フランスの幼稚園年少さんの遠足は、となり町の牧場でした

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

うちの子が年少の年の5月28日に、バス遠足がありました。

 

1月下旬に、父母向けに引率の募集がありました。子供の様子を知るいい機会になると思い、早速私も申し込みました。

 

この遠足のために、5ユーロの特別費用の集金がありました。三回の分納も可能とのこと。

 

引率の父母は、クララ、ユーゴ、レオのお母さん、マイリンヌのお父さん、と私の5人です。

 

いざ出発

 

朝、教室に集合すると、付き添いの大人達がそれぞれ担当する子供がきまっていました。私の担当は、レーナ、クレモン、アリステール、サムとうちの子の5人です。幼稚園の前からからバスに乗りこみます。

 

車酔いしやすいバオチャオのお母さんから薬を預かっていたので、先生に渡して飲ませてもらいます。約1時間ほどで、隣町の牧場に到着しました。

 

まず、テーブルと椅子のある部屋に集められて、農家の方からお話を聞きました。2クラス分ですから、子供50人前後と先生、父母の結構な人数が入る部屋です。

 

それから、その場で一人づつ順番に牛乳をフロマージュブランの型に流し込みます。これはお昼に食べます。

 

動物見学

 

庭の一角で飼育しているラマのような四つ足の動物を見ました。大きい動物なので子供達は喜んでいます。それから、子供達がウサギを取り囲むように輪になって座って、ウサギの観察をしました。その他、鶏やヤギ、豚の小屋と乳牛の飼育部屋を見学。

 

牛の乳搾りを見学

 

搾乳室へ移動しました。薄暗い部屋です。牛を一頭づつ定位置まで連れてきて、ホースで搾乳します。子供達のうち何人家は、牛の乳にホースを取り付ける体験をさせてもらっていました。見学者は、その様子を高い位置から見るので、子供達が落ちやしないかヒヤヒヤしました。

 

待ちに待ったお弁当の時間

 

朝、レーナローナのお母さんから、「ハムにした?それともチーズ?」って聞かれました。ハムかチーズ?どうしてその二つなのかな?と一瞬疑問に思いましたが、うちはお米よ、と答えました。お昼になってようやく、どうしてハムかチーズか?なのか理解できました。

 

子供達のサンドウィッチの具はチーズかハムだけです。ハムチーズもいたかもしれないけど、ツナサンドや卵サンドなど、他の具のサンドを持ってきている子はいない模様。タコウインナーや皮をむいたリンゴなど付け合わせていません。お弁当箱というより、タッパーや容器の中にはサンドウィッチのみ。銀紙に包んでいるだけの子も。しかも、食パンサイズのパンを切っていないから大きい!その他、ポテトチップを持ってきている子が多数。

 

子供達は自分で開けられませんから、付き添いの大人がタッパーや容器の蓋やポテトチップの袋を開けるのを手伝いました。子供達が、「開けて~」と持ってきます。

 

朝作ったフロマージュブランには、砂糖を振りかけていただきました。牛乳プリンのように、プリンプリンの食感でした。美味しかったのでお代わりしました。

 

トラックの荷台に乗って牧場の周辺を探検

 

荷台の上から田園風景を楽しめて、これが一番良かったです。牧場の人が、この植物はなんだとか、あそこに見えるのはなんだとか、ずっと説明してくれます。

 

小雨が降ってきて少し肌寒かったです。1日が終わる頃にはクタクタでした。うちの子は、トラックの荷台で寝てしまいました。

 

かくして、年少さんの遠足が無事終了いたしました。

 

フランス的かもと思ったこと

 

動物を見てただ楽しむだけではなく、教育的内容が伴うこと。ただ遊ぶだけの時間はほとんどありませんでした。フロマージュブランを作るときや、牛の乳搾り、農場周りの探検時等、大人からの長い説明が伴います。子供はどのくらい分かって聞いているのでしょうか。

 

残念だったこと

 

小動物や乳牛が暮らしている小屋の横に、たくさんの使用済のタイヤが放棄されていて、刺激臭を放っていました。その刺激で、目から涙が出るし、くしゃみが止まらなくなりました。息するのも苦しいくらいだったので、体に悪そうなガスを発しているのだと思います。その場から立ち去るとこの症状が治まりました。また、機械で牛の乳を搾る部屋が薄暗くて、環境が悪そうでした。

 

その後、特にこのことが問題になった様子ではないし、他のクラスも同じ牧場に行ったと聞きましたから、フランス人的にはあまり気にするポイントではないのでしょうか。日日家庭なので、よくわかりません。

 

まとめ

 

いつもはお昼寝をしている年少さんには盛りだくさんの内容でした。お昼寝無しで一日中のプログラムなので、最後はみんな疲れた様子でした。

 

遠足のための特別費用5ユーロの集金で、3回の分納が可能とのことでした。これは、実際にそうする家庭がある、もしくはあるかもしれないということです。現実を目の当たりにして、驚きました。

 

お弁当に関しては、サンドウィッチしか選択肢がないうえに、お弁当箱でもない普通の容器に入れてあったり、銀紙に包んでいるだけです。しかも、年少さんの子供が食べやすいように、食パンサイズを半分に切ってすらいません。準備する手間をギリギリまで省いているのは、合理的といえます。日本の幼稚園だったら、先生から指導が入りそう。

 

実際に、日本の幼稚園に行かせているときに、「たね子ちゃんのおむすびはちょっと大きいから、もっと小さくしてください」って注意を受けたっけ。しかし、いつもとは違う環境で、美味しく食べてくれればと願いながらお弁当を用意する親の心は、万国共通。

 

フランスは農業国。田舎方面に行くと、丘陵地帯や牧草地が延々と広がり、まだまだ余っている土地がたくさんあるということがわかります。まさに、酪農し放題、作物育て放題、という感じです。

しかし、農家はたくさんあれど、その農家のやり方も様々なのかもしれない、と感じました。今食べているものは大丈夫なのかしら?なんて、この遠足を思い返しては、ちらっと考えるようになりました。

▼スーパーでは出来るだけ買い物したくなくなりました。

フランスのスーパー

美食の国じゃなかったの?と思はずにはいられないフランスのスーパーの味

2017年2月11日

▼フランスでは安いものに良いものなし。

ビオ

安い物には訳がある『低価格のビオ食品、その品質は?(TF1 2017年2月7日夜の放送より)』

2017年2月12日

 

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。