フランスの笑っちゃう郵便・宅配便事情

郵便

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

出した郵便が相手に着くのが当たり前、なのは日本だけの話。フランスでは、郵便なんて相手に着くかどうかわかりません。重要な手紙は必ず書き留めにします。それでも、本当に届くか疑わしいです。日本の親族から、親切にも何かを送ってあげると言われても、緊急のものでなければ「受け取れるかどうかわから無いから」という理由で残念ながらお断りすることがあります。

 

何かを注文したり、送ってもらっても、それが郵便局からくるのか、chronoという宅配便でくるのかすらよくわからないことが多いです。

 

笑っちゃう郵便事情

 

在宅していても確認することなく不在票を入れられて、自宅から遠い集荷場まで取りに行かなくてはならなくなったり、不在票を入れられることなく、ご近所さんに預けられているということも普通にあります。

 

配達さんが、アパートの上の方の階に届けたくないときにも、在宅確認なく不在票が入っていたり、在宅しているとインターフォン越しに「下まで取りに来てくれますか?」って聞かれることもあります。上の階まで届けるのが面倒だからです。

 

不在票が入っていたから、指定の郵便局まで取りに行くと、「ここには無いよ!」と言われることもあります。「あなたの住所だと、あっちの通りの郵便局だよ」と教えてくれますが、不在票にはこちらの郵便局に取りに来るようにと書いてあります。私だって、「いつもの郵便局とちがうけど?」と不審に思いました。

 

日時指定したら、その日一日中在宅していなくてはなりません。何時に来るかわから無いからです。もし、不在中で受け取れなかったら、次にいつ受け取れるのかわかりません。

 

だから、フランスでは配達について、まったく信用していません。肉についても信用していませんけどね。

肉

肉は肉屋で塊で買うという習慣は、信用ならない社会で生きる一つの知恵かもよ

2017年7月25日

 

フランス人も怒っている!

 

こういった郵便や小包のゴタゴタには、フランス人も頭にくることがあるようです。うちのシェリーの同僚が、「フランスの郵便は全く信用ならん!」と怒っていました。

 

ある日、アマゾンで商品を購入し、配達があったけれど不在だったので不在票が入っていたそうです。ここまではよし。不在票を見ると、取りに行く場所「郵便局」とだけ書かれていたそうです 笑。

 

「どこの郵便局だよ!!!!怒」

 

そりゃ怒るのは当たり前ですよ。彼は、自宅から一番近い郵便局を訪れてみたけれど、「ここにはありません」と言われたそうです。頭にきて、商品をアマゾンに送り返した!と言っていました。

 

 relais colisって?

 

こういうことがしょっちゅうあるので、フランスの郵便・小包とはあまり関わりたくありません。何かを購入して小包で送ってもらう場合、一番確実なのは、relais colisを利用することです。日本で言うところの、コンビニ受け取りのような制度です。その辺の商店が、荷物を受け取ってくれます。そこに、身分証をもって取りに行くのです。件のシェリーの同僚も、relais colisが一番確実だと言っています。

relais colis

何かをネットで購入する場合、relais colisが選べると、本当に助かります。全てのネットショッピングで使えるわけではありません。私の場合は、いつも購入しているネットのコンタクトレンズ店で利用可能なので、助かっています。ネスプレッソのネット注文などでも利用可能でした。

 

しかし、このrelais colisにもヒヤッとさせられたことがありました。

 

いつも使っているコンタクトレンズが無くなったので、いつものネットショップで注文しました。配送にはrelais colisを選択し、自宅から一番近いrelais colis提携のお店を指定しました。

 

1週間ほどして、指定のお店に商品到着の連絡がネットショップから入りました。お店まで取りに行くとシャッターが閉まっているのが遠目に見えたので、「今日はお休みか〜」と思い、翌日取りに行くことにしました。

 

翌日、お店に行ってみると、営業時間なのにシャッターが閉まったままです。普通、フランスの小売店では例外的にお休みになるときには、その旨を知らせるための張り紙がしてあります。その張り紙もない。

 

変だなあと思いながら数日後、またお店を訪れました。すると、そのお店が倒産していることがわかりました。。。

 

この日になってようやくお店が売りに出されたことを知らせる大きい張り紙がしてありました。それでようやく気づきました。状況から察すると、私が注文したコンタクトレンズが届いた頃に店を閉めたようです。

 

じゃあ私のコンタクトレンズはどこに???私はこの時点で、自分が注文したコンタクトレンズは紛失されて、もう一度注文しなくてはならないことを覚悟しました。だいたいこういう場合は、こういう感じですよ。

 

参ったなあ、とりあえず諦めずにコンタクトレンズ屋に電話しなきゃいけないかな?と思いましたが、その前に、一応コンタクトレンズ屋の自分のアカウントから配送状況をチェックしてみました。すると、自宅からはあまり近くないけれど、別のrelais colisのお店に転送されていることがわかりました!あー、助かった。そのお店で無事にコンタクトレンズを受け取りましたよ。

 

まとめ

 

ポストに投函した手紙、注文した商品が当たり前のように届くのは日本だけのようです。郵便配達さんが配達するところに遭遇したら「お疲れ様です」と声をかけたり、小包を時間指定で頼んだら、なるべく1回で受け取れるように在宅しておくとか、配達さんの負担を増やさ無いように、利用するお客さんの方も気を使った方が良いと思います。一度このような素晴らしいシステムが崩壊したら、もう元には戻れません。フランスみたいに、不便な生活を強いられるようになりますよ。大事にした方がいいです。

 

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

フランスの公立学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。