フランス在住5年になるイベント苦手な我が家風手抜きクリスマスの過ごし方

クリスマス

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

本日はクリスマスイブ。

 

フランスにおいては、普段は財布の紐が固いフランス人もこの時期ばかりはユルユルに緩むらしくて、殺気立って買い物をしているところに遭遇します。ショッピングセンターも人でごった返しますが、特に、クリスマス直前期のスーパーやチーズ専門店などの小売店の殺気立ちぶりはすごいものがあります。

クリスマス

何もせずに過ごすクリスマス2018年

2018年12月25日

 

また、この時期はクリスマスプレゼントの送り合いで郵便物が軒並み届かなくなるのも毎年のこと。

 

フランスの家庭では、連日家族や親戚、友人たちと集まってfêteに明け暮れるそうです。一連の祭りが終わると、疲れでぐったりするらしいです。

 

日仏国際結婚のカップルのご家庭では、親族全員にプレゼントを揃えて郵送の手配をする、という家庭も多いです。漏れがないように、リストを作って念入りに用意するとも聞きます。毎年毎年、大変だろうなと思います。

 

渋柿家のクリスマスの過ごし方は?

フランスで暮らしているけれど家族にフランス人のいない日日家庭の我が家においては、最初の1年目こそ、フランス人の友人宅の昼食会にお呼ばれしましたが、その後は自宅で家族で過ごすのが定番となりました。

 

在仏5年目ともなると、さぞかし西洋風のキラキラしたクリスマスを過ごすと思われがちですよね?ご馳走作って、友達呼んで、って。

 

でも、我が家ではあまり変わったことはしません。ごめんなさいね、面白くなくて。誰も呼ばないし、今年はケーキ無し、サパンも無し、部屋の飾り付けも最小限なのです。

 

だって、自分が子供の頃にクリスマスを祝う習慣がなかったから、今更フランスにいるからって西洋風のクリスマスの祝い方とか、気持ちの盛り上げ方が、何年たってもイマイチよくわからないのです。そもそもクリスチャンでもないですしね。

 

私も夫も、近所のクリスマスマーケットで、ソーセージとフリットの盛り合わせとホットワインでも飲んで、ヨーロッパ風のクリスマス気分を味わったら、もう満足なのです。

 

どこかのお宅に招かれても、最初の頃は物珍しかったけれど、長時間の食事は疲れるということがわかっているので、行きたくありません。不特定多数と場所を共にするパーティーなんかも苦手。疲れるのです。

 

日本にいた頃は、お菓子を焼くのが趣味の時期があったので、ケーキを焼いて生クリームとイチゴで飾ったこともありました。クリスマスといえば、この程度でした。子供はまだ赤ちゃんだったので、プレゼントも無し。

 

しかし、ここはフランスですから毎年毎年、友人との会話や雰囲気に飲まれて、クリスマス前になってくると「何かしなきゃ!」ってプレッシャーを感じ始めて、高級食材を買ってみたり、普段は作らないようなご馳走を作ってみたり、特に食べたいわけでもないけれどクリスマスだからということでケーキを買ったり、生のもみの木を買って飾り付をしてみたこともありました。

 

でも、どういうわけか、残るのは徒労感。結局、自分たちの習慣にないものは無理して取り入れようとすれば疲れるし、そもそも、40年以上生きてきて今更適応させるなんて無理!クリスチャンでもないので、適応させる必要も無し!と、我が家なりに結論づけました。だから、

 

クリスマスは、ちょこっと雰囲気だけ味わって、子供のプレゼントを用意すれば十分!普段食べないものをちょこっとでも食べれば上出来!

