Bonjour à tous! 渋柿です。
現地小学校に通ううちの子供の今年のクラスは、基本的に宿題がありません。pas ou peu de devoirsってことだったので、たまーに出ることはあります。

では、今までどのような宿題が出たのかというと、
- 発音が同じだけど綴りが違う言葉を何といいますか?⇨同音異義語homophone
- 文法の勉強をサボると将来どういうことになるのか?について、親と話し合ってくること
- 将来何になりたいか?その理由についても考えてきてね
- dictéeのテスト結果について、親にノートを見せて報告すること
以上です。何これ?って感じでしょ。
担任の方針では、宿題を出さない代わりに、家庭では親子で会話をしてください、とのことでした。だから先生は、「親子の会話ネタ」を宿題の形で提供してくれているのだと思います。なんとも合理的です。
様々な職業希望の子供たちと合理的な先生
子供に聞いたところ、人気の職業は、消防士だったそうです。面白いところでは、「畑の見回りの人がいない時に見回る係の人」を希望する子がいたそうです。それってカカシじゃない!?って、我が家では突っ込みました 笑。
文法の勉強をサボると将来どうなるか!?ってことに関しては、このポイントを理解しないと、どうして文法なんて勉強しなきゃいけないのか?子供は理解できないからでしょう。要するに、読めない・書けない・人の言っていることもわからなくなる、ってことです。このポイントを認識させてから文法の勉強に入るなんて、とても合理的と思いました。
同音異義語については、「日本語にもたくさんあるよ!」と言って、具体的にどんな言葉があるのか、子供に考えさせてみました。橋と箸とか、雲と蜘蛛とかね。「あ〜、そういうやつね!」と納得していました。
まとめ
まあ、十分ですよ。宿題出なくてもノートを見ながら会話することもあるので、学校でどんなことをやっているのかもわかりますしね。先生も、ポイント押さえて合理的にやっているというのがわかるので、特に心配することはありません。
フランスの小学校って、楽です。
A bientôt!