Bonjour à tous. 渋柿です。
フランスでも毎年5月に母の日のお祝いをします。幼稚園や小学校では、子供たちがプレゼントを手作りしてくれます。
うちの子が年少さんのときに作ってくれたプレゼントを紹介しましょう。
初めての詩 poésie française
まずは、詩のプレゼント。ピンクのハート形の台紙に、詩を印刷した紙が貼られていました。
クラスで暗唱の練習をして、家でプレゼントを渡すときに披露してくれました。
Petit Panier
Maman pour te fêter
Dans ce petit panier
J’ai mis ces jolies fleurs
Et je te donne aussi
Pour te dire MERCI
Tout l’amour de mon cœur
(母の日のお祝いに、小さなカゴに綺麗な花々を植えたよ
心からの愛をこめて、ありがとうをいうために)
その詩に関連したもの
詩に合わせて、小さな鉢植えに植えた植物のプレゼント。インドカーネーションの種を植えたそうです(oeillet d’inde)。透明のセロファンでラッピングをして、ピンクのリボンも付けてありました。先生方は大変だったろうなと思います。残念ながら、芽が出なかったから家で引き続き育ててみてね、との注意書きが。しかし、残念ながら自宅でも芽をだしませんでした。

ちっちゃい容器に植えられた植物
ネックレス
ビーズをワイヤーに通してネックレスを作ってくれました。色合いがとてもカラフル。まだ手先が器用でない年少さんのことですから、作るのが大変だったろうなと感じました。早速クレモンのお母さんは、白いシャツにこのネックレスを合わせていました。
まとめ
うちの子にとって最初に暗唱した詩が、この詩でした。まだフランス語がよくわからないのに、よく覚えてきて、家で披露してくれました。お母さんは嬉しかったです。このとき以降、フランスでは母の日には詩を贈られるということが判明します。
入園式や卒園式が無く、あっさりと時が過ぎていってしまうフランスの幼稚園ですが、毎年母の日はこのようにしっかりとお祝いしてくれました。

▼父の日のプレゼントはこちら。

A bientôt!