 

ってレベルで、今年は過ごしています。5年目でこの境地に達した、という感じです。

 

フランスでの5回目?の手抜きクリスマスの過ごし方

 

まあ、こんなことは何の参考にもならないかもしれませんが、もし、クリスマスって疲れるわ、苦手だわ、っていう意識のある方は、こんな家庭もあるということで参考までにどうぞ。

手を抜いた点

  • ケーキ無し(気に入ったケーキ屋のケーキは普段から食べているから、クリスマスだからといってビュッシェを並んでまで買う必要無し。3人だから食べきれないし。そもそもバタークリームのケーキがそんなに好きじゃない。)
  • ケーキを買う代わりに作ろうかと思ったけれど、面倒くさくなってやめた(代わりにショコラとマロングラッセを購入)
  • サパン無し(生サパンは事後の処理が大変だったので今後買うつもり無し。偽サパンを置いたところで、飾り付けが苦手だから、綺麗に飾れなくて毎日眺めているとストレスになる。)
  • ワインをわざわざ買いに行かなかった(時間もなかったし、いただき物や家にあるのを飲むことにした。)
  • 誰も呼ばないし、誰の誘いにも乗らない(疲れるから。特に、フランス人との食事は長くて疲れるから行きたくない。)

 

我ながら、フランスにいながらにしてクリスマスにケーキ無し!ってちょっとひどいと思います。でも、うちのシェリーが、ケーキ買わなきゃ!それか作るか!?って取り憑かれていた私に、「ケーキなくても他のものがあるからケーキ無くてもいいんじゃない!?無理しなくていいよ」って助言してくれて目が覚めました 笑。

 

まあよく考えてみると、そもそも、クリスマスだからといってどうしてケーキを食べなきゃいけないのか?と言われればよくわかりません。甘いものならマロングラッセでもショコラでも、他の何かでもいいわけです。好きなものを食べればいいんじゃない!?って思いました

 

頑張った点

  • チーズ専門店で、普段買わないチーズをアペロ用に購入してみた(下に写真あり)
  • ついでに、チーズ専門店でラクレットを購入(25日のお昼用に)
  • 普段買わないショコラティエのショコラ詰め合わせや、マロングラッセを購入(これをケーキの代わりに食しました)
  • ホロホロ鳥を調理してみた(塩胡椒をして白ワインとトマトや白菜などの水分多めの野菜とハーブを加えて、オーブンで1時間加熱して余熱で放っておいただけ)
  • 子供が希望するプレゼントを日本から取り寄せた
  • クリスマスっぽい使い捨てテーブルクロスを購入(これを敷くだけでお手軽にクリスマスムード満点!)
  • クリスマスっぽいサンタの絵の紙ナプキンを購入(普段使いの紙ナプキンをこれに代えるだけでクリスマスムード満点!)
  • アドヴェントカレンダーをショコラ専門店で購入(昨年は買いに行くのが遅くて売り切れてしまったから、今年は早めに買いました)
  • お気に入りのパン屋さんで、パンデピスを購入してみた(数日かけてチビチビと紅茶と一緒にいただきました)
repas de noel

 

本日24日の昼過ぎからクリスマスっぽいことを開始!

食べる順番も我が家風

フランスのご家庭だと、クリスマスの日1日の過ごし方や、食事の順番にも作法があるのでしょうが、我が家ではそんなことも無視。クリスマスだからといって、満腹を超えるまで食べまくったり、一日中食べ続ければ疲れるだけだし、夜にたくさん食べても疲れて眠れません。だから、食事については無理のない量と順番でいただきます

 

まず、朝は普通の休日のようにダラダラと起きて、昨日の残りのバゲットとリンゴを食べて簡単に朝ごはんとしました。

8時間の時差のある日本に住む家族と、スカイプで会話。とりあえず、クリスマスなので。

10時過ぎのおやつタイムにコーヒーを入れて、ショコラとマロングラッセをいただきました(ケーキの代わりです)。

その後、ホロホロ鳥の煮込みをオーブンで温め直している最中に、お風呂に湯を張って、朝風呂に入りました。もちろん、お気に入りのロクシタンのラヴェンダーフォーミングバスで泡泡のお風呂にしました。

ラベンダーフォーミングバス

フランスの長い冬の乗り越え方 ロクシタンのフォーミングバスと香りでリラックス

2017年2月19日

 

12時頃からチーズアペロ開始。バケット切って、チーズ切って。クルミと写真には写ってませんが干しぶどうと共に、白ワインをチビチビいただきました。

アペロ

盛り付けが上手ではなくてごめんなさいね。三人分だから、こんな少量です。ちなみにチーズは上の写真右上から右回りに、

  • Brie de meaux(ブリはうちの子供が大好き。とろっとろの熟成タイプ。)
  • Chabichou du Poitou(蜂蜜と一緒に食べると、と〜っても美味しいです。私はどちらかというと熟成が進んでいないものが好み。)
  • Trou du cru(エポワスの小型版。一度に全部は食べられないので、横から真っ二つに切ってみました。)
  • Brillat savarin à la truffe(この時期にやたら売れているらしいトリュフ入り高級フロマージュ)

 

13時ごろから、ホロホロ鳥の煮込みを食べ始める(前日に仕込んでおいて当日温めるだけ)。アペロで腹4分までいっぱいになったので、各自が無理無く食べられる量だけを盛り付け(写真無し)。

食後のデザートは、ヴァニラのアイスと、チョコラティエで購入したヴァローナのショコラ。

コーヒーを淹れる⇨14時過ぎに終了!

その後、子供は好きなアニメをYouTubeで見始めました。

 

私は、その間にブログを書いて。夜ご飯は、バゲットの残りか、冷凍してあるご飯を解凍して佃煮と一緒にお茶漬けにして簡単に済ませます。ゆで卵でもして、リンゴを剥くかもしれません。この程度の食事量で済ませると、夜は普通に眠れますよ。

 

そして、夜、子供が寝静まったら、日本から取り寄せたプレゼントを枕元に置いて、明日の朝まで知らんぷりして寝ます 笑。

 

明日25日のお昼は、チーズ専門店で購入したラクレットを食べます。適度な量だけ食べたら、あとはまたダラダラ過ごして終了です。

▼翌日のラクレットの様子はこちら

ラクレット

自宅でまったり過ごすクリスマス 25日のお昼はラクレット raclette をしたよ!

2017年12月25日

 

まとめ 頑張ら無くてもいいんじゃない!?

 

なんでもそうですが、無理に合わせると、疲れます

 

こんなことを言ってしまっては元も子もないですけど、私、イベントごとって苦手なのです。特に主婦になってからは用意がプレッシャーです。お正月は昔から苦手で、主婦になってからは、核家族なのにそれほど好きでもないおせちを用意するのなんて意味がよくわからなかったから、かなり簡略化してしまいました。

 

近年は、自宅にいれば何か用意し無くてはいけないかな?なんてプレッシャーとの戦いになるので、毎年年末年始は旅行に出かけることにしています。ここ数年は、もっぱらコートダジュール方面を攻めています。

 

そして、フランスに来てからは、繰り返しになりますけど、自分の習慣にないクリスマスをするのもプレッシャーと感じるようになり、こんな風に簡略化されました。本当は、年末年始と同様に、どこかに泊まりに行って知らぬ間に済ませてしまいたいです。

 

親は簡略クリスマスで満足ですが、子供はクリスマスとなるとクリスマスっぽいことをしたがります。学校でも、友達との会話から、サパンに飾り付けをしたり、親戚縁者からたくさんのプレゼントをもらったり、交換したり、ビュッシュを食べたり、友達のうちでのパーティーに参加したり、という話を聞くからです。

 

昨日、今年の我が家のクリスマスにはケーキがない!と気づいた子供は、「なんで今年はケーキ無いの?ビュッシュ食べたい!」とか言いだしました。

 

そこで、どう答えたかというと、「イスラムの家庭ではクリスマスは祝わないのよ。宗教が違うからね。ファラやモハメド(学校の友達のムスリム)に、クリスマスどういう風に過ごした!?って聞いてみてごらん。きっと『は?何もしないよ』って言うよ。うちも、クリスチャンじゃ無いのだから、無理しないでちょっとクリスマスっぽく過ごしたらそれで良しとしようよ。」と。

 

まあ、どこまで納得したのかわかりませんけど、今日は機嫌よく食事をして、アニメを見ています。頭の中はすっかり、明日の朝、サンタからのプレゼントが届いているかどうか!?に意識が集中しているようです。

 

ちなみに、ホロホロ鳥の野菜煮込みは、塩加減がちょうどよく、あっさりした味に骨からしっかりだしが出ていてとても美味しかったです!

 

皆様におかれましても、よいクリスマスをお過ごしください。

 

Bonne fête!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。