フランスの小学校のフランス式罰とは!? devoir civiqueという反省文を書かされる!

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

私が子供のころ通っていた日本の小学校では、クラスで悪さをすると、廊下に立たせたり、トイレ掃除をさせられたり、竹の棒でお尻を叩かれたり(ケツピン)してました。その他、「梅干し」といって、先生がげんこつで子供のこめかみを両方からグリグリする罰、雑巾で顔を拭かされる罰というのもありました。最近の小学校ではどうだかわかりませんが。こういう体罰っていうのはもう古いんですかね。

 

フランスの小学校では、先生にもよりますが「反省文を書かされる罰」というのがあります。devoir civiqueと言っています。日本の小学校ののような体罰は、今の所聞いたことありません。こういうことには非常にうるさそうですから。しかし、知り合いによると、昔は先生の体罰で青あざを作ったということがあったそうですよ。

 

devoir civiqueって?

 

フランス人のママ友の話によると、この罰、「devoir civique」は先生によっては、罰を受けるべき生徒だけに課す場合と、クラス全体の責任にして全ての生徒に課す場合とがあるようです。うちの子供の担任は、後者の立場です。

 

devoir civiqueを課せられると、うちの子はとってもガッカリして帰ってきます。なぜなら、「自分は喋っていないのに、喋っている子がいてうるさくて先生が怒ったから」。

 

自分は悪くないのに、一緒くたに罰を受けなくてはならない。これって、とても日本的!と思って、最初は驚いたものです。

 

そして、最初だけ、「うちの子供は、一言も喋っていないのに一緒くたに罰を受けたことに納得していません。」と、一応フランス風に連絡帳で先生に抗議をしました。子供が先生に抗議したい、と言ったからです。じゃあ、書いてあげるよ、って連絡帳に書きました。

 

しかし、その後もたまーに、この罰をもらって帰ってきます。devoir civiqueを書いたらノートに親のサインをもらうことになっているので、罰をもらう毎にわかるのです。

 

で、二度目にdevoir civiqueをもらって帰ってきたときもガッカリしてメソメソしていたのですが、いちいち抗議するのはやめました。一度抗議をしたので、うちの子の親は賛成していないということは伝わっているはずだし、先生もうるさい子供たちを統率するのが大変なんだろうな、と思うので。それに、そんなにしょっちゅう課されるわけではないですから。年に4回くらいかな。

 

うちの子には「先生も子供たちがうるさいとやるべきことができなくて怒るのは当然だし、いつも一人一人を個別に見ているわけではないから、ほとんどの子供が喋ってたらあなたも一緒に喋っていた、とみなされちゃってもしかたないよ。抗議するなら、その場でするんだね。抗議しなかったら、内容理解しなくていいからとりあえず書いておけばいいじゃない。書けば先生納得するんでしょ。抗議するのにエネルギー使うのも疲れるじゃない。いちいち考えるだけ面倒だし、生きているとこういう面倒なことはいつでもどこでもあるんだよ。」と言ってあります。

 

 

devoirs civiques 3回!?

 

しかし、先日、devoirs civiquesを3回書いてこい!!と言い渡されて帰ってきました。年度末の学芸会の練習をする予定が、子供たちがうるさかったのでできなかったらしいです。先生も相当怒り心頭だったのでしょう。学校ですでに2回書いて帰ってきたので、家では1回書けばいいのかと思っていたら、「家で3回書いてこい」の意味でした。

罰

次のページに3回書きました

 

Devoir civique

もし、私たちがべちゃくちゃお喋りしていなかったら、学芸会のリハーサルをする事ができたのに。なんて残念なのでしょう!私たちは、自分たちの行動を顧みないといけません。

サイン

 

さすがに3回は酷いんじゃないの!?って思いましたが、またまた抗議はしませんでした。体罰受けているわけじゃないし、書くだけで済むならそれでいいじゃない、先生だって、本番まで時間がないのに今日練習ができなくて怒り心頭なんじゃないの!?とお母さんは思うよ、さっさと書いて終わりにしちゃいなよ、って子供に伝えてました。

 

そして、書き終わったら、「おつかれさーん!」と言って、いつもよりもおやつを割り増しにしてあげました。

 

まとめ

 

こんな対応でいいのでしょうかね。親として、浅はか?考えなしの対応でしょうか!?こんな対応になってしまうのは、最初こそびっくりしたけれど、いまではもうなんとも思っていないからなのです。

 

だって、フランスの学校って、休みが多い上に滞在時間も短いですから(お昼休みを家で過ごしていると尚更)、子供の人格に大きい影響を及ぼしているとも思えないのです。罰っていったって、数行書いて済むなら楽なもんですよ。

 

あと2ヶ月で終わりですし、日本の学校の罰よりはよっぽどマシです。しかし、子供はいちいちガッカリして帰ってきます。もうすぐ夏休みだから、もういちいち深く考えません。

夏休み

フランスのお気楽小学校の実態。夏休み前の授業はクラスでゲーム大会で〜す!

2017年7月3日

 

A bientôt!

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。