フランスで子供を私立に行かせるか?公立で十分か?の問いに改めて答えてみる

cahier de texte

 

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

当ブログの人気記事の常に上位に入っている『フランスの私立小学校と公立小学校の違い』について、結局、渋柿はどちらをお勧めするのか?という点を少し掘り下げてみます。きっと、これから移住してくるご家庭では、「子供の学校どうしよう!?」と頭を悩ませているのではないかと思います。

フランスの私立小学校と公立小学校の違い

2017年1月23日

 

例えば、自分の友達や親族が日本からフランスに移住してくることになったとして、「子供の小学校は、家から近い公立でいいか、私立を探したほうがいいか?」と相談されたら、「自宅から無理なく通える範囲に私立があれば、その私立をまず第一希望にしてみるのがよいのではないか」と答えます。

私立といっても、フランスの場合は期日までに書類を出すだけです。あとは、校長と面接して決まります。欠員があれば、途中でも入れます。入試があるわけでもなく、日本と違って高い資金力が必要なわけでもないですから、結局、いろいろな家庭の子供が集まります。私立小学校に子供を通わせている親御さんの話から、それが伺われます。

それでも、公立よりは規模が小さく家庭的で、職員の目も行き届くと思います。どうしようもない困った家庭や子供は入って来にくいでしょう。実際に、公立から私立に転校させた親は、「とても家庭的で気に入っている」と話しています。

だから、親の余計な心配が少なくて済むという点で、私立をお勧めします

当ブログでは、フランスの公立小学校の先生がしっかりしていて満足している、公立で十分、という論調です。これは、我が家の場合は、今となっては子供はフランス語に特に問題なく、友達もできている状態だからです。私も、親切なママ友さんによくしてもらって助かっています。

我が家では、以前、学校内にどうしようもない暴れん坊がいたという心配事もあったので私立を見学しましたが、私立が少し遠かったのと、教育内容はさほど変わらなそうだと感じたので、毎日の送り迎えの負担を増やしてまで転校させようとは思えませんでした。この点は、記事に書いた通りです(暴れん坊はその後転校しました)。だからこのまま公立小学校に通わせます。

フランスの私立小学校に転校させる気満々で見学に行ったよ!申し込みはどうする!?

2017年1月25日

 

しかし、これから移住するというご家庭の場合は、その点を差し引いて、より心配事の少なくて済む私立から当たってみるほうが良いのではないかと思います

▼特に最初の一年は心配事が多いです。

子どもはあっという間に言葉を覚える、というのは嘘!バイリンガルになるには何年かかるのか?

2016年11月23日

 

ただし。毎日の送り迎えがあるので、家から無理なく通えるところでないと大変です。わざわざ遠い私立に行くよりは、近場の公立のほうが、具合が悪くなった時にすぐに迎えに行けるし、近所に友達ができるかもしれません。それに、私立だからといって、結局いろいろな子がいるし、特別勉強熱心というわけでもありませんしね。

学校が遠い場合の最大の欠点は、放課後のアクティビティーに支障が出るということでしょうか。フランスの学校では大したことをやりませんから、放課後にどんな活動をするか?というのが結構重要なのです(この辺のことは、何度か記事にも書いています)。学校が遠ければ、時間も食うし、アクティビティーに回す体力も持ちません。

その点、街中に住んでいれば公立は近いです。中学になれば学区が広くなりますが、小学校は点在していますから、家の近くです。我が家から子供の通う公立小学校までは、徒歩10分以内。これでも遠い方です。学校の目と鼻の先に住んでいる同級生もたくさんいます。

また、近所の公立に行った場合、同じアパート内に親切な同級生がいて、親子共々助かっちゃうかもしれません。私が前に住んでいたアパートではそうでした。本当に大助かりでした。そして、楽しかった。

フランスのアパート

フランスのアパートの話。前のアパートは親切な住人が多くてよかったなあ。

2017年10月31日

 

もし、より良い公立に当たる可能性を高めたいのであれば、住む場所を選ぶということもお忘れなく。公立で十分か?と問われれば、まあ十分ですよ。

 

A bientôt!

ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。