安い物には訳がある『低価格のビオ食品、その品質は?(TF1 2017年2月7日夜の放送より)』

ビオ

Bonjour à tous! 渋柿です。

 

常々、スーパーマーケットのビオ商品って、安いから信用ならないのでは!?と思っていたら、つい先日、こんなニュース番組をみました。予感的中!!!

 

フランスでは、安い物に良い物なし!安い物には訳がある!

 

今後の買い物の参考にどうぞ。

 

LES ALIMENTS BIO À BAS PRIX SONT-ILS DE QUALITÉ ?

 

低価格のビオ食品、その品質は?(TF1 2017年2月7日夜の放送より)

 

ALIMENTATION – Le bio est partout. Dans les supermarchés, les rayons doublent de taille au fil des ans. Mais comment les enseignes parviennent-elles à fournir du bio à prix abordable ? La qualité est-elle garantie ? Réponse.

 

ビオ商品はどこにでも売っています。スーパーマーケットでは年々その売り場面積が広がっています。しかし、どうやって、手頃な価格のビオマーク商品がこんなに増えたのでしょうか?品質は確かなのでしょうか?

 

番組の概訳

 

年々ビオ商品が増えて、今では20商品に1つにビオマークが付いています。このスーパーマーケットでは、過去3年間で約2倍のビオ商品を取り扱うようになりました。

 

でも、ヨーグルト4パックが0,72ユーロとか、安すぎやしませんか?

 

なぜそんなに安価にビオ商品を提供できるのか知るために、ビオ商品を生産している工場を訪れました。この工場では、電子レンジでチンするだけで食べられるキヌアを生産しています。

 

この商品です。(私、近所のスーパーで見たことあります。)およそ、2,50ユーロで市場に出回っています。

 

こちらがキヌア。ボリビア産です生産地が遠いですが、ここの工場の責任者はきちんと基準を守った上で生産させることを実現しています。品質証明書には、殺虫剤などが微量だに検出されなかった aucune trace と記載されています。

 

どうしてこの工場製のキヌアが、同等の農家製のビオキヌアより約40パーセントも安い値段で販売することができるのか?その理由について、この責任者は、キヌアを大量購入することによってのみ説明します

つまり、大量購入することによって、輸送費などのコストを価格に吸収することができるから、少量しか購入しない農家よりずっと安く商品を作ることができるのです。

 

記 者  C’est du bio industriel? 工場製ビオですよね?

責任者  Oui, c’est du bio INDUSTRIEL dans la façon de fabriquer, et dans la matière première on restra toujour ARTISANAL. はい、製造法においては工場製ですが、原材料は常に手作りですよ。

 

記者  ARTISANAL, le mot est fort. 『手作り』っていう言葉は言い過ぎです。

実際に、工場製ビオ商品の原材料記載をみると、パーム油やsodiumやdextorseが入っていますよ。ほら、こんな風に↓

 

では次に、冬だというのにスーパーに出回っている、こちらのスペイン産のビオトマトを取り上げてみましょう。

 

このトマトは、スペイン・バレンシア地方のビニーハウスで作られています。ここでは、ビオとビオでない農産物も一緒に作っています。このビニーハウスから生産される農産物のうち、15パーセントがヨーロッパ中に輸出されています。

 

この人は、こので何年もの間、農産物の収穫作業をしています。この人がいうには、ビオは殺虫剤 pesticide などは使っていないけれど、ビオとビオでない普通の農産物conventionnel には大きな違いはない、とのことです。実際にここのイチゴの収穫では、素手でイチゴを摘みます

 

収穫の手伝いをする人は、農場の周りのこんなところで生活をしています。

 

生活している場所にはゴミも散乱しています。

 

そして、このビニールハウスと地続きに、化学工場があります

 

こんな風に煙モクモク。

 

そして、こんな風に一斉にビニールハウスに水を撒きます

 

これが、その水源です。近くの沼です。11月の初旬には、ビニールハウスに散水するために集中的にここから水を汲んだために、この沼が干上がりました。

 

安いビオ商品を買う時には、こういった事情を勘案する必要があるでしょう(記者まとめ)。

番組以上。

 

まとめ 安い物には訳がある!

 

工場の責任者は、工場製のキヌアは、一括大量購入により安さを実現していると説明しています。記者は、「工場の責任者は、安さ実現の理由を、一括大量購入それ一点のみで説明している」と言っています。

 

穿った見方をすれば、ボリビアという遠隔地で生産されているので、その品質が保証されているのかどうか確かではないです。品質保証書なんて偽造するのは簡単です。記者はこの点を怪しんでいるのでは?

 

そして、このスペイン産ビオトマトは、化学工場と地続きの場所で、化学工場の近くの自然の沼の水を使って育てられ、ゴミが散乱する場所で生活する労働者が素手て収穫している商品、ということです。

 

どうしましょ。明日から何を買いましょうか。

 

A bientôt!

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ABOUTこの記事をかいた人

渋柿

日日家庭の妻。フランスの公立小学校に通う子供の母であり夫は日本人。フランスに移住して5年。投資歴10年。音楽歴は30年以上。フランス語はアリアンスでC1クラスに入るレベル。国際結婚でも駐在奥様でもない独自の視点で、フランスから海外移住や学校生活など様々な話題を渋くお届けしています。