Bonjour à tous! 渋柿です。
フランスの秋休みの1週目も終わろうとしています。
9月に新学期が始まると、フランスでは慌ただしい日々が続きます。
進学・進級はもちろん、各種習い事の申し込みが一斉にはじまり、新しい生活パターンにようやく慣れてきた頃に、2週間の秋休みが始まってホッと一息つく、というのが毎年のパターンです。
このペースに慣れると、とてもいいものですよ。
9月10月は、過ごしやすい気候でもあるし、長い夏休みのあと、休むのにも疲れてそろそろ新しいことを始めたくなる季節でもありますから。

フランスの子供はどうやって秋休みを過ごすのですか?
秋休みに限らず、フランス人のいるご家庭では、お爺ちゃんお婆ちゃん家や、親戚の家に行くということをよく聞きます。
我が家のような日本人だけの家庭だと、頼れる親族はいませんから、子供が小さい間は、centre de loisirsという、有料で子供を預かってくれる施設に朝から夕方まで預けることが多かったです。
子供が大きくなってくると、預けられる施設が少なくなってきますし、子供自身もあまり行きたがらなくなります。
親としても、幼児にくらべれば格段に手がかからなくなってきたので、家で過ごさせても苦にならなくなりました。
第一、預ければお金がかかりますから、家計にも優しくなってきました。
秋休みはホッとするよね
9月の新学期から続いていた忙しい日々が一区切りして、秋休みがくるとホッとします。
何年もこのパターンを繰り返しているので、9月と10月はいくら忙しくても、休みがもうすぐくる!と頑張ることができます。
学校や習い事のための毎朝毎晩の送り迎えから解放されます。宿題の管理からも解放されます。
預けている日は、子供のお昼の支度もしなくて済みます。
まとめ フランス人は人間の活動リズムを熟知している!?
フランスでは6週間学校に通うと2週間の休みがあります。
人によっては、子供に休みが多すぎて困る!という人もいますが、このパターンになれると、とても快適です。
6週間だけ頑張ったら休みが来るのですから。
最近では、フランス人はこの快適パターンを知っていて制度に組み込んだのでは!?と思ってしまうほどです。
休みはしっかり休んで、休み明けから6週間だけ頑張る。これを何度か繰り返すとあっという間に夏休みがやってきます。
こうやって、どんどん年を重ねて行くのでしょうね。
今週は、溜まったゴミを処分したり、ちょっと念入りに掃除したり、冬物を出したりして冬支度です。
このような体と心に優しいパターンで生活できるのは、フランスに移住してよかったと思える点でもあります。
皆様もよい休日を。
A bientôt!

