【海外移住とうつ】その21 長い長〜いトンネルを抜けてから思うこと 海外移住→うつ状態は通過儀礼!

Bonjour à tous! 渋柿です。

長きにわたって、海外移住してからうつ状態に陥り、寛解に至るまでの出来事を思い出しながら書いてきました。

控えめにみても、事故レベルの人間関係(!)に囚われていたことが客観視できて、書き出してみてよかったです。自分の中で一区切りつかせることができました。これからは、過去の悪い人間関係によるダメージは綺麗さっぱり切り捨てて、自分のやるべきことに集中しながら、フランスでの生活を粛々と続けていこう!って思えました。

もう二度と会うことはないでしょう(嬉)!!!

そして、非常に残念なお知らせですが、表題に書いた通り、海外移住してからうつ状態に陥るというのは、海外移住にまつわる通過儀礼のようなものではないかしら、と気づきました。

程度の差こそあれ、日本人村に関われば同じようなイザコザに巻き込まれて嫌な思いをしたり、移民として嫌がらせを受けるということは日常的にあることです。残念ながら。みんな、言わないだけです。

仮に人間関係がうまく行っていても、日々外国語を通じさせなければならないストレスや、食べ慣れた日本食がなかなか食べられないというだけで、メンタルにダメージをくらいます。海外移住生活では、うつ状態に陥る要素が日々満載ということです。

逆にいえば、日本という国に日本人として暮らすということが、とても快適でストレスが少ない状態だったということだと思います。

アドラー心理学によると、人間関係に入っていくことがストレスの根源ともいいます。つまり、人間関係のあるところでは常に、ストレスからうつ状態に陥る危険性があります。

目次

人生全体の長〜いトンネルの話 うつと付き合ってきた半生

思い返してみると、私が日本でサラリーマンをしているときにも陰湿ないじめからうつ状態になって休職しました。主婦になってから働いたパート先の病院では、とんでもない搾取系医師と関わることになって、逃げるように退職したこともあります。とある士業の事務所で働いていた時にも、サイコパス系の先生から過大なストレスを受けて心療内科に通院しました。

さらに遡ると、実家で生活している頃は父親がアル中で夫婦仲が非常に悪く、家族の機能が不全となっていてストレスから髪の毛を抜いたりという自傷行為をするに至りました。小学校からずーっと学校は楽しくなくて、サイコパス系の担任にあたったり、自分のミスではないのに連帯責任で罰せられて嫌な思いをさせられたり、給食では嫌いなものを無理やり食べさせられたり、卒業式では思ってもいないことを大きな声で言わされたりと、屈辱的な思いをたくさんしました。

それもこれも、人間関係のあるところです。家庭環境もそうですが、職場環境には本当に恵まれませんでした。結婚して主婦になって心底ホッとしましたもん。

今となっては、サラリーマンやパートをしていたのはもうずいぶん前のことで、今の私の人生とは関係のないこととなりました。しかし、海外移住という一大事を果たし、おそるおそる一歩み始めてみると、またもや人間関係や環境の変化からうつ状態へ。実家のゴタゴタも、日本から遠く離れた場所で暮らしているというだけで、私に対する悪影響は少なくなったとはいえゼロにはなっていません。父親もなくなったことですから、徐々に影響が少なくなってはきましたが。

実家からはいまだに悪影響を及ぼされそうになります。フランスに来てまで実家のことでくよくよしている私に、夫は言いました。「もう、実家で生活していた期間より、結婚してからの方が長くなるのだから、もう実家の人ではない。新しく自分が築いた家庭の人だ。だから、実家のことはもう切り離して、自分の家庭を見つめていればいいよ。」と。夫の言葉のおかげで、過去にとらわれる気持ちもようやく癒えてきました。

そして、今回のように、海外移住に端を発したうつ状態も寛解へと至りました。子供も大きくなってきました。今こそ、幼少期の呪縛や洗脳、実家、海外での人間関係のアレコレから解き離たれて、ようやく自分の人生を歩み始める時だと感じています。

長かったなあ。今から何ができるだろう?

海外移住とウツに関する長い連載をお読みいただき、ありがとうございました。そして、夫よ、ありがとう!

参考図書

寛解間際からよく読んでいた本はこちら。自己肯定力を高め、頭の中をクリアにするのに役立ちました。

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A bientôt!

この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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