フランスの小学校の昼休みは2時間15分も!給食はどのようなシステムになっているの?

給食

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

フランスの学校は、11時半から13時45分までがお昼休みです(地域により若干の違いがあります)。なんと、2時間15分も!その間、基本的に子供たちは家に帰ります。そのため、幼稚園生や小学生の親は、お昼のお迎えと送りのために学校と家を2往復することになります。また、11時半過ぎにバスに乗っていると、中学生、高校生がワーッと乗ってくることがあります。みんな、お昼ご飯を食べる為に一斉に家に帰るのです。

時間割

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子連れで日本からフランスに来て一番面食らうのは、昼休みは家で食べるのが基本!ということではないでしょうか。日本では、毎日お昼休みに子供が家にお昼ご飯を食べに帰ってくる、なんてことは考えられないですよね。しかも、送り迎えしなくてはならないなんて、面倒臭いったらありゃしない

 

給食を利用するのは基本的に共働きの家庭

厳密には、学校の方針による

 

フランスでも、学校給食はあります。cantineといって、給食室で食べます。しかし、大規模な給食室が備わっている学校でもない限り、給食室はこじんまりしています。そこで食べられる人数は決まっていますから、共働きの家庭が優先されます。

 

厳密には、学校の方針によります。学校が特に制限しなければ、共働き家庭ではないけれど、給食を食べている子供もいます。しかし、最初から「共働きではないから給食を利用できません」と言い渡す学校もあります。

 

言葉がわからない転校生や年少さんも、お昼は家で

 

フランス語がわからないお子さんの場合、2時間15分も学校で昼休みを過ごすのは子供にとって苦痛だろう、という理由で、家で食べることを学校側から勧められることがあります。また、子供がまだ小さい場合、面倒を見るのが大変いうことで、基本的に年少さんの利用を制限している学校もあります。

 

親の都合に合わせて申し込みも可能

 

毎日の給食は申し込んでいないけれど、今週の金曜日は仕事が入った!友達にランチに誘われた!という時がありますよね。そういう時は、何日か前に申し込めば臨時に給食を食べることができます。自治体によって違いがあると思いますが、2日前くらいです。

 

小規模な給食室で何回転かさせる

 

フランスの学校設備は、プールがない、図書室がない、など、日本に比べれば充実していません

設備

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当然、給食室もそんなに広い部屋が用意されているわけではありません。その給食室で食べられる子供の数は全体の人数に対して非常に少ないです。

 

そこで、どうやってやりくりするかというと、2回転、3回転させます。le premier service, le deuxième service, le troisième service… といって、 子供をグループに分けて、何度かに分けて給食の時間をとります。

 

1回の食事にかけられる時間が少なくなるから、子供たちは急いで食べなくてはなりません。さらに、おかわりをしたくても、次の回にも残しておかなくてはなりませんから、1回目のグループでは特に満足におかわりをもらうこともできません。

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メニューは

 

通常メニュー、宗教に対応したメニューがあります。全部で2、3種類でしょうか。これも自治体によって違いがあります。

 

いずれのメニューも、パンと前菜・メイン・チーズ・デザート、という流れでいただきます。特に幼稚園生など小さい子供向けには、席についていればサービスの係りの大人がもってきてくれます。学校によっては、カフェテリア方式で自分から取りに行くところもあります。飲み物は牛乳ではありません。水です

 

メインは、肉の日、魚の日、パスタの日があります。宗教食では、自治体によって品揃えは少々違うようですが、豚肉なし、ベジタリアンがあります。

 

チーズは、チーズの国らしく、毎日毎日違うチーズが出てきます。デザートはフルーツ、ヨーグルト、コンポートなどが日替わりで。たまーに、エクレアやケーキ、アイスという日もあります。

 

うちの子が初めて幼稚園で給食を食べた日のデザートがエクレアでした。とっても喜んでいました。クリスマスの時期には、クリスマスメニューで、ケーキが出て、サンタクロースが来る日もあります。

 

給食は1日いくらなの?

 

フランスでは何でもそうですが、収入や子供の数によって様々な料金が変わります。例えば給食費一つとってみても、家庭事情によって料金が変わります。失業中や収入が少ない家庭では1ユーロ以下で食べられます。同じ自治体の同じ給食でも、収入が多いと1食に6ユーロ、7ユーロ以上払う家庭もあります。この金額には、昼休みに子供の面倒を見てくれる大人の人件費も含みます。

 

給食は休み明けの初日から始まります

共働きの多いフランス。学校の始業日や終業日だからといって、早めに下校になるということはありません。初日から通常通りの登下校時間です。したがって、給食も初日から休みに入る前日ぎりぎりまでずっと普通にあります。この辺は、助かりますよね。

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給食が終わったら、係りの大人と一緒に遊びます

 

お昼休みは、先生にとってもお昼休みの時間です。家に帰って食事をする先生も多いです。学校に残っていても、お昼休みですから、先生は子供の面倒を見ません。かといって、日本と違って、子供たちで放っておくことは絶対にしません。ですから、昼休みは、子供の面倒を見る係りの人が市役所から学校に派遣されてきます。この人件費も給食費に入っています。この係りの人は、朝の始業前と放課後に子供の面倒を見に来てくれるのと同じ人たちです。

 

2時間15分もある昼休みの過ごし方

 

給食が終わると、まず、外で遊びます。それから、幼稚園の年少さんと年中さんは、お昼寝部屋に移動してお昼寝をします。小さなベットがいくつもあり、自分の枕と寝るときに必要な人形を置いておきます。

 

幼稚園の年長さんと小学生は、午後の授業まで外で遊びます。係りの大人がゲームを持ってきて一緒に遊んでくれたり、講堂で一緒にお絵かきをしたり、いろいろです。

 

まとめ

 

おかずもご飯も味噌汁も、全部いっぺんに配膳されて、教室で食べる日本の給食とは違って、給食室に移動してコースでいただくのがいかにもフランス的です。味は、私は食べたことがないのでわかりません。うちの子の友達には結構不評です。

 

▼給食に行かない、という選択もできますよ。面倒だけど、メリットもあります。

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A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。