、お寿司に合いました。ネタの生臭さを消し去って、お寿司にとても合っていると感じました。

梅酒を頼まなかったら、最初からお茶をのんで寿司との相性を楽しめたし、何よりも梅酒代がかからなかったではないか。

ここではっきり自覚しました。「私は、惰性でお酒を飲んでいる。今日のこの梅酒のオーダーは無駄だった。」と。

なぜこのタイミングだったのかわかりません。普段から「生産性を上げる」とか「合理的」という言葉に敏感な私です。惰性を放置できるはずもありません。

ですから、「惰性で飲んでいる」と気づいてしまってた時、「あ、もうやめよう」と、ストンと納得したのでした。

まさに、天啓が降りてきたかのようでした。

禁酒に至る二つの伏線

思い返してみると、このようなあっけない禁酒に至るには伏線が二つありました。

一つ目の伏線は、とある女優の禁煙話

30年くらい前のことです。お昼のトーク番組(サイコロを回してネタを決める)を惰性で見ていた時です。

この日のゲストの女優さん(どなただか知らない方でした)が、禁煙するに至った話を披露しました。彼女はヘビースモーカーだったそうです。

ずっと禁煙したかったけれど、どうしてもできなかった。

あるとき、仕事に行くためにタクシーに乗り、行き先を運転手に告げるとすぐに窓を少し開けて、タバコに火をつけて吸った(当時はタクシー内で喫煙可だったのですね)。

一口すってホッとすると、急に、タバコに火をつけて吸うという行為を自分の意思ではなく反射的に行ったことにショックを覚えた。そして、そのタバコを持っている右手が急に憎らしく思えた。

それがきっかけで、スパッとタバコを辞めることができた。

この話が、30年来、ずーっと頭の片隅に残っていました。タバコみたいに常習性の強いものでも、こんなきっかけでやめられるんだー、と、とても印象的だったのです。

二つ目の伏線は、アルコール中毒の父親

私の父は、大変に酒好きな人間でした。毎晩毎晩飲んで帰り、飲む量も半端なかったです。家族は大変な思いをしていました。

お金もたくさんお酒につぎ込んできました。夫婦喧嘩も絶えず、子供の頃は怖い思いを幾度となくしました。

しかし、父親がアルコール中毒、とまでは思っていませんでした。アル中というのは、もっとひどい状態で、うちの父はただの酒好きだと思っていたのです。

実際、病院にも通っていませんでした。二日酔いで起きられなくて遅刻することもありましたが、世間的には普通のサラリーパーソンで通っていました。

定年退職してからは酒量が減り、私も結婚をして家庭を持ち、以前のような修羅場になることは少なくなりました。

たまたま2年ほど前に、アル中の父親を持った人が書いた漫画『酔うと化け物になる父がつらい(菊池真理子)』を読みました。私にも身に覚えのあることが書いてあり、「あれ?うちの父親もアル中だったのではないか?」と、急に思いつきました。

調べてみると、毎晩大量の酒を飲み、飲む量をコントロールできず、イライラして家族にあたり、その妻は依存状態(共依存)になっている。そして、最晩年に患った症状(末梢神経系の異常)は、長年のアルコール大量摂取が原因になりうる、という情報から、父親はアル中であった、と私の中で勝手に認定しました。

アル中だったのか!と原因を特定できたという妙な安堵感とともに、酒が憎らしくもなりました。私が独立するまでの間、そして独立してからも家庭のことであんなに苦しんできたのは、酒が原因だったのか、と。

それ以来、飲酒について考えることが増えました。しかし、きっぱり辞めるということはありませんでした。

むしろ、辞めるなんて考えてもみませんでした。20代のやんちゃな時代とは違って、飲む量は少ないし、フランスですから外で酩酊状態になるなんて絶対にありえないので、今のままで何の問題もないと考えていました。

まとめ お酒は楽しい人生に必要不可欠ではない!

お酒をやめてから、何の問題もないどころか、メリットしか思い浮かびません。

うちのシェリーは、一緒に飲む相手がいなくなって、少し寂しい思いをしているようです。でも、夫婦の会話なら、お茶飲みながらでも、ベットの中でもできるから問題ありません。

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酒さえ飲まなければ、アル中にまつわる家族の悲劇や、飲酒運転が原因の悲劇だって起こりません。

私の場合は、30年前と2年前からの二つの伏線と、寿司屋で惰性で頼んだ梅酒が寿司と合わなかったことが発端となり、何の努力もせずに禁酒することができました。

どうして、去年の夏だったのか、まったく心当たりもありません。きっと、満を持してのことだったのでしょう。こういう星のめぐりあわせだったのかな、と思います。

20代のやんちゃだったころは、「酒をのむと、酔って気分良くなって声が大きくなってお金がかかって当たり前」と思っていました。それは、自分の父親がそうだったから、お酒を飲むということはこういうものだと思い込んでいたのだと思います。

しかし、お酒なんて飲まなくても暮らしていけます。むしろ、健康面精神面ではいいことしかありません。

酒の席が楽しい、というのもわかります。しかし、他人と関係を築くとか、楽しい時間を過ごすということは、アルコール抜きでもできます。むしろ、健全な関係を築くことができると思います。

どうせ、酔った席で言ったことは覚えていませんから。良い加減なものです。

お酒は楽しい人生に必要不可欠!と思っていたけれど、それは洗脳だったと今は思います。

みなさんも、今年はお酒をやめて新しい世界を覗いてみませんか。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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