【海外移住とうつ】その15 うつ状態突入! 息のできる透明な袋をいつも頭にかぶっている感じ

Bonjour à tous! 渋柿です。

前記事 【海外移住とうつ】その14 メンタル悪化 これってうつ?最初の症状あらわる からのつづきです。

うつ状態のときというのは、常に「息のできる透明な袋をかぶっている」ような感じでした。言いかえると、頭に靄(もや)がかかっているような感じです。

具体的には、集中力が持続しなくて、考えがまとまらず、段取りや細かい作業が苦手になりました。

例えば、私は結構料理好きな方だったのですが、何を作ったら良いかわからず、作るのが面倒くさくて仕方なくなりました。作れたとしても何品も一緒に作ることはできず、単品が精一杯。

細かい作業が苦手になりましたから、手編みの毛糸の小物を作ることができなくなりました。今なん目か?とか何段めか?とか全然考えられませんでした。

また、旅行好きだったのに、パッキングができなくなってしまいました。パッキングって、「何を持っていくか考えて選別し、スーツケースに入るように立体パズルのように組み合わせて収納する」という、高度な作業なのです。うつの状態でそんな高度な作業ができなくなったのでした。

そのおかげで、旅行にも行きたくなくなりました。行った先で食事をどうするか?部屋にどんな設備がついていて足りないものはなんなのか?など考えることができなくなってしまったのです。健康で旅行好きな状態だったら、こういうことを考えるのが旅行の楽しみなのでしょうけど。考えることがストレスになりました。

そして、予約していた旅行も、キャンセルしました。飛行機代は戻ってきませんでしたが、仕方ありませんでした。家から離れた場所に行く自信が全くなくなってしまったのでした。

私は機嫌がわるいことが多く、夫婦喧嘩も多くなっていきました。夫は私のメンタルが健康ではなくなっている、ということに気づいていなかったので、普通の人に対する対応をしてくれました。これが、火に油を注ぐ結果となり、大げんかに発展することも。

夫が、いよいよ私の状態がおかしい、と気づいたのは、私の父が亡くなったあとに私のメンタルがさらなる悪化をみせてからのことでした。

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今思い返してみても、ただただ辛かった数年間でした。よく思い出せませんが、よく思い出せないのにその状態で2、3年も経ってしまったということにショックを感じます。

もし、読者さんのなかで「私もなんだか同じ症状かも」と思った人は、早めに周りの人にSOSを出すことをお勧めします。

つづく。

A bientôt!

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この記事を書いた人

日本人一家でフランスに教育移住して10年近く。9月から念願の学生に。子供はコンセルヴァトワールで音楽をやりながらクワトロリンガルを目指す中学生。

